日本財団 図書館


陸の動物―ヒグマ
 
栄養満点のヒグマ(択捉島) Photo:N.Iwai
 
ヒグマ (Ursus arctos)
 
 国後島と択捉島に生息しており、大型の個体が多く、生息密度は北海道知床半島よりも高いと考えられます。ここでは人々の暮らす場所が限られていることから、ヒグマは海岸線から山野まで広く利用することができます。島内の河川に夏から秋にかけて遡上するサケ科魚類が、冬眠と繁殖に必要なエネルギーを得る上で重要な役割を果たしていると考えられます。
 
 
 
ヒグマ注意!(国後島) Photo:Masao Sato
 
トドマツについたツメ痕(択捉島旧内保)
Photo:T.Mano
 
急な斜面をはい上がるヒグマ(択捉島)
Photo:E.Kurasawa
 
ヒグマの足跡(択捉島内保) Photo:A.Katayama







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION