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琵琶湖岸を走る鉄道ローカル線の活性化に関する調査 報告書

 事業名 海岸線のローカル線を活用した地域交通の促進に関する調査
 団体名 関西交通経済研究センター  


(5)新幹線新駅の活用
<考え方>
・栗東市に設置が計画されている新幹線新駅((仮称)びわこ栗東駅)は、都市間の移動を、安全・快適・確実に行うことはもとより、地域の知名度アップや観光客の増加、様々な都市的機能の立地促進などの波及効果を及ぼすものと期待されている。
・滋賀県内に新幹線駅は米原駅一つだけである。新駅の開業により、県の玄関口が2個所となり、多様な観光ルートを設定することが可能となるなど、新幹線を利用した滋賀県への観光客の増大が図られるものと考えられる。
・新幹線を利用して来県する観光客の増大により、ローカル線の利用促進に対しても大きな効果が得られるものと期待される。
 
<検討方向>
・びわこ栗東駅と米原駅をゲートウエイとする新幹線を活用したルート開発により、広域的な観光推進を図る。
・びわこ栗東駅周辺のまちづくりを進めることで、駅を中心とした賑わいの拠点とする。
 
[新幹線(仮称)びわこ栗東駅への期待]
 新幹線の(仮称)びわこ栗東駅は、平成22年度頃の開業を目指して計画が進行中である。新駅の開業により、新たな観光ルートの設定などによる観光入込客数の増加に、大きな効果があるものと期待されている。中京圏や首都圏など中長距離から新幹線を利用し、米原駅とびわこ栗東駅を出入り口として滋賀県へ来訪するルートの開発を進めることで、その効果がさらに高まるものと考えられる。
 
[取組例]
 
多様な観光ルートの開発
 調査対象路線の沿線を中心に、県内の豊富な資源を有機的に組み合わせることにより、多様で魅力的なルートを開発し、観光誘客を促進する。特に、観光客による鉄道利用促進のためには、中長距離からの誘客が効果的であることから、中京圏や首都圏などから新幹線等を利用してびわこ栗東駅や米原駅を出入り口として滋賀県へ来訪するルートを中心に開発を進める。
 
モデルルート案1(春)
「琵琶湖に注ぐ名水と水郷めぐり」
1日目
各地→[米原]―(JR)―醒ヶ井(居醒の清水、梅花藻、など)―(JR)―米原―(近江)―八日市=(バス)=永源寺(永源寺、永源寺ダム、こんにゃく、ワイン、など)===宿泊地(東近江市内泊)
2日目
宿泊地=(バス)=八日市―(近江)―近江八幡(八幡堀、水郷めぐり、など)・・・長命寺港〜(船)〜烏丸半島港=(バス)=[栗東]→各地
 
*春の陽光の中、名水で有名な醒ヶ井の地蔵川や、琵琶湖に注ぐ主要河川である愛知川上流の永源寺地区、さらには近江八幡の水郷めぐりなど、「水」をテーマに周遊するルート。
*宿泊地は永源寺地区など東近江市内で設定。
*新幹線米原駅とびわこ栗東駅を発着とする。(なお、びわこ栗東駅開業までは、2日目の船での到着港を大津港とし、京都駅から新幹線で帰る。)
*沿線の他の資源例・・・太郎坊宮、八日市大凧会館、八幡山城趾、等
 
地蔵川
 
水郷めぐり
 
モデルルート案2(夏)
「琵琶湖環境体験ツアー」
1日目
各地→[米原]―(近江)―河辺の森(河辺林の見学、各種森林体験、など)―(近江・JR)―草津=(バス)=琵琶湖博物館(見学、プログラム参加、など)・・・烏丸半島港〜(船)〜雄琴温泉(泊)
2日目
雄琴温泉港〜(船内で水環境学習などのプログラム体験)〜烏丸半島港=(バス)=[栗東]→各地
 
*夏休みの家族連れなどを対象に、琵琶湖を取り巻く自然環境に触れるルート。
*2日目は、「環境学習船」などに乗船し、船内で各種プログラムを体験する。
*宿泊地は雄琴温泉で設定。
*新幹線米原駅とびわこ栗東駅を発着とする。(なお、びわこ栗東駅開業までは京都駅を利用。)
*沿線の他の資源例・・・グリム冒険の森、十二坊温泉、金勝寺、等
 
河辺いきものの森
(河辺いきものの森HPより)
 
琵琶湖博物館
 
モデルルート案3(秋)
「湖東三山と陶芸体験」
1日目
各地→[米原]―(近江)―尼子=(バス)=湖東三山(西明寺、金剛輪寺、百済寺、など)=(バス)=八日市―(近江・SKR)―信楽===宿泊地(甲賀市内泊)
2日目
信楽(陶芸の森、陶芸体験、など)―(SKR・JR草津線)―甲賀忍者屋敷―(JR草津線)―[栗東]→各地
 
*湖東三山、陶都信楽、甲賀忍者屋敷などを巡り、秋の見どころを周遊するルート。
*宿泊地は信楽など甲賀市内で設定。
*新幹線米原駅とびわこ栗東駅を発着とする。
(なお、「びわこ京阪奈線」開業後は、信楽から宇治へ行き、平等院などを観光するルート等も設定できる。)
*沿線の他の資源例・・・多賀大社、永源寺、紫香楽宮跡、等
 
西明寺(上)と信楽焼(下)
 
 
モデルルート案4(冬)
「湖東の里と雪見船」
1日目
各地→[栗東]―(JR・近江)―日野(商人の街並み、など)―(近江)―五個荘(ひな人形めぐり、など)―(近江)―愛知川(酒蔵見学、など)―(近江)―彦根(彦根城、など)===宿泊地(彦根又は長浜市内泊)
2日目
長浜(盆梅展、など)〜(雪見船)〜烏丸半島港―(JR)―=[栗東]→各地
 
*湖東各地の冬の情景と、船中からの比良山の雪景色、国宝彦根城、長浜での盆梅展見学を組み合わせたルート。
*商家の各家にひな人形の飾られた五個荘の街並み、新酒のあがった酒蔵見学など、湖東の里の季節を体感。
*宿泊地は彦根市内または長浜市内で設定。
*新幹線びわこ栗東駅を発着とする。
*沿線の他の資源例・・・正法寺、鏡神社、安土城跡、等
 
彦根城(上)と五個荘の街並み(下)
 
*写真は注記以外はすべてびわこビジターズビューローHPより







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