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節足動物・甲殻類
 
 
資料集
 背骨(せぼね)があって、エラで呼吸(こきゅう)をして、主(おも)に水(みず)の中(なか)に住んで(すんで)いる動物(どうぶつ)。
・メダカ、フナ、アユなど
・背骨(せぼね)のない「ナメクジウオ」や、エラを持た(もた)ない「イルカ」や「クジラ」は魚(さかな)ではないよ。
 
ドチザメ・ホシザメ(軟骨魚類(なんこつぎょるい):軟らかい(やわらかい)骨(ほね)をもった魚(さかな))
(1)体(からだ)にさわってみよう。どんな感じ(かんじ)かな?
・細か(こまか)な歯(は)のようなウロコで覆われ(おおわれ)、しかもメダカやフナなどの硬骨魚類(こうこつぎょるい)(硬い(かたい)骨(ほね)をもった魚(さかな))のように体(からだ)の表面(ひょうめん)が粘膜(ねんまく)でおおわれていないので、ザラザラしているよ。
(2)エラ穴(あな)を見て(みて)みよう。いくつあるかな?
・メダカやフナなど硬骨魚類(こうこつぎょるい)は1つなのに、軟骨魚類(なんこつぎょるい)のサメやエイは5つもあるよ。
(3)サメはとまるとどうなるの?
・浮き袋(うきぶくろ)がないので沈んで(しずんで)しまう。
・泳ぐ(およぐ)ときは、いつも胸ビレ(むなびれ)を翼(つばさ)のように水平(すいへい)に広げ(ひろげ)て、沈まない(しずまない)ようにしている。
・フナやメダカのように、浮き袋(うきぶくろ)がある魚(さかな)は、胸ビレ(ふなびれ)をとじて泳ぐ(およぐ)こともできるよ。
(4)歯(は)をみてみよう。鋭い歯(するどいは)をしているかな?
・ドチザメやホシザメなどは、鋭い歯(するどいは)は持って(もって)いない。かわりにヤスリのような細かな歯(こまかなは)があるよ。
 
(もっと知り(しり)たいサメのこと)
(1)サメは約4億年前(やくよんおくねんまえ)から始まる(はじまる)デボン紀(き)に地球上(ちきゅうじょう)に現れた(あらわれた)。
(2)骨(ほね)は柔らかい(やわらかい)軟骨(なんこつ)でてきている。
(3)普通の魚(ふつうのさかな)は、うちわのような薄く(うすく)透き通った(すきとおった)ヒレをもっているが、サメは、皮(かわ)に覆われ(おおわれ)たヒレをもっている。
(4)サメの尾(お)ヒレは上(うえ)が長く(ながく)伸びた(のびた)形(かたち)になっている。「チョウザメ」はサメと同じような尾(お)ヒレをもっているが、エラ穴(あな)は1つなので、サメのなかまではない。
(5)サメやエイのなかまの子供(こども)はおなかの中(なか)で大きく(おおきく)なって生まれ(うまれ)るものもいるし、殻(から)のある大きな(おおきな)卵(たまご)の中(なか)で大きく(おおきく)育って(そだって)から生まれる(うまれる)ものもいる。
(6)浸透圧(しんとうあつ)の調整(ちょうせい)に「尿素(にょうそ)」を使って(つかって)いる。(7)らせん腸(ちょう)とよばれる腸(ちょう)を持って(もって)いる。
 
(そのほかの魚(さかな))
 
ネコザメ
 
ツバクロエイ
 
カワハギ
 
マダイ
 
ブリ







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