ゆうゆうマーシー・フェスティバル
1. 事業目的:11月より開始した、地域通貨(マーシー)の流通促進を図り、登録者(参加者)同士の交流を図る(顔見知りの関係になることで、更に助け合いが促進される)。地域通貨の良さをより多くの人に実感してもらう。また地域通貨活動を町内に啓蒙する。
2. 周知方法:
(1)会の登録者・事業参加者には、個別に案内を郵送。
(2)生きがいデイサービス参加者については、デイサービスの場で、説明・周知を行う。
(3)保健推進員など、保健事業でもPR・勧奨を行う。
(4)イベント前日、登録者については、企画委員から勧奨の電話をする。(顔の見える関係作り)
1. 参加者 138名(男性22名、女性116名)※幼児含む
うち登録者 61名、新規登録者 14名
2. 当日の様子・運営について
○マーシー85人分、昼食60人分程度の用意であったため、予想外の参加者数に混乱。(会場が狭く混雑/忙しくて2階の進行が調整できず/マーシーが足りずコピーで対応/昼食〜そば打ち大変・少量で配布/ご飯炊いて、スタッフ分のおにぎりを買出ししたが結局余ってしまった)
○送迎で1名乗車場所にミスがあり、本人・運転手に迷惑をかけてしまった。吹雪の天候であったため、30分も本人外で待っていた。今まで簡単に送迎と言っていたが、今回のことで段取りが大事なこと等、重要な問題を持っていると感じた。安全のためにもきちんとした連絡・確認が重要であり、今後注意しなければならない。
○受付でマーシーを配布する時に、「ここでしか使えないからね」というふうに言ったのが、初めて来た人に誤解を生んだと思う。
○大人数の来所でパニックになってしまい、それどころではなくなってしまった面もある。自分も持ち場で精一杯だった。
○ボランティアセンターの方も数名来ており、みんな手伝ってくれて本当に助かった。ボランティアさんがいなかったら、かなり厳しかっただろう。
○生きがいデイ参加の高齢者も、昔のふれあい広場のように、他地区の人と交流できて良かったと話していた。
○幼児や小中高校生も何名か来ており、世代間交流になって良かった。中学生は宝引き大会の券売りやケーキ包みなどを手伝ってくれた。フリーマーケットは子ども達が良く交換していた。
3. 課題
○実際参加者は予想を超えており、地域通貨マーシーのPRとしては良かった。
○イベントの規模が大きくなると、それだけスタッフも必要になってくる。今回ボランティアセンターの方々の手伝いがあって助かった。
○「してほしいこと」「してあげられること」の交換という意味では、地域通貨の使い方がちょっと勘違いされてしまった所もあるかもしれない。受付でマーシーを配布する時に、「ここでしか使えないからね」というふうに言ったのが、初めて来た人に誤解を生んだと思う。
○大人数の来所でパニックになってしまい、それどころではなくなってしまった面もある。内容を欲張り過ぎたかもしれない。自分も持ち場で精一杯だった。
○今後のイベントのあり方
今回は内容を欲張り過ぎたかもしれない。/継続して地域通貨を使える場としてイベントの開催は必要だろう。新規登録者の開拓の場にもなる。/お客さん的な参加になってしまうのはどうか?
4. アンケートから(20名回収)
年齢層 |
数 |
(2)地域通貨は |
(3)活動案 |
(4)認知度 |
(5)その他意見 |
〜10代 |
2 |
いいもの:2 |
ケーキ作り:2 |
全然:2 |
会場が狭い:2 |
20〜30 |
2 |
使い方イマイチ:1
いいもの:1 |
|
あまり:1
多少:1 |
用意等大変と思うが、あまり間をあけず時々してほしい。 |
40代 |
2 |
いいもの:2 |
|
あまり:2 |
私事で時間がなく参加できず残念。そば打ち等良いと思う。 |
50代 |
1 |
いいもの:1
頼みやすい:1 |
|
あまり:1 |
|
60代 |
6 |
いいもの:5
頼みにくい:1
頼みやすい:3
なくならない:2 |
今日が初めてなので考えてみます。 |
全然:1
あまり:3
結構:1 |
・とても良いこと
・この様な催しが出来て良かった。
・これからも続けて下さい。
・初めての参加で頂くことばかりだったので、してあげられることもして行こうと思いました。 |
70代 |
4 |
使い方イマイチ:1
いいもの:3
頼みにくい:1
頼みやすい:2
無くなる:1
無くならない:1 |
|
全然:2
あまり:1
多少:1 |
・もっと大勢集まれば良い。
・とても良い事。これからも続けて下さい。皆様ご苦労様でございました。 |
80代 |
3 |
いいもの:2
頼みやすい:1
無くなる:1
無くならない:1 |
親睦の意味含んで今後も交流があって欲しい。今回はとても楽しく過ごさせてもらえました。 |
全然:1
結構:1 |
・面白かった。
・心と心の交換、とても温かい情景である。
・そば打ちを拝見。大家族の昔、亡き母の大晦日の姿が思い出されました。打つ人の熱心さに感動。手さばきの上手さ、来て良かったです。 |
計 |
|
使い方イマイチ:2
いいもの:14
頼みにくい:2
頼みやすい:7
無くなる:2
無くならない:4 |
|
全然:6
あまり:8
多少:2
結構:2 |
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マーシー・フェス スタッフ・提供者
時間 |
内容 |
提供者 |
マーシー |
予算 |
10:00〜
11:00 |
簡単福神漬けを作ろう |
坪内秀子さん
森アヤさん |
500マーシー |
野菜は坪内さんの自家のもの
/醤油とカレーの材料を事務局で購入(カレーは坪内さん作成)
2,000円程度 |
10:00〜
11:00 |
簡単クッキーを
作ろう |
羽豆美津子さん |
500マーシー |
粉・ショートニング・マーガリン等
3,000円程度 |
10:00〜
12:00 |
宝引き大会 |
胴元:
生きがいデイ参加者等
(進行役:工藤ヘルパー) |
2回参加で
100マーシー
(参加券出す) |
宝引き(生きがいデイ)
21回景品10,000円
宝引き(生きがいデイ) |
11:00〜
12:00 |
そば打ち実演 |
大西美直さん
佐藤健一さん |
事務局より
500マーシー |
粉代2,000円程度 |
12:00〜 |
そば
オロロン鍋 |
調理:安藤さん
(事務局より500マーシー)
会場設営みんな |
そば100円
鍋100マーシー |
50食:10,000円?(大西)
50食:20,000円?
