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(7)クラフトマン船(シップ)体験講座vol.4 〜木の不思議発見〜
(1)実施内容 日本の木の文化、「蒸し釜」等、器材・器具について解説・説明をし、蒸し釜から出した杉材(45×210×4100)2本(スギ・ケヤキ)を、体験参加者が手で押し曲げる。
 
(2)実施目的 木造船の優美さの中には、それが持つ曲線美がある。この曲線美を作り出すための造船技術として、木材を蒸すことで柔らかさを出し曲げていくというものがある。この一見「硬い」木材が蒸しあげることで「柔らかく」なる、この木の持つ特性を体験的に学ぶことを目的とする。
 
(3)実施日 平成16年10月17日(日)
 
(4)実施場所 復元船前(東ウイング広場)
 
(5)所要時間 13:00〜15:00(約120分)
 
(6)参加者 30人(大人18人・小学生以下12人)
 
(7)プログラム
時間 項目 内容
12:45〜 受付 体験学習参加者の住所・氏名等を控える
13:00

15:00
体験学習
(受付随時)
1 「蒸し釜」等、器材・器具の説明
2 木材を曲げる体験
1回、約6人程度の体験学習者が蒸しあがった杉材とケヤキ材を手で押し曲げる。
終了後随時 アンケート 1 体験学習感想文用紙を配布
2 感想文記入者に記念品を渡す
 
(8)役割分担
総括 村上 伸介 企画広報課長
サン・ファン館 講師 島 利昭 施設船舶課長
芳賀 亨 船舶担当
山田 登志男 船舶担当
広報 広報(渉外) 村上 伸介 企画広報課長
タイトル作成 高橋 由佳 学芸員
連絡調整・企画指導・講師補助 渡邊 直樹 企画指導係長・鈴木 博晶 広報係長
 
(9)実施状況(受講風景)
 
 
 
 
 
 
(10)所感
 今回の体験講座は、木造船を建造する際の外板を曲げる伝統技法なので、講座の内容が市民になじみがないということもあり、来年度以降実施に当たっても、広報の方法に工夫が要されるので、地元新聞社等の取材等により市民に木の持つ特性の広報活動を推進していく必要が考えられる。







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