2002年7月27日(土)13:00〜14:30
音楽リトミック
講師/音楽家:成井 康子氏
参加者:大人6名 子ども6名
タイムスケジュール:
時間 |
進行 |
備考 |
12:30 |
受付開始 |
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13:10 |
成井 康子氏ご紹介 |
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13:10 |
リトミック開始 |
アイアイ・ぞうさん・糸巻きの歌
どらえもん・ハム太郎・こぶたぬきつねこ |
13:30 |
2班に分かれる(かけあい練習) |
13:40 |
楽器 遊び |
14:20 |
まとめ(習った歌の復習) |
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14:30 |
終了 |
鈴・マラカス・カスタネット |
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[アイアイ] かけあい練習
アイアイ(あいあい)アイアイ(あいあい)おさるさんだよ
アイアイ(あいあい)アイアイ(あいあい)南の島の
アイアイ アイアイ アイアイ アイアイ しっぽのながい
アイアイ(あいあい)アイアイ(あいあい)おさるさんだよ
[いとまきの歌] ○○チャンのおくつ
いとまきまき いとまきまき ひっぱってトントントン
いとまきまき いとまきまき ひっぱってトントントン
できた できた ○○チャンのおくつ
[こぶたぬききつねこ] 擬音遊び
こぶた(こぶた) たぬき(たぬき) きつね(きつね) ねこ(ねこ)
ブブブー(ブブブー) ポンポコポン(ポンポコポン)
コンコン(コンコン) ニャーオ(ニャーオ)
こぶた(こぶた) たぬき(たぬき) きつね(きつね) ねこ(ねこ)
ブブブー(ブブブー) ポンポコポン(ポンポコポン)
コンコン(コンコン) ニャーオ(ニャーオ)
感想:歌から始まり、パートに分かれての掛け合い練習。楽器を使っての うたあそび。お母さんとのふれあいうた遊びがたくさん入っており、子ども達も満足そうだった。
わらべうたをうたおう&学生保育ボランティア養成講座
講師/元保育士 平原 寿賀子氏
参加者:高校生15名 大人3名 同室託児3名
タイムスケジュール:
時間 |
進行 |
備考 |
12:40 |
受付開始 |
(高校生16名) |
13:00 |
講師 平原 寿賀子氏ご紹介 |
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13:15 |
わらべうた紹介(江戸時代頃の歌) |
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13:30 |
パネルシアター・1・2歳のうた遊び |
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13:45 |
休憩(PIKO・POKO紹介ビデオ) |
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14:55 |
保育ボランティアの心得・注意点 |
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14:25 |
パネルシアター |
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14:30 |
今後の活動について |
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14:35 |
連絡者(担当者決め) |
(プリントにて説明) |
14:45 |
終了 |
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[保育ボランティアの心得・注意点]
服装
(1)動きやすい服装をしましょう。〜立ったり座ったり、すぐに動ける服装になっているか
(2)子どもにさわっても危なくないか確認しましょう〜ネックレス・メガネは、引っ張られることがありますので気をつけて つめは短く。指輪や金具など引っかかりやすいものは、子どもがケガをすることがあります。
[子どもへの接し方]
(1)とにかく笑顔が一番 〜何をしていいかわからない時は、ニコニコしていれば大丈夫。
(2)目線を子どもに合わせましょう〜話す時は必ず目を見てしっかりと伝えましょう。少し しゃがんで話すと、子どもは親しみを持ってくれます。
(3)早く名前を覚えて、名前で呼びましょう
(4)遊びを見守り、さりげなく援助しましょう 〜子どもをじっと見ていれば、何をしたいかが見えてきます。子どもの行動をことばでひとつひとつ認めてあげると、子どもはうれしい。「トントンしてるね」「飛んでいったね」と今起こったことを言ってあげると会話がはずみますよ。
(5)上手に出来たこと、がんばったことをオーバーにほめましょう。
(6)いけないことをした時は、はっきりと注意しましょう。〜注意をした後は、しっかりスキンシップをとって、仲良くなることを忘れずに。叱りっぱなしにならないように気をつけて。
[親から預かる時の注意]
(1)預かる場所が安全かどうか確かめましょう。
〜口に入れると危険なもの、とがったところ、段差、コンセント、スイッチなど
(2)当日の健康状態を細かく聞きましょう。
〜必ずメモをとり、他の保育者にもわかりやすいようにしましょう。
