特集　子どもと楽しむボランティア

　

　東京・板橋区の金沢小学校で2月15日の土曜日、PTA主催の餅つき大会が400余名の参加のもと開催されました。

　子ども達が「餅つき」体験をしている待ち時間に、楽しい催しを考えたおやじ達、赤いバンダナを首に巻いた「おやじの会」メンバーが凧作り＆凧揚げ、昔遊び（めんこ、竹とんぼ、羽子板、べーゴマ）・作り方や遊び方を教えるのに八面六臂の活躍。自分で作るのは初体験の子ども達がほとんど、あちこちで歓声があがる。

　子ども達が帰った後、子ども達が搗いたお餅やPTAのお母さん方からの差し入れのトン汁を肴に子ども達の反応や笑顔、失敗談など話に花を咲かせ、早くも次の企画を提案するおやじも出るなど、疲れなどどこ吹く風の一日でした。

　遊びを通して教わることもいろいろ。仕事の疲れも見せずに走り回る「おやじの会」の活動を紹介します。

　

　

　それには、自ら進んで参加してほんのチョットの時間を割いて参加して欲しい。

　自分の子どもだけをファインダー越しから見るのではなく、同世代の子ども達全体を育てることに関わることは、街づくりにも繋がる。

　

　

　

　おやじの会では、今年度も様々な活動を予定しています。

　特に今年度からは、学校週休2日制への移行に際して、子ども達の休日の生活を様々な視点から支援するために実施される、板橋区の「学校開放協力会（いきいき寺子屋事業）」の活動に積極的に協力していきます。

　おやじの会主催の年間の行事は、以下のようなものを予定しています。

　

　

　また、会員同士の親睦を深めるために、土躍日の夜などを利用して、親睦会を行っています。会員の方もこれから入会しようかどうか迷っている方もどうぞお気軽にご参加くたさい。「金沢小おやじの会」を地域交流の場として参加してみませんか？親睦会の日程等も、本ホームページに掲載していく予定です。

　

　

　

　

　

　

　金沢小学校のおやじの会は、2年前に「保護者の親睦と情報交換」「学校とPTAに協力してよりよい学校を築くお手伝い」を目的に発足しました。

　原則、毎月第三土曜日に高・低学年の2クラスに分けて「どきどきパソコン」「わくわくイングリッシュ」「体で遊ぼ（バレーボール・ドッヂボール・サッカー・バトミントン等）」を開催。

　日常忙しいおやじさん達は、深夜のメールで意見交換、さまざまな職種のスキルを生かしてお互いに協力し合い、当日の運営に備えています。仕事一途な“企業人”がギアーチェンジして、この会に参加する事によりネットワークの広がりや、一杯やりながらの交流を楽しみにますます輪が広がりつつあります。何かやりたいパワーはあふれているけど、きっかけがない方がほとんど。家と職場の往復だった会社人間が、おやじの会の活動で体が幾つあっても足りないと言いながら子ども達の笑顔を思い浮かべると、どっぷりはまってしまう。

　こんな「おやじの会」はここ数年全国のあちこちで発足、インターネットで「おやじの会」を検索すると数多くの団体がホームページを持っているのが分かります。HPのない会も含めれば、相当数の「おやじの会」が活躍しています。

　ご自分の地域を見廻して、日頃学校行事に参加できない父親にとっても貴重なひと時になるのではないでしょうか？