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“親子のふれあい”キックオフイベント
 親子1組となって標高330メートルの書写山を約1時間かけて登り、頂上の圓教寺での座禅や写経、堂内の拭き掃除の体験。お楽しみイベントとして飴のつかみ取り・くじ引きもあり。
 「ロープウェイと違い、歩いて登るのはつらいですね」といったお父さん、「職場の人と、こうして親子同士で会うのは初めて。すごく新鮮な気がします。」と子どもにもお父さん、お母さんにも、大変有意義な1日となりました。
 
 
 
 
ロープウェイなら登った経験があるが、歩いて登る体験ははじめて。さすがに夏の暑さに途中休憩は何度か必要であった。
 
企業人は家庭人。
日本全体の問題として教育に取り組む。
姫路経営者協会会長 田口利秋さん
 
 
 教育は、日本経済、さらには社会全体の将来にとって最も大切な問題。子どもは大人のうしろ姿を見て育つものです。企業人は同時に家庭人でもあり、経営者協会として、そんなお父さん・お母さんをサポートしていきたいですね。
 
学校・家庭とは別の、新たな教育のアプローチとして。
イベント事務局 上田治さん(姫路経営者協会専務理事)
 
 
 今回のイベントは、経営者協会という立場から、学校とは別に、教育のお手伝いをすることがその目的。教育は、学校教育・家庭教育だけではありません。社会全体で担うべきもの。企業側からの1つのアプローチ、それがこの「“親子のふれあい”キックオフイベント」なのです。
 
提言から実践へ、今後もこうしたイベントを開催していきたい。
イベントリーダー 三村隆行さん(ヤヱガキ酒造勤務)
 
 
 私どもでは2年前から教育に対し、様々な提言をしてきましたが、ついに実践。事故がないよう短期間ではありましたが、周到な準備をしてきました。圓教寺の僧侶も経協メンバーで、たいへんなご協力をいただきました。今後も、こうしたイベントを開催していきたいと思います。
 
連合の、そして教師の立場から参加。
実践研究会メンバー 牛尾徹明さん(連合姫路議長代理)
 
 
 私の出身は教職員組合。経営者協会が、こういったイベントを開催されるのは画期的なこと。今後の展開に、大きな期待を寄せています。







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