図2.5.2.3-13 第2気筒爆発上死点での
第2気筒横ブロック振動(300kW)
(時間ゲート:第2気筒爆発タイミング)
(拡大画面:104KB)
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図2.5.2.3-14 第2気筒横ブロック(負荷300kW)比較
(時間ゲート:第2気筒爆発タイミング)
(図2.5.2.3-13の赤丸部分:
2.7〜3.3kHzのパーシャルオーバーオール値)
前述2.5のとおり、表面振動を計測して2.4.3振動解析アルゴリズムを用いることで、一部のある程度進行した摩耗の検知ができることが確認できた。
その結果、下表のとおりの計測位置で各々の異常検知に必要な振動データを得られることがわかった。
表2.6-1 故障名と計測位置
故障名 |
検知対象
箇所 |
計測位置 |
第2気筒横
ブロック |
第5気筒横
ブロック |
第4軸受
ブロック |
動弁系摩耗 |
1〜3気筒 |
○ |
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4〜6気筒 |
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○ |
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主軸受メタル摩耗 |
1〜7軸受 |
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○ |
その他
燃焼、回転アンバランス等 |
1〜3気筒 |
○ |
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4〜6気筒 |
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○ |
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本調査、研究で開発されたアルゴリズムを従来形センサで構築された監視診断システムと融合させ、市場の実機上に搭載した。
実機でのシステム構成図を示す。
図2.7-1 システム構成図
(拡大画面:41KB)
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図2.7-2 監視診断システム
図2.7-3 信号処理装置 船内設置状況
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