増毛町
地域住民グループ支援事業
<事業実施にあたっての事前準備の状況について>
1. 事業開始の経緯
・増毛町ボランティアセンターで活動している人達は、少ない人数の中頑張っているが、コーディネーターもいなく、なかなか若い世代や町内全体に活動が広がっていかない現状があった。時代の変化とともに役割だけが大きく期待される中、ボランティアの主体的な活動への転換が求められていた。
・増毛町の介護予防を推進していく時に、従来のような行政主導のやり方ではなく、住民と行政が協働した取り組みとし、住民の主体的な活動から、介護予防やまちづくりにつながっていく事業展開が必要な時期に来ていた。
・住民との協働を推進していくために、行政内でも係や課を横断した組織的取り組みが重要である。保健だけの事業ではなく、他部署と関連が大きい介護予防事業において取り組むこととなった。
・町単独では事業展開の方法論も分からなかったが、国保安定化特別支援チームの経緯があったため、保健所・支庁との協働事業として取り組むことができた。
2. 協力体制
留萌支庁 |
国保係長・主任 |
予算主管(1) |
国保安定化特別支援チーム |
地域福祉係長 |
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主査(介護福祉) |
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留萌保健所 |
主査(保健相談) |
予算主管(2) 企画担当 |
企画調整係長 |
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保健指導係長 |
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健康増進係長 |
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増毛町役場 |
国保係長 |
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保健指導係長 |
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担当保健師 |
企画担当 |
保健師4 |
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在介センター係長 |
予算主管(3) |
住民 |
ボランティアセンター運営委員6 |
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社会福祉協議会 |
福祉活動専門員 |
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大学 |
札幌医科大学 |
スーパーバイズ |
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(1)国保安定化特別支援事業
(2)地域保健活動推進事業
(3)介護予防事業(地域住民グループ支援事業) |
3. 事前協議(平成12年度)
4月 |
町保健指導係内うちあわせ |
4月 |
町保健師、保健所保健師に相談 |
4月 |
町保健師・保健所保健師うちあわせ |
4月 |
保健所・支庁で協議 |
5月 |
保健所・町で協議 |
5月 |
保健所、札医大で協議 |
6月 |
社協・ボラセン・保健所・町で協議 |
6月 |
支庁・保健所・町で協議 |
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※6月から住民と協働での企画会議開始
※企画担当間では随時うちあわせ行う
<検討内容>
・地域住民と行政の協働で実施する意義
・行政主導から、住民主体の事業への転換
・事業の手法(地域づくり型・小グループ制)
・各々主体的に話し合うことを大事にすることに |
4. 事業予算について
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H12年度 |
H13年度 |
H14年度 |
留萌支庁(国保) |
講師謝金・旅費
スーパーバイズ6回
講演2回 |
講師謝金・旅費
スーパーバイズ1回
講演2回 |
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留萌保健所(保健推進) |
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増毛町役場
(介護予防事業) |
需用費60,000 |
需用費120,000 |
需用費120,000 |
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<事業内容について>
5. 事業内容
(1)事業運営の体制〜多機関でチームを組み、チームで事業を企画・運営
H12年度(話し合いの年)
H13年度(実践活動に展開していく年)
H14年度(実践活動を積み重ねていく年)
(2)チームメンバーの構成
H12年度 支援チーム
住民 |
6 |
ボランティアセンター運営委員 |
社協 |
1 |
福祉活動専門員 |
役場 |
8 |
在介センター係長、国保係長、保健指導係長・保健婦5 |
保健所 |
4 |
主査(保健相談)、企画調整係長、保健指導係長、健康増進係長 |
支庁 |
4 |
国保係長・主任、地域福祉係長、主査(介護福祉) |
大学 |
1 |
札幌医科大学 |
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H13年度 企画委員会
住民 |
11 |
有志(ボランティアセンター副委員長・ボランティア登録者6、非登録者4) |
役場 |
3 |
課長補佐、保健指導係長、在宅介護支援センター保健婦 |
保健所 |
2 |
保健推進係長・保健婦 |
支庁 |
2 |
国保係長・主任 |
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話し合いの中から、住民有志で企画委員会を立ち上げる。
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H14年度 企画委員会
住民 |
9 |
有志(転出2、脱会1、新規1) |
役場 |
4 |
課長補佐、在介センター係長、保健指導係長、在介センター保健師 |
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