3. 西ビロク湖周辺域(2003年7月22日〜7月25日)
調査範囲:安渡移矢(アトイヤ)岬から西ビロク付近にかけてのオホーツク海側の海岸草原と低層湿原、および西ビロク湖から東ビロク湖を経て白糠泊に至る草原および森林帯。
調査結果:調査対象地域はロシア策定の特別保護区域である。海岸草原と低層湿原が主で、草原の植生は高茎草本が多数。丘陵帯には若干の森林がある。気候は温暖で日照時間も比較的長い。
湿原とその付近では、漢薬「萱草(ケンソウ、カンゾウ)」に類するユリ科のエゾカンゾウ Hemerocallis middendorffii Trautv.や、漢薬「手掌参(シュショウジン)」の原植物であるラン科のテガタチドリ Gymnadenia conopsea(L.) R.Br.が多数認められた。セリ科草本も多い。海岸草原ではハマボウフウ(Fig. 5)が多く、安渡移矢岬からの西ビロク湖まで砂浜において、かなり密度が高いうえに分布範囲も広い。このほか丘陵部に漢薬「沙参(シャジン)」の原植物でキキョウ科のツリガネニンジン Adenophora triphylla A.DC.が多数認められたほか、タンポポが全てシコタンタンポポ Taraxacum shikotanense Kitam.であった。
Fig. 5. ハマボウフウ
Glehnia littoralis Fr.Schm.
(西ビロク湖付近・海岸草原)
【結果・総括】
1. 国後島では次のような薬用植物が観察された。
1)現在薬局方または薬局方外生薬規格に収載3)されている生薬の原植物
薬局方収載:ハマボウフウ、キハダ、ウツボグサ、サラシナショウマ、カノコソウ、ハッカ、オオバコ;薬局方外生薬規格収載:ツリガネニンジン、クロユリ.
2)1)以外の漢薬または民間薬の原植物
ギョウジャニンニク、ギシギシ、ミツガシワ、シャク、ハマナス、オトギリソウ、ヨモギ、リンドウ、ダイコンソウ、センダイハギ、ノコギリソウ、ミツバ、セリ、ツリガネニンジン、ニワトコ、タラノキ、シロザ、キリンソウ、アキカラマツ、マンネンタケ、ミヤママタタビ、ヤマブキショウマ、イタドリ、テガタチドリ、エゾニウ、ルイヨウショウマ、マルバトウキ、ハマハコベ.
3)同属他種が生薬として使われている植物
ネムロコウホネ、エゾオオバコ、チシマセンブリ、チシマフウロ、エゾカンゾウ、シコタンタンポポ、エゾヒナノウスツボ、オオチシマトリカブト、ナガボノシロノワレモコウ、ツルコケモモ、エゾフウロ、コシカギク、ホタルサイコ、クロユリ.
4)外来種と考えられる植物
セイヨウタンポポ、ヒヨス、セイヨウノコギリソウ、スイバ、コンフリー.
5)有毒植物
バイケイソウ、ドクゼリ、ヒヨス.
2. 現地での薬用植物の利用において、漢方医学的思考やアイヌ民族の文化の継承はまったくみられない。一方、イワベンケイやハマナスの利用法は、ロシアを含むヨーロッパで知られる用法と同じである。このうちイワベンケイ属植物の根茎は日本本土では未利用であるが、同様の利用法4)が中央アジアやチベットで知られており、薬用資源の新たな活用法として興味深い。
3. 爺爺岳東山麓部から東ビロク、西ビロク湖を経て安渡移矢岬に至る地域はロシア策定のクリリンスキー自然保護区であり、通信設備や灯台および漁撈用の番屋を除き一般人の立ち入りが制限されている。この地域のオホーツク海側海岸線のおよそ20km近くはハマボウフウ、エゾノコウボウムギ、ハマニガナ等で占められるが、その群落は本土ではもはや目にすることができないほど高密度であり、ロシア側の保護政策が功を奏している。
【考察】今回の調査結果に基づいて、国後島における薬用資源の利用と開発について、今後の調査や政策に資するべく以下の如く考察した。
1. 現有薬用資源の計画的採取による特産品的需要喚起の期待。
