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祝辞
 
 
静岡県知事 石川嘉延
 
 霊峰富士を仰ぎ、豊かな自然に恵まれたここ静岡県に、全国各地から多数の選手・監督・役員の皆様をお迎えして、JOCジュニアオリンピックカップ第12回全国中学生なぎなた大会が盛大に開催されますことは、誠に喜ばしく心から歓迎申し上げます。
 なぎなたは、我が国固有の伝統文化であり、修練によって、技を練り、礼儀を重んじ相手を尊ぶ心が養われ、また、老若男女を問わず生涯を通じて親しむことができる武道であり、豊かなスポーツライフの実践や健康の保持増進に極めて有益なスポーツであります。
 昨年、本県で開催された「NEW!!わかふじ国体」のなぎなたの競技においては、敏速な動きの中から打突の機会を見出し、全力を挙げて技を競い合う素晴らしい試合が、全国から選び抜かれた選手の皆さんによって繰り広げられました。このような中、本大会が、なぎなたを愛好する中学生の技の向上と、心身の健全な育成を目的に開催されますことは、本県のスポーツの振興に大いに寄与するものと確信しております。
 選手の皆さんには、日ごろ鍛えられた力と技を遺憾なく発揮され、郷土愛と誇りをもって、素晴らしい成績を収められますことを期待しております。そして、全国各地から集まった仲間との交流と友好の輪を広げ、皆さんにとって本大会が心に残る大会となりますことを願っております。
 結びに、開催に当たり、多大な御尽力を賜りました関係各位に厚く御礼を申し上げますとともに、本大会の成功を祈念しまして、私のお祝いの言葉といたします。
 
 
 
財団法人 日本オリンピック委員会
会長 竹田恆和
 
 JOCジュニアオリンピックカップ第12回全国中学生なぎなた大会が盛大に開催されますことを心よりお喜び申し上げます。
 本年で第12回目を数える今大会は、中学校教育の一環として中学生に「なぎなた」を実践する機会を与え技術の向上と普及を図り、心身ともに調和のとれた健全な中学生の育成と生徒相互の親睦を図ることを目的とするとともに、将来性豊かなジュニア選手の啓発を推し進め、世界選手権大会等の国際舞台において世界のトップアスリート達と伍して競技できる選手を育成し、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって相互に理解し合える若人を育てることを意義としております。
 今大会に参加される選手の皆さんには、日頃鍛えられた技を充分に発揮され、正々堂々と全力で競技されることを希望するとともに、なぎなたの修練をとおし、心を磨き、気力と体力を養い、将来、日本を代表し国際大会に出場する選手として、また、スポーツを通して世界平和に貢献出来る選手として大きく育たれることを期待しております。
 おわりに、本大会の開催に向けてご尽力された財団法人全日本なぎなた連盟をはじめ関係者の皆様方に心から敬意を表しますとともに、大会のご成功を祈念し挨拶の言葉とさせて頂きます。
 
 
 
財団法人 日本中学校体育連盟
会長 藤崎武利
 
 JOCジュニアオリンピックカップ第12回全国中学生なぎなた大会、おめでとうございます。この大会が静岡県で関係者のご熱意により盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
 さて、全国から参加されました選手・監督の皆さん、日頃の稽古で修練されました技と気力を十分に発揮され、勝利を目指してください。
 また、この大会が日本古来の伝統武道である「なぎなた」を競い合い、全国中学生の愛好者が増える機会になることを期待します。
 今日、参加された中学生の皆さんは、なぎなたに取組むことで正義感や公正を重んじる心を体験できます。そして、生活をより豊かにし、感動する機会に恵まれることは、名誉であり、大切なことであります。
 終わりになりましたが、大会関係者のご苦労に思いを寄せながら、この大会の成功を心から願い、挨拶とします。
 
 
 
藤枝市長 松野輝洋
 
 JOCジュニアオリンピックカップ第12回全国中学生なぎなた大会がここ藤枝市で、全国各地から多くの選手をお迎えし、盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
 また、本市の花「藤」の花言葉のとおり、心から歓迎申し上げます。
 昨年静岡県では、「NEW!!わかふじ国体」が開催され、本市でも3種目の競技の会場となりました。大会は民泊といった初めての取り組みも市民皆様の温かなおもてなしが評判となり、来藤された選手、関係者の方々から好評の内に無事、終了することができました。
 なぎなたは、心・技・体の鍛錬により、健全な心身の育成を図ると共に、礼節の精神を重んじる日本古来の伝統武道であります。皆さんは、日頃の厳しい稽古を通して、技量の向上はもとより、豊かな人間形成に努めておられるところであり、将来の社会生活に役立つものと確信しております。
 本日出場される選手の皆さんには、不断の努力の成果をいかんなく発揮され、中学生らしい元気あふれる試合を披露していただくと共に、全国の選手相互の友好交流を深めていただきたいと思います。そして、思い出に残る大会になりますよう願っております。
 結びに、本大会の開催に当たり、ご尽力いただきました関係各位に対し敬意を表すると共に、大会の成功となぎなた競技の益々の普及、発展を祈念いたしまして、歓迎の言葉といたします。
 
 
 
静岡県なぎなた連盟
会長 斉藤和可子
 
 JOCジュニアオリンピックカップ第12回全国中学生なぎなた大会にご参集下さいました選手・監督・役員の皆様を心から歓迎申し上げます。
 選手の皆様には、日頃から熱心な練習に励んでこられたものと思いますが、伝統武道としての「なぎなた」の精神を体現するなかで、正々堂々の競技を展開していただきたいと期待いたしております。
 静岡県なぎなた連盟では、昨年、本県において開催されました静岡国体に向けて、「凛」を合い言葉として選手の強化・拡大を推進してまいりましたが、一応の成果が得られたものと思っております。全国各地におかれましても、心身の調和のとれた健全な生徒の育成のために、なぎなた競技の普及・拡大に向けて活発な活動がされておりますことは大変心強く嬉しく思います。
 中学教育の一環として開催されます本大会が、その趣旨のもと、参加された皆様の交流と友情の輪を広げられ、有意義な思い出深きものとなりますようお祈りいたします。
 終わりに、本大会の開催にご尽力いただきました全日本なぎなた連盟をはじめ、関係皆様にお礼申し上げまして、歓迎の言葉といたします。







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