材料注文する
飲み物(缶のお茶): 町予算の中から支出 |
13:00〜
15:00 |
手作りみそ
講習会 |
菊地妙子さん |
500マーシー |
大豆3升、こうじ、塩
5,000円程度
すりばち(文セン) |
13:00〜 |
手作り帽子の
展示 |
森アヤさん |
事務局より
500マーシー |
|
13:00〜 |
包丁とぎ講習会 |
桂弘之さん
越後谷義一さん |
500マーシー |
砥石(保セン3個) |
終日 |
ポルクケーキ
飲み物 |
2名(交替で)
AM:
PM: |
1切れ
300マーシー |
7ホール購入/包み袋
10,000円程度
お茶ティーバック2,000円 |
終日 |
フリーマー
ケット |
1コ100〜500
マーシーで交換 |
各々持参する |
終日 |
ウエスにする布
回収 |
500gで
100マーシー |
業者に買取
診療所のウエスに |
終日 |
子どもの広場
(子守り) |
AM黒滝さん
(高校生)
南さん |
事務局より
マーシー払う |
|
〜10:00
15:00〜 |
送迎 |
大西、海東、山郷、
安藤(由)、 安藤(弘)、堀、
廣谷、大文字、斉藤、伊原、
石坂、横野 |
片道
100マーシー |
申込み制 |
主に開始当初 |
受付 |
最初だけ
豊川・石坂 |
事務局より
500マーシー |
来場者に2000マーシー配布
イベントマップ配布、名簿記入 |
終日 |
2階講習会進行役 |
佐々木 |
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イベント予算65,000円程度(日本財団助成金より支出)
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会場見取り図
(拡大画面:98KB)
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(拡大画面:95KB)
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平成15年2月22日(土)15:00〜
増毛町文化センター中ホール
1. あいさつ
2. 地域通貨マーシー、本格導入について提案
3. ゆうゆうマーシーの規約・会費・会員証について提案
4. グループで意見交換
(1)地域通貨マーシーを使ってみてどうか?
(2)会費についてどうか?
(3)今後、「こんなのやってみたい」と思うことは?
5. 全体会
各グループから話し合った内容を発表。
提案について、方向性を決める。
6. 閉会
ゆうゆうマーシー:登録152名
提案事項1
[地域通貨マーシー、本格導入について]
●100、500、1000マーシー紙幣の3種類にする。
→使いやすい。印刷枚数をおさえられる。
●1時間1000マーシー、30分500マーシーを目安にする。
→きりが良い。分かりやすい。栗山町と同じ。
●新しく登録した人には、最初に5000マーシーを渡す。
→試験期間は500マーシーにしたが、足りなかった。
●今までの試験期間で手元にある地域通貨マーシーは、本格版と交換する。
●春頃より本格導入の予定。それまでは、試験期間とする。
(5月連休明け頃に、ゆうゆうマーシーの総会をやりたい)
提案事項2
[会の規約・会費・会員証について]
●「ゆうゆうマーシー」任意団体として規約を作ろう。
→地域住民である自分たちで、ふれあい・支え合いのしくみを作ろうと、ちょっとした「してほしいこと」「してあげられること」を登録し合い活動してきた。町も支援事業として後方支援しているが、団体として形をきちんとしたい。(規約案は 別紙参照)
●会の会費が必要!
→H14年度は、日本財団の助成金があり、ボランティア保険や郵送料などまかなっていた。H15年度以降は、ボランティア保険の財源がなくなる。(町費から事務費等は出ている)
・郵送料:ハガキ4回200円、封書1回80円
・ボランティア保険:約30,000円程度(100名会員として)一人あたり300円
・講習会でかかる実費は自己負担とする
・地域通貨印刷代などは、今年度中に日本財団の助成金でまかなう。
*(1)案:年会費500円 (2)案:年会費1000円
賛助会員も募集する(1口1000円。何口でもOK)
●会員証を作成しよう
グループで出た意見
○年会費:1000円だと高いイメージで入らない人もいるかも。500円位ならよいのでは。必要経費分ギリギリの額で。
○地域通貨:初回配布枚数は5000マーシーでは不安。10000マーシーが良い。
○会員証:写真も貼れるとよい。
○規約:特に意見はなし。
○その他:
●自分の周り(大別苅)でも知らない人が多い。もっとPRが必要。地区の会館で実施したりしてもいいのでは。
●郵便について:地区の中に配達担当者がいて配布してもらうのもよい。それで報酬にマーシーがもらえると、特技がなくてもマーシーを稼げる。
●高齢者が楽しめるイベントが年に何回かあれば、年会費も安く思えるのではないか。
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