自然保護区域または緩衝帯内という条件付きではあるが、ハマナス、ハマボウフウなど資源量のかなり多い植物もあることが判明した。これらは現在の日本本土で需要の高いものではないために、一定の供給量は満たしても直ちに経済的な流通が期待できる状況ではない。しかし、例えばハマナスは北海道本土内で土産品として加工・活用されるなど、少量でも潜在的な需要は確実にある。これらの資源は計画的採取を行えば、現在あるいは将来の島民経済に少なからぬ恩恵をもたらすことが期待される。
2. 寒冷・冷涼気候を利用した寒冷地薬用植物栽培地としての可能性示唆。
周囲の植物相に与える影響を考慮しつつ、寒冷・冷涼な気候を利用した薬用植物の栽培圃場の開墾の可能性が示唆される。北海道本土の各地で行われている大黄(ダイオウ)、川〓(センキュウ)など、現地の植物と交配しにくく、寒冷地に向いた薬用植物栽培が可能と考えられる。
3. 春期・秋期など他の季節および北方四島の他の地域における調査の必要性。
今回の調査は夏期であったため、初春の開花期と初秋の開花結実期の植物群の観察は不十分であった。特に資源量が豊富と思われるトリカブトの類については、今後時期を移しての調査も必要である。また、他の北方三島についても同様の調査を行うことが望ましい。
【結語】薬草班はこれまでの理学的学術調査を踏まえ、応用面への進展を目指した基礎調査を行うべきと考えられる。今後再び調査の機会に恵まれるならば、資源の有効活用ならびに四島特有の気候を利用した既存種の栽培化試験などを念頭に、環境問題と経済活動の双方を念頭に置いた滞在型の調査も必要である。
また、ロシアが策定してきた保護区の設定は、日本の国立公園以上に厳格な概念であるが、人的支配の完全な排除が自然資源を豊かにすることを確認し得た。このことは自然と人間との共存を考える上で大いに参考になる。
今後、環境保全を考えつつ持続的な薬草利用を両立させるためには、旧島民のみならず日本・ロシア双方の科学者の意見を汲み、農学、林学、畜産学など、応用科学分野の専門家を交えた意見交換の場および研究の機会が設けられることを願ってやまない。
1)生薬:薬用の動植鉱物をそのまま、または乾燥や水煎エキスなど簡単な加工を施した天然の薬物。日本では漢薬a)と民間薬b)に大きく2つに分けられる;a)漢薬:漢方薬に処方される個別の生薬。漢方では生薬の使用や処方の仕方が一定の理論と法則に基づいており、大多数は複数の生薬を混ぜて使用する。処方の理論と法則は成書に典拠を見出すことができる;b)民間薬:漢方とは別に、一定の地域において民間で利用されてきた生薬。多くの場合は単味で用いる。一般に理論的背景や書物はなく、経験則によって継承される。アイヌ民族の薬物も基本的には民間薬の1つと考えられている。
3)薬局方:日本薬局方。日本の薬に関する公定書。現行の薬局方は第14改正とされるもので2001年に定められている。薬局方収載生薬に次いで汎用される生薬については『日本薬局方外生薬規格』において規定されている。
4)a)旧ソ連のウズベキスタンやタジキスタンで知られる用法。現地植物学者からの聞き取り;b)中国科学院西北高原生物研究所編著、『臓薬誌』、青海人民出版社、西寧、1991,pp.434-436.
5)植物名は概ね以下の書物によった。a)鮫島惇一郎、辻井達一、梅沢 俊著、『新版 北海道の花』、北海道大学図書刊行会、札幌、1993;
b)北村四郎、村田源、堀 勝著、『原色日本植物図鑑(草本編[I])、合弁花類』、保育社、大阪、1971; c)北村四郎、村田 源著、『原色日本植物図鑑(草本編[II])、離弁花類』、保育社、大阪、1971;
d)北村四郎、村田 源、小山鐵夫著、『原色日本植物図鑑(草本編[III])、単子葉類』、保育社、大阪、1971; e)北村四郎、村田 源著、『原色日本植物図鑑(木本編[I])』、保育社、大阪、1971;
f)北村四郎、村田 源著、『原色日本植物図鑑(木本編[II])』、保育社、大阪、1979; g)週刊朝日百科『植物の世界』、vol. 1-145、朝日新聞社、東京、1994-1997.
