日本財団 図書館


 セオイ川(サラトフスカヤ川)でも、つがいとその子供と思われる若鳥の姿を確認した。1990年に初めて営巣木が発見されており、シラカバに造られた巣内でヒナと卵を確認したとの報告がある(ロシア国立クリリスキー自然保護区 1984-1999)。温根別川とは明らかに別個体ではあるが、それぞれ海岸を広範囲に利用しているようであり、隣接する2組のつがいの縄張りの境界がどう設定されているのか興味深い。
 
岩礁に止まるオジロワシ(温根別川河口左岸)
と砂浜に残された足跡(セオイ川河口)
 







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION