(3)そばうち教室(6月)
保護者が講師となり、そばうちの指導。子どもたちだけの参加も多く、多くはそばならぬ、うどんとなっていた。
参加者は子ども約50人、大人20人ほど。会場は学校の調理室。個人でそばうち道具がなくても、のし棒はすりこぎで代用するなどして対処。そば粉とそばつゆは参加者数で割り、一人300円。
(4)ペットボトルでいかだ作り(9月)
文字通りペットボトルでいかだを作る遊び。学校の水泳授業が終わった週の土曜日。体育館で作り、プールで進水式。3人乗っても大丈夫のいかだもあれば、体育館から運びだす時にこわれてしまういかだも。
ペットボトルは近くのコンビニから毎日回収。参加費はガムテープ代などで、一人100円。
(5)今後の活動計画
10月中旬 星空教室(星に詳しい保護者による秋の星座の説明等)
10月下旬 飯縄山登山
11月上旬
お泊まり会&段ボールでおうち作り(体育館内で段ボールで自分の家・部屋をつくり、そこで寝る)
11月中旬 学有林探検Part2
12月上旬 パソコン教室
IV 7年1組の目指すもの
(1)組織にとらわれない組織
何回も述べていますが、7年1組は親父たちの有志の集まりであり、決して強制されるものではありません。極端な例を述べれば、やりたくなければやらなければいいのです。気が向いた時に、自分の好きな企画にだけ参加すればいいのです。
ともすると、PTAの活動自体、強制感があり、結局は前年度の踏襲となり、やっている本人も義務感だけで、活動自体に熱が入らない場合も多々あるのが実体かと思います。義務感や強制ではない自分の意志による組織は今後もさらに活性化するものと思います。
(2)親の後ろ姿を子どもに見せる
「最近の子どもは・・・」と陰口をたたかれる度に「最近の親はどうも・・・」と言われ続けています。では、私たちが子どもの頃と、今の子どもたちの状況、どこが一番変化したのでしょうか。
私は、それは親や普通の大人が働く姿を見る機会の多少ではないかと思います。つまり、私たちが子どもの頃は、まだまだ、小売り業の方や農家の人たちは多くいました。登下校の際でも、汗して働く大人の姿をよく目にすることは可能でした。「ちびまる子ちゃん」の時代がほぼ私たち親の世代かと思いますが、身近で働く多くの地域の方々が登場します。
ところが、今の子どもたちは、そんな汗して働く大人の姿を間近に見ることは大変少なくなったと思います。結果、子どもたちの目にする大人はテレビで見るふざけた大人が多くなっていると思います。
今から昔に戻ることは不可能です。ならば、働く姿を子どもたちに見せることはできなくても、一緒に汗流して苦労したり、喜びを共にすることが大事なのではないでしょうか。
完全学校週五日制。私たち親の後ろ姿、というより、親の真剣な姿を子どもたちに見せることが何より求められているような気がします。
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