日本財団 図書館


[活動プログラム]
[2002.4月〜2002.8月]
 
Piko・poko CLUB
 
端午の節句パーティ
絵本読み/樋口 健一さん 小森 くん(小学生)
 
参加者:大人5名 子ども3名 ボランティア3名
 
タイムスケジュール:
時間 進行 司会 準備品 BGM 備考
16:20     料理準備完了   受付準備(カード
配布)
17:05 端午の節句の説明 こいのぼり等・・      
開式 開式の挨拶      
歓談     歓談用  
17:30 かぶとの作りかた        
17:40 端午の節句のお話 絵本読みのプレゼント 樋口さん・宮村・小森君 オルゴール 3人待機(1冊づつ)
引く人を決める
(テーブルに景品
を並べておく)
   
18:10 ビンゴゲーム ビンゴ説明・リーチ等 テーブル用意・景品(先
着数名)
歓談用
18:30 こいのぼりの歌 こいのぼりの歌合唱 こいのぼり  
18:40 閉会 閉式の挨拶    
 
[お父さんの絵本読み]
 
「とんことり」筒井頼子作 林明子絵
 かなえは山の見える町に引越してきました
 引越しの手伝いにも疲れて すわりこんだとき玄関の方で小さな小さな音がします かなえが行ってみると 郵便受けの下にすみれの花束・次の日は たんぽぽ また次の日は てがみ まだ友達のいないかなえに 小さなプレゼントは続きます
 
〜転勤族の樋口さんにとって、お子さんとの思い出の一冊です
 
パーティー風景
 
[感想]:かぶとをそれぞれ新聞紙で折って、パーティーが始まりました。イベント恒例のお父さん絵本読みを今回近所の小学生のお兄ちゃんにしてもらいました。どぎまぎしていましたが、彼にとっては良い経験になったようです。
 
竹細工 しし笛つくり
講師/竹細工名人 神谷 良明氏
 
参加者:子ども 5名 幼児2名 大人4名
 
タイムスケジュール:
時間 進行
12:30 受付開飴
13:10 神谷 良明氏ご紹介
13:15 しし笛のご紹介(ビデオにて)
13:30 笛作り開始 2班に分かれる
14:00 しし笛の説明
14:20 まとめ(竹細工・たこ等)
14:30 終了
 
「足立山と」「しし笛」の由来
 「今から千二百年程前の 奈良時代。道鏡という一人の僧が、お仕えしている天皇に申し上げました。
 「いつものようにお祈りをしていましたところ、神様が私めの前に現れ、こうおっしゃるのです。
 この私めに皇位を継ぐようにと・・」と それを確かめるため天皇は、家臣和気清麻呂を九州の宇佐神宮に遣わしました。その話は、全くの作り話だということがわかり、道鏡は清麻呂を逆恨みし、大隈へ流してしまったのです。なんとか清麻呂は豊の国(小倉地方)まで逃げ延びましたが竹和山(足立山〉の麓で倒れてしまいました。そして、夢の中の神様が、この山の麓の温泉につかれば足の傷が治るといい、目の前に白いイノシシが現れ、背中に負われ温泉まで連れていかれました。清麻呂は満月までの間、白イノシシに助けられながら山頂にある妙見様に願いをかけ、傷を癒しこの山を、足立山(足が立つ山)と名づけました。このことを知った村人達は、清麻呂を救った白イノシシを神の使いだと信じ、思いを込めて竹笛にして後の代まで伝えていきました。それ以後、小倉地方では、この笛を吹くことで、我が子が正直で元気な子に育ち、そして災いから逃げられるようにと願いをかけるようになったのです。現在も、山麓には清麻呂公の像があり昭和初期まで続いた、この信仰玩具を復元したものがこの「足立山のしし笛」です。
 
「創作手順」
準備するもの
(1)しし笛本体(2)笛部分 竹口中1(丸)(3)竹口小(斜めに切ったもの(2)より細い竹)(4)振動版(セロファン)
 
1・(2)を(3)に入れる。入ったら一度抜き(3)の先端部分片側に(4)をふたをするように木工用ボンドで貼る。
笛部分のできあがり 試しに吹いてみる。
2・本体上部穴に 木工用ボンドをつけ回し、入れる。(少し硬いので気をつけて!)
出来上がり!
 
 足立山に伝わるしし笛を復元
 小倉城で\500 で販売しています
 
 
 神谷さんの本職は、床屋さんです。の傍ら足立山麓文化村のお世話と、ビルマ(ミャンマー)に学校を建てる会のボランティア活動もされています。
 
 
 しし笛製作は、ふれあいの場所つくりでもあります。ひとり1個ではもの足らず2個も3個も作っていました。
 竹は神谷さんの、裏山にたくさんあり、自宅の工芸室で材料を準備されるそうです。
 







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