地区だより 地区行事のご紹介
香川県地区小型船安全協会では、「親子海洋教室」、「稚魚放流」を毎年の恒例行事として開催されておりますのでご紹介します。
【事務局】
海洋教室を開催しました!
ディンギーヨットを体験しました!
香川県地区小型船安全協会は、平成元年から「全国海難防止強調運動」の一環行事として、親子特に未来を担う子供たちに海で楽しく安全に遊ぶための知識・技術・マナーなどを体得してもらうとともに、広く一般市民への海難防止思想の普及と健全なマリンレジャーの発展を図ることを目的として「親子海洋教室」を開催しており、平成16年度は日本財団の助成事業として平成16年7月25日(日)、香川県小豆郡池田町にある「小豆島ふるさと村」において、一般参加者123名(子供64名)、小安協関係者26名、日赤救急法指導員3名、香川大学ヨット部3名、高松海上保安部、坂手海上保安署の海上保安官40名の他関係者多数が参加して「海洋教室」を開催しました。
【体験航海】
高松からの一般参加者100名は、巡視船くまの及び巡視艇くりなみに乗船して午前8時30分高松を「小豆島ふるさと村」に向け出港しました。出港後、多島美あふれる庵治水道を体験航海して、池田湾に到着しました。
【開会式】
田村副会長の開会宣言、八木池田町長、福山坂手保安署長の祝辞があり、最後に行事のお手伝いをするスタッフを紹介しました。
【人命救助訓練見学】
開会式修了後、全員が海岸に集まり、海上安全指導員と海上保安官による沿岸海難救助訓練を見学しました。
訓練は、近距離もやい銃により、遭難船にロープを渡して、小型ボートにより遭難船乗船者を救助するものでした。訓練途中、ロープが絡まり一瞬ドキッとしましたが無事遭難者を救助することができ、参加見学者から歓声と拍手が起きました。
訓練見学終了後、海洋教室を開会、昼食をはさんで色々な体験などをしました。
【ディンギーヨット・カヌー】
当日は、ディンギーヨットにとっては最適な風が吹き、香川県ヨット連盟及びふるさと村マリンスポーツ担当者の指導のおかげで、スイスイ。
カヌーはお父さんも体験、ふらふらと不安定、おっかなびっくりで子供に先を越されてしまいましたが、何とか漕げるようになりました。
【クルージング】
池田湾内の弁天島周辺をプレジャーボート4隻でクルージングを行いました。
普段プレジャーボートに乗船する機会がないので、子供たちは爽やかな風を切り快走するクルージングに大喜びをしていました。
【ゲーム】
海が目の前に広がるプールで思い切り楽しんだ後、いよいよイベントも最終種目、小学生以下の子供を対象に、2名1チームで、救命胴衣を着て、ビーチボール運びを行いました。低学年では、救命胴衣の着用に手間取り、お父さんお母さんの手助けが必要でしたが、着用後は急いでボールを運んでいました。慌てていたので転倒者もあり、会場は笑いと歓声に包まれました。
平成16年度で19回目となる「親子海洋教室」は、日本財団の助成事業「海洋教室」として開催し、無事終了することができました。
開催に当たり、池田町、日本赤十字社、香川大学ヨット部、高松海上保安部、坂手海上保安署、池田町関係者の皆様方にご協力ご支援を頂きました。厚くお礼を申し上げます。
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