特にアレルギーの有無は、おやつに気をつけてください。
(3)必要な荷物を確かめて預かりましょう。
〜すべての荷物に名前を書いてもらっておいてください。
(4)預かっている時への連絡方法を確かめておきましょう。
〜母乳を飲む子への対応、緊急の場合どうするか聞いておきましょう。
[親の関わり方](一部抜粋)
0歳児
1ヶ月から6ヶ月
・スキンシップを大切に
赤ちゃんを抱いたり、頬ずりをしてあげましょう。この時期から、親子の親密な愛情関係(きずな)を作ることが、赤ちゃんの精神を安定したものにします。
・あかちゃんは泣くことで表現します
赤ちゃんは、自分の欲望をことばで表現できません。おなかがすいている時、オムツを替えて欲しい時など泣くことで表現します。その欲求をかなえてやることが赤ちゃんは自分が愛され守られているという安らぎの気持ちを持ち、お父さんやお母さんとの「基本的信頼感」が作られるのです。
6ヶ月から1歳
・人見知りは発達の道しるべ 赤ちゃんは自分が本当に依存している人とそうでない人と区別しはじめます。人見知りは、お父さんやお母さんと赤ちゃんのきずなが成立しはじめた証です。
めざましい心と心身の発達 行動範囲が広くなるので、自己には最新の注意を払いながらも、小さなことにとらわれず、おおらかな気持ちで接し、赤ちゃんの生活を大きく見守っていくことが大切です。
1歳児
1歳から1歳6ヶ月
・ママとパパは誉める名人しかる天才
甘やかしやおせっかいは、子どもの自立を妨げます。叱る一方で励ますこと、かばうことも忘れないで下さい。
1歳6ヶ月から2歳
・子どもは経験をとおして学びます
人のまねをしたい、何でも自分でしたいという気持ちを生かしてあげましょう。上手に出来たら誉めてあげ、「自立への芽」を育てましょう。
・けんかも大事な成長ビタミン
広場や公園であそびながら仲間作りをする一方で、ケンカも覚えます。それも成長のひとつと考え、のびのび遊ばせましょう。
・叱る時は人のせいにしない
親の責任で叱るようにします。子どもに自分の責任意識が育たないからです。いつでも、誰でも同じ、一貫性を持っていることが大事です。ここだと思う瞬間に、子どもの目の高さで「はっきりと一言」これがコツです。
2〜3歳児
・きちんとした習慣をつけよう
大人自らがきちんとした生活をし、子どもに良い手本を示しましょう。しつけの態度や育児方針を変えず、一貫したしつけをする。あせらず、気長に根気よく、繰り返し教えましょう。
・夢を育てる
3歳前後になったら理解しやすいストーリー・主人公の気持ちに共感できるような物語を選んで読み聞かせてあげましょう。美しい絵とことばで描かれた絵本は、子どもの夢の世界を広げ、想像力を育てます。
・個性の芽生えを見守る
一人一人の個人差がはっきりしてきます。自立に向かって成長しますが、ときとしてわがままや依存心がでてしまいまだまだ不安定です。
・がまんする心を育てよう
この時期になると自制心が芽生えてきますが、要求がとおらないと泣きわめくことも。子どもの気持ちを理解することが大切。
・家族や社会の一員であることを教えよう
簡単なお手伝いをすることで、家族の一員だという気持ちをより強くもち、人の役に立つことの喜びとほこりを感じるようになります。
発育のめやす
[0歳児 おかあさんっていい気持ち]
ネンネより遊びの時間がふえてくる 十分に赤ちゃんの相手を
口でなめたり・手でさわったり 赤ちゃんの周りはいつも清潔 安全に
快・不快を泣き声で 赤ちゃんの出しているサイン(訴えを)見逃さないで
[1歳児 おかあさんからちょっと離れてみようかな]
何でもしたい 芽生え始めた意欲を大切に
歩くの大好き 危険のないかぎり自由に歩き回れる空間を
「マンマ」(単語)から「マンマいる」(2語文)へ 感情豊かなことばで 語りかけを十分に
[2歳児 あ、友達がいる]
「いやだ いやだ」 反抗期は一時的で自我のめばえです 大きな気持ちで受け止めて
お母さんから友達へ ケンカして泣いても優しく包んでお母さん
質問期「これ なあに?」 何度聞かれてもうるさがらずに
[3歳児 いつもわたしが主人公]
ひとりでできるよ でもそばにいて まずさせて 出来ないところは手を添えて
ケンカしてもお友だち 危険のない限り 気にせず遊ばせて
何でも まねる どんなものにもなりきって遊べる時期
手伝い大好き 手伝いたい気持ちを大切に「ありがとう」のことばを忘れずに
[4歳児 わんぱく大好き]
できるよ でもしたくない 「しなさい」よりも大人がまず良いお手本を 誉めてあげて続けていける根気を
友だちつくり 小さなトラブルも聞いてあげよう
おしゃべり したい 話す楽しさ 聞く喜びの経験をたっぷりと面倒がらずに相手になって
冒険したい 体験は子どもの宝 その中で考える力やよいこと・悪いことを判断するチャンスをのがさずに
[5歳児 友だちいっぱい]
自分のことは自分で 身のまわりのことが自分で出来ていますか せかさずにゆとりをもって 優しいことばかけを
友だちっていいな 思いやり いたわりの心が友だちとの遊びの中でその日の出来事を話し合える場を大切に
家庭から外の世界へ この時期にあいさつ 帰宅時間 危険な場所 交通ルールをしっかりと
ためしてみたい 子どもの思いつきや感動を同じ気持ちになって受け止めて
託児ボランティアの心得・注意点をわかりやすく教えていただきました。
参加者(高校生)も、昔のわらべ歌や子どもとの遊び方を勉強しました。とても楽しそうでした。
子どもと接する時は常に”笑顔”とても印象的でした。ありがとうございました。
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