47. ついに「家なき子」に
焦作工学院(春節あけに河南理工大学と改名) 846 柴野たまの
3年目でも刺激ある日々、あきない毎日。
夏休み中にできている筈だった新居は未完成。その上、今までの建物も工事が始まっていて、9月戻った時からのホテル住まいです。
1週間、10日、1ヶ月位という言葉を頼りに、ついに12月になりました。春節あけには新校舎に移れることを願って、不便なバス通勤をしています(15分では不便とは言えない?)。でも、新校舎は郊外にあるため、通勤にはよくても、今度は買い物などが不便になります。どちらにしても日常生活は快適です。
1年目は水害、2年目は火の害、3年目はついに「家なき子」ですかと同期の先生からメールをいただきましたが、毎日、何が起こるかわからない刺激ある生活を楽しんでいます。
48. 申し分ない生活環境
江蘇大学 739 當間 實
生活環境については殆ど申し分ない。キャンパス内にある学生向けのスーパーで大抵何でも調達できる。キャンパス内に新築の大小の学生食堂(8〜10)があり、病院等もあるので、日常生活には殆ど不自由はない。交通の便もよく、町の中心部や、駅、高速道路等にも近い。外教棟はオール電化で、給湯設備や、洗濯機等の他に、デスクトップ型のパソコンも部屋に設置されている。なによりも、外事処がいろいろと配慮してくれるので有難い。
49. もう少し給湯器の湯量が多ければ
河南師範大学 959 山科生价
ここ新郷は北緯35°のわずか北に位置し、わが出身地大阪とほぼ同緯度の地である。しかし、黄海から約500km内陸にあるためか、冬場の気温は大阪より5°〜10°方低い。12月に入ると夜は零下になるのが普通である。それに空気も非常に乾燥しており、時々強風が吹く。
外の寒さに比べて、室内はスチームが通っており、暖かく快適である。建物は古いが居住スペースも三部屋あり、ゆったりしている。バスタブもついているが、給湯器が小さいので湯量をたっぷりとろうとすると終わりは水になってしまう。あと2〜3割湯が出ればと思う。
食事は外事処の食堂で摂る。宿舎には自炊設備がない。水は18.9リットル入りの純浄水を6元で買っている。
50. 食事は専任のコックさんが
河南師範大学 1001 諸岡 伸
宿舎は大学内に、外事弁公室と並んで建てられており、他の外国人教師(米英独印)と一部留学生が住んでいる。建物は古いがリビングと寝室に、必要な施設は完備されていて、快適である。食事はすべて専任のコックが作ってくれて、みなで円卓を囲んで楽しく食事している。外事処のスタッフはどんな難題でも誠実に対応してくれるので本当にありがたい。徒歩15分内に市場、スーパー有り、バスで20分の市中心部には、外資系スーパー、百貨大楼もあり、新郷市内で何でもそろう。
51. 洗濯機が無いのだけが・・・
南京大学 974 新崎晴子
専家楼は南京大学本部キャンパスの中にあり、繁華街にも近く、生活上の不便を感じることはない。室内はだいたいの設備が整っていて、服務員がほぼ毎日清掃してくれる。冬場はスチームがきいていて暖かい。洗濯機がないのだけが不便であるが、洗濯物をフロントに持っていけば安価でクリーニングに出せる。外事処の職員も親切である。
週に2回、朝早く長江の向こうの第二キャンパスにスクールバスで通うのはかなりたいへんである。
52. 自室に入るまでに守衛のチェック
東北育才学校 995 太田美紀子
中学校敷地内の寄宿舎に、生徒、中国人教師、事務員、外国人教師が階を異にして住んでいる。ホテル型シングルルームで台所と洗濯機は共同。学食は油分が多いので自炊している。寮の前の道路に朝市が立つ。瀋陽駅と繁華街も近いので生活に便利。
部屋に埃と悪臭が入るので窓は開けない。外気温が零下でも暖房が効き快適である。冬季はスモッグで10m先が見えない日があり、頭痛と吐き気がした。
自室に入るまでに三ヶ所で守衛のチェックが入る。
53. 今は便利だが近く移転予定
長春税務学院 659 光永勝郎
自由市場、ミニスーパー、デパート、本格的スーパーマーケット(ウォルマート)など、歩いて行ける範囲にすべてが揃っていて、便利この上もない。しかし、この快適な環境も、来年の9月まで、10月からは郊外に建設される新キャンパスの中に宿舎が用意されるそうで、相当不便になりそうだ。長春は郊外の淨月潭地区が新しい文教地区として新たに開発中で、主な大学がここへ続々と移転中です。既に何校かが移転し終わっていますが、それらの先生方の話では、買い物も週に一度、学校が用意するバスで市街へやってくるような状態だそうです。ただ、ごみごみした町中と違って、景色も空気も新鮮でその点だけは大いに評価できるそうです。
54. 胸が痛む中国人教師との格差
青島濱海学院 927 山出明紀
センターとの契約に基づく要件はクリヤーされているので、日常生活においては何ら支障を感じていません。かえって、中国人教師との格差を思うと胸の痛むところがあります。
55. ひどいシャワー以外は満足
燕山大学 983 山本二朗