小宮山英重・横山良太
国後島の淡水魚の特徴
1. 2003年7月11〜25日までの15日間、国後島の南部(2水系)、中部(6水系)、北部(8水系)の合計16水系(太平洋側9水系、オホーツク海側7水系)で淡水魚の調査を行った。
2. 全水系(16水系)で採集できた淡水魚は、9科26種であった。同一水系で最も種数が多かったのは国後島南部の東沸湖水系と中部の二木城湖水系で6科14種を記録した。
3. 分布が確認できた魚種の大半は海と淡水の間を定期的に行き来する「通し回遊魚」であった。通し回遊魚の割合は26種中19種(73%)であった。
4. 海水中では生存できない純淡水魚(ヤチウグイ、フクドジョウ、ギンブナなど)の分布は確認できなかった。また、二次的純淡水魚(海水中では生活していない淡水魚)は、3種が記録できた(エゾトミヨ、エゾウグイ、シベリアヤツメ)。
5. 北海道で人為的に移植されているニジマス、ブラウントラウト、コイ、ドジョウなどの外来魚の分布は記録できなかった。
6. 過去の同島の淡水魚調査で分布が記録されている種類で今回確認できなかったのは、ギンザケとイトウの2種であった。
7. すべての水系でサケ科魚類の個体数は多かった。最も分布が広い魚種は、サケ科イワナ属オショロコマであった(16水系中15水系で記録)。さらに、オショロコマとアメマス(イワナ属)は沿岸部にも多数分布していた。
8. 過去に多数生息していたという記録のあるサクラマス(ヤマメ)は、16水系中1水系でしか記録できなかった。サケ科魚類の好適な生息環境があるにもかかわらずサクラマスが少ない理由はわからなかった。
9. 北海道東部では湧水が豊富な環境に生息するエゾトミヨ(二次的純淡水魚)が国後島の太平洋側の南部、中部北部の6水系で記録できた。同島のエゾトミヨの分布状態から氷河期の海退期に北海道東部の水系と国後島の水系がつながっていた可能性が示唆された。
10. 16水系でニホンザリガニの採集を試みたが確認できなかった。この結果は、択捉島の調査結果と同じだった。
二枚貝とザリガニの標本数は各水系30個体以内。
和名 |
Japanease name |
Scientific name |
English name |
русский яэык |
ヤツメウナギ科 |
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Petromyzontidae |
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カワヤツメ |
kawayatume |
Lethenteron japonicum |
arctic lamprey |
тихоокеанская минога |
シベリアヤツメ |
shiberiayatume |
Lethenteron kessleri |
Amur lamprey |
сибирская минога |
スナヤツメ |
sunayatume |
Lethenteron reissneri |
far eastern brook lamprey |
дальневосточная ручьвая минога |
サケ科 |
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Salmonidae |
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イトウ |
ito-u |
Hucho perryi |
Sakhalin taimen |
сахалинский таймень |
オショロコマ |
Oshorokoma |
Salvelinus malma |
Dolly Varden |
малма |
アメマス |
amemasu |
Salvelinus leucomaenisu |
whitespotted charr |
кунджа |
サクラマス |
sakuramasu |
Oncorhynchus masou |
masu salmon |
сима |
カラフトマス |
karahutomasu |
Oncorhynchus gorbuscha |
pink salmon |
горбчша |
シロザケ |
shirozake |
Oncorhynchus keta |
chum salmon |
кета |
ギンザケ |
ginzake |
Oncorhynchus kisutch |
coho salmon |
кижуч |
ベニザケ |
benizake |
Oncorhynchus nerka |
sockeye salmon |
нерка |
キュウリウオ科 |
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Osmeridae |
|
|
キュウリウオ |
kyu-uriu-o |
Osmeruss mordax dentex |
rainbow smelt |
азиатская корюшка |
ワカサギ |
wakasagi |
Hypomesus nipponensis |
Japanese smelt |
ялонская малоротая корюшка |
イシカリワカサギ |
isikariwakasagi |
Hypomesus olidus |
freshwater smelt |
малая |
チシマワカサギ |
tisimawakasagi |
Hypomesus chishimaensis |
Kunasir smelt |
|
チカ |
tika |
Hypomesus pretiosus japonicus |
Japanese surfsmelt |
калифорнийская малоротая корюшка |
シシャモ |
shishamo |
Spirinchus lanceolatus |
surf smelt |
коиьевилный сиринх |
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シラウオ科 |
|
Salangidae |
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シラウオ |
sirau-o |
Salangichthys microdon |
Japanese icefish |
лапша−рыба |
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コイ科 |
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Cyprinidae |
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ウグイ |
ugu-i |
Tribolodon hakonensis |
Japanese dace |
крупночешуйный угай |
マルタ |
maruta |
Tribolodon brandti |
far eastern dace |
далневосточная краснопёрка |
エゾウグイ |
ezo-ugu-i |
Tribolodon ezoe |
rosyface dace |
|
コイ |
ko-i |
Cyprinus carpio |
carp |
карп |
ギンブナ |
ginbuna |
Carassius auratus subsp. |
crucian carp |
30лотая рыбка |
ヤチウグイ |
yati-ugu-i |
Phoxihus percnurus sachalinensis |
bigeye fatminnow |
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トゲウオ科 |
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Gasterosteidae |
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イトヨ太平洋型 |
itoyo-taihe-iyo-gata |
Gasterosteus sp1 |
threespine stickleback |
трёхиглая колюшка |
イトヨ日本海型 |
itoyo-nihonkai-gata |
Gasterosteus sp2 |
threespine stickleback |
трёхиглая колюшка |
トミヨ汽水型 |
tomiyo-kisui-gata |
Pungitius pungitius(brackish-water type) |
ninespine stickleback |
обыкновенная девятииглая колюшка |
トミヨ淡水型 |
tomiyo-tansui-gata |
Pungitius pungitius(freshwater type) |
