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プログラム調査
新潟県十日町市・豊栄市/聖龍町/田上町
(調査担当:夢のある学校づくりプロジェクト)
 
項目 団体名 代表者名 連絡先
ものづくり 長岡造形大   長岡市宮関町197
0258-21-3311
ビオトープ 新潟県学校ビオトープ連絡協議会 若尾明弘 豊栄市朝日町3-2-18
FAX025-388-5460
chokobo@rose.plala.or.jp
学校の森 NPO法人学校の森    
ネットワーク福島潟   豊栄市新前田乙493
025-387-0284
ワークショップ NPO法人まちづくり学校 小畴弘一 新潟県上所1-12-7
025-241-3722
machi@onlyone.ne.jp
自然体験 ネイチャーゲーム協会    
新潟水辺の会 大熊孝 新潟市河渡2丁目2-8
025-270-9207
通船川・栗ノ木川ルネッサンス 星島卓美  
NPO法人森の会   豊栄市葛塚822-2
025-384-7333
海洋クラブ    
山野草の会    
農業体験 棚田フットワーク   堀ノ内町和長島82
025-798-2052
bomji@anet.ne.jp
緑農村 柳基成 新潟市坂井700-1(株)グリーンシグマ内
090-5308-9928
yanagi-m@h3.dion.ne.jp
科学実験 自然科学館   新潟市女池南3丁目1-1
025-283-3331
アート・イベント 花絵プロジェクト 小柳行弘 新潟市女池1442
025-281-8887
 
事例調査地域:長野県長野市
(調査担当:おやじの学校デビュー実行委員会)
 
テーマ「7年1組の活動について」
サブテーマ「だれでもPTA」
 
長野市立安茂里小学校PTA
発表者 加藤 二佐雄
 
I 7年1組とは
 ・安茂里小学校で現在、非常にユニークな活動をしている「7年1組」とは、5年前に長野市の全小中学校で立ち上げられた「おやじの会」が母体です。各クラスから一名の親父代表が集まり、組織されましたが、活動はほとんど飲み会、という状況でした。
 
 ・4年前、これではいかん、ということから何かをやろうと決心、そこでの合意事項は、「決して強制・義務感ではなく、自分たちが楽しいことをやろう」ということでした。そんな状況の中で、ある親父が発言。「オレ、学校の体育館に一回、泊まってみたい」と。その発言を受けて企画した「お泊まり会」が最初の活動でした。
 
 ・学校も親父たちのそんな活動を評価、子どもたちに保護者や地域の人たちが、昔の遊びを教えたりする「体験教室」の企画を7年1組に依頼、7年1組が中心となり、保護者や地域の方々に声をかけ、成し遂げました。
 
II 昨年度の主な活動
(1)星を見る会
 6月の土曜日、午後3時に子どもたちが集合。参加者は子ども約60人、大人は15人ほど。原則4年生以上を対象とするが、3年生以下も保護者同伴なら可。お父さんやお母さんが行うゲームをしたり、夕食はカレー。夕食後はお決まりの「学校探検」(肝試し)。寝床は体育用のマットに寝袋。当然のことながら雑魚寝、就寝は夜12時。翌日の朝7時解散。
 
お父さんたちがゲーム指導
 
体育用マットの上で雑魚寝
 
(2)体験教室
 11月の第3土曜日。安茂里小学校の全児童を対象にした体験教室。講師は保護者や地域の方々。保護者の講座には昔の遊びとし、「けん玉教室」「竹とんぼ作り」「めんこ」「S」等々、保護者の特技を生かしての講座として「パソコンで年賀状を作ろう」「アートバルーン作り」「手話教室」「飛び出す絵本づくり」「スライム作り」等。そして、地域の方々にお願いしての講座には「あやとり教室」「郷土料理」「土鈴作り」「しめ繩作り」等。講座数は全部で25。お手伝いいただいたボランティア(保護者・地域の方々)は、約90人に達した。
 
地域の人によるしめ繩づくり(上)と、
あやとり教室(中)
お母さんたちによる
アートバルーン作り(下)
 
III(完全学校週五日制となった)今年度の活動
1 今年度のねらい
 ・基本は従来と同じく、親が楽しめる企画であるが、そこに子どもたちを巻き込んでいこう、という考えもついてくる。完全学校週五日制だからといって、その受け皿的活動ではなく、親父たちが好きなときに、好きな活動をする、というスタンスである。
 ・組織としての位置づけはPTAの同好会。母親文庫等と同じ位置づけ。よって、活動中の事故等は、PTA安全互助会の対象となる。また、会員は、自分がやりたい企画の時だけ参加すればよく、また、会長もおかない。安茂里小学校PTA、もしくは地域の人ならどなたでも参加可能。同好会的位置づけのため、予算はなし、活動は参加者が実費負担する、という方式をとる。
 
2 今年度の活動
(1)学有林探検(4月)
 ・安茂里少学校は学有林を持っていますが、学校から車で20分ほどの所にあり、有効利用できていないのが、実状。そこで、その学有林を使って何か活動できないか、という願いも込めて、学有林を探検。行ってみるとそこは完全な荒れ地。子どもたちは、道なき道を歩き、ツタでターザンごっこをしたりブランコもつくったり、小さな子は黙々と秘密基地作りを楽しんでいた。
 参加者は子ども約40人、大人15人ほど。車で分乗して現地まで。参加料なし。
 
(2)化石教室(5月)
 化石を掘ってみたい、というある親父の一声で実現。信州新町の化石博物館に行き、化石の勉強から、実際に化石取り、そしてクリーニングという作業まで行いました。
 参加者は子ども約50人、大人15人ほど。車で分乗し化石博物館まで移動。同博物館入場料を参加者負担。
 
化石掘り
 
化石のクリーニング







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