台所用品がちょっとした食器と共に備え付けられていて都合がいい。他の4部屋も、それなりの家具がついていて、電気スタンドがないこと以外不便は感じない。ただ一つシャワーが問題。狭くて屈むのが大変なほど。おまけに、頭上からお湯が乱反射してくる。更にはそのお湯が底から床上に漏って拭き取らなければトイレも使えないという代物。これ一つで良さが全部吹き飛んでしまいそうだ。
湿度が非常に低い。加湿器が欲しいものだ。
56. 会話試験は私の宿舎で
泉州師範外国語学院 994 荒木暢子
教校舎での授業の日は朝7時半にスクールバスに乗る。教職員は2台のバスで旧校舎から移動する。30分かかる。新校舎には学生寮はあるが、教職員寮はまだない。私の宿舎は広いが古い。タオルとガムテープと隙間テープで挨と隙間風を防いでいる。よく設備が壊れて修理を頼む。12月の今でも蚊がいる。この頃は東京の最高温度とここの最低温度が同じぐらい。ほとんど毎夕強風が吹いて寒く感じる。正門付近の商店街は非常に汚い。バスの便も多く、大通りに近いので買い物等便利。
57. 学校には何でもあり、まるでコミュニティ
河南師範大学 962 島本智恵子
学内に郵便局、銀行、スーパー、ホテル等があり、直営の病院まで隣接するコミュニティで、まるで町の中に居るような気がする。五ヶ国の外人教師は専用の食堂で食卓を囲むことが多く、私の会話の成立は別としても、和気藹々の仲である。キャンパスには樹木が多く、緑化や清掃に相当力を入れている様子だが、町に飛散するビニール袋や、近くの河川などを見ると、環境問題がうかがわれる。前任者の足跡のおかげであろう、外事処はよく面倒を見てくれるので安心して生活している。
58. くじ運が良かった
広東外語外貿大学 961 高里盛国
西尾研修所で、研修修了式の挨拶で槇枝理事長が『中国のどこの大学から招聘依頼がくるか解らない丁度“くじを引く”ようなもので・・・』と言われた。私は一等くじを引き当てた思いである。南国育ちの自分にとって気候風土といい、食や住といい、すべて最適である。特に気候では朝夕冷えても5度から10度、日中は陽差しが良く20度前後で温暖である。中国全土の気温をテレビで目にすると零下何度という地方の先生方、どう耐えておられるだろうか、慣れたであろうか気になる。
国際交流処(外事処)では月1〜2回、名所・旧跡の案内や夕食会へ招待してくれる。至れり尽くせりである。
自然環境にも恵まれ、冬でも緑の樹木につつまれ、朝は聞き慣れぬ野鳥のさえずりで目覚め、真っ赤に咲き誇っているカンナやサンダンカ、又、野の花々を見ながら通勤している。『くじ運』がよかったと向寒の折、つくづく思う。
59. 今年は風呂のお湯も潤沢に
天津理工学院 902 町田幸子
住居は適当な広さがあり、台所もあるので自炊ができます。近くに市場があり、スーパーもあり、大概のものは買うことが出来ます。勿論、学内にある食堂も利用できますし、学外にも、食堂やレストランなど、たくさんあります。昨年まで、お風呂のお湯の出が悪かったのですが、今年はそれも改善されて、風邪を引かなくて済みます。
60. 大学は郊外の緑豊かな場所に
西南師範大学 941 小池真理
当大学は重慶市郊外の緑豊かな場所にある。「中国三大ストーブの一つ」と言われる当地だが、幸いその頃には夏休み。昨年のレポートに「冬の寒さはそれほどでもない」と書いたが、やはり真冬は気温の割りに底冷えがする。専家楼は一通りの設備が整いパソコンもあるが、目下ウイルスの関係でWindows98に格下げ、日本語は使えない。徒歩約20分で街の百貨店や市場、専家楼の近くにも食堂や商店があり、日常生活には困らない。
61. 外事処も一生懸命に対応
燕山大学 937 田中 稔
快適な住環境に恵まれている。買い物も、SARSで大学が外部との接触を断たれた間に、キャンパス内にもスーパーができて便利になった。宿舎は大学のホテルに併設されているが、フロントの若者達はいつも笑顔で送り迎えしてくれて、とても気持ちがいい。外事処の担当、王先生も一生懸命対応してくれるのはありがたい。
62. 05年には5万人の大学に
燕山大学 894 高橋淑子
現在3万人の学生を、2005年度には5万人にするという目標のもと、各種施設を建設中で、緑化にも力を入れている。オリンピック時にはバスケット等の会場が近所で開催されるので、市内の整備も急ピッチで進められている。市内には避暑地で有名な北戴河もあり、デパートが多い。校内にもスーパー等があるが、校門前には、生活に必要な店が並び、不自由を感じない。外事処、宿舎のホテルの職員も皆親切で、感謝している。
63. 郷に入ったら・・・
浙江大学 789 藤井 裕
注意: 衛生観念、日常の道徳、交通マナーは雲泥の差、しかし、快適に過ごすコツは中国人になりきること。日本でのイメージを追いかけていると、1ヶ月として持たないでしょう。正に「郷に入ったら郷に従え」。私はこれを座右の銘にして快適に生活しています。気に障るところは片目で見ると楽です。
日本での電話: 0197-67-2280
中国での携帯: 13186850977
(赴任に当たって詳細をお聞きになりたいときはTELしてください。)
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