Chinese ninespine stickleback |
китайская девятииглая колюшка |
エゾトミヨ |
ezotomiyo |
Pungitius tymensis |
short-spine ninespine stickleback |
сахалинская девятииглая колюшка |
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カジカ科 |
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Cottidae |
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カンキョウカジカ |
kankyokajika |
Cottus hangiongensis |
Tyuman river sculpin |
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エゾハナカジカ |
ezohanakajika |
Cottus amblystomopsis |
Sakhalin river sculpin |
сахалинский подкаменщик |
ハナカジカ |
hanakajika |
Cottus nozawae |
Nozawa's river sculpin |
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ハゼ科 |
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Gobiidae |
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ヌマチチブ |
numatitibu |
Tridentiger brevispinis |
dusky tripletooth goby |
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ミミズハゼ |
mimizuhaze |
Luciogobius guttatus |
flathead goby |
пятнистый щуковидный бычок |
アシシロハゼ |
ashishirohaze |
Acanthogobius lactipes |
whitelimbed goby |
|
ウキゴリ |
ukigori |
Gymnogobius urotaenia |
floating goby |
|
シマウキゴリ |
simaukigori |
Gymnogobius sp. 1 |
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ビリンゴ |
biringo |
Gymnogobius castaneus |
chestnut goby |
|
ジュズカケハゼ |
jyujukakehaze |
Gymnogobius laevis |
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トウヨシノボリ |
touyosinobori |
Rhinogobius sp. OR |
common freshwater gobies |
носатые бычки |
ルリヨシノボリ |
ruriyosinobori |
Rhinogobius sp. CO |
common freshwater gobies |
носатые бычки |
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ドジョウ科 |
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Cobitididae |
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フクドジョウ |
hukudojyou |
Noemacheilus barbatulus toni |
Siberian stone loach |
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ドジョウ |
dojyo |
Misgurnus anguillicaudatus |
loach |
амурский вьюн |
エゾホトケ |
ezohotoke |
Lefua costata nikkonis |
striped pond loach |
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カレイ科 |
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Pleuronectidae |
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ヌマガレイ |
numagare-i |
Platichthys stellatus |
starry flounder |
тихоокеанская речная камбала |
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ボラ科 |
|
Mugilida〓 |
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ボラ |
bora |
Mugil ce〓 cephalus |
flathead mullet |
кеф〓лобан |
メナダ |
menada |
Liza haematocheila |
redlip mullet |
беленгас |
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淡水2枚貝 |
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Bivalvia |
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カワシンジュガイ科 |
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Margaritiferidae |
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カワシンジュガイ |
kawahinjyugai |
Margaritifera laevis |
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イシガイ科 |
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Unionidae |
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ドブガイ |
dobugai |
Anodonta woodiana |
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イシガイ |
isigai |
Unio douglasiae |
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ドブシジミガイ科 |
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Sphaeridae |
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ドブシジミ |
dobusijimi |
Sphaerium japonicum |
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マメシジミ |
mamesijimi |
Pisidium japonicum |
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甲殻類 |
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Crustacea |
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ザリガニ科 |
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Astacidae |
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ニホンザリガニ |
nihonzarigani |
Cambaroides japonicus |
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