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表1-(1)シンガポールの主要国・地域別輸出
(単位:100万シンガポール・ドル、%)
  2000年 2001年
金額 金額 構成比 伸び率
アジア 145,733.2 136,611.8 62.7 △63
マレーシア 43,189.8 37,821.5 17.3 △12.4
香港 18,704.9 19,373.7 8.9 3.6
日本 17,948.7 16,712.3 7.7 △6.9
台湾 14,195.5 11,219.5 5.1 △21.0
タイ 10,121.7 9,486.6 4.4 △6.3
中国 9,285.0 9,545.0 4.4 2.8
韓国 8,478.9 8,391.7 3.8 △1.0
フィリピン 5,838.5 5,516.1 2.5 △5.5
その他アジア 17,970.2 18,545.4 8.5 3.2
米国 41,188.9 33,533.6 15.4 △1&6
欧州 34,795.7 32,315.4 14.8 △7.1
ドイツ 7,378.2 7,690.9 3.5 4.2
オランダ 7,051.8 7,225.6 3.3 2.5
英国 6,127.2 5,102.5 2.3 △16.7
フランス 3,684.1 2,850.8 1.3 △22.6
その他欧州 10.5544 9.4456 4.3 △10.5
オーストラリア 5,534.5 5,658.9 2.6 2.2
その他 10,574.0 9,906.6 4.5 △6.3
合計 237,826.3 218,026.3 100.0 △8.3
出典)JETRO投資貿易白書2002年(シンガポール国際企業庁)
 
 輸入を商品別にみると、機械・輸送機器(前年同期比5.6%減)、鉱物性燃料(5.0%減)、原料別製品(2.5%減)、化学品(4.0%減)など軒並み減少している。国・地域別では、マレーシア(3.2%増)、中国(19.1%増)、タイ(8.3%増)が増加した一方、米国(15.1%減)、日本(18.3%減)が減少した。
 しかし、2002年4月単月の輸出は前年同月比7.7%増、輸入が3.3%増と、輸出では2001年4月、輸入では同年3月以来のプラスの伸びとなった。これは、マレーシア(13.4%増)、香港(5.4%増)、中国(38.2%増)、台湾(4.7%増)と伸びたためである。
 
表1-(2)シンガポールの主要国・地域別輸入
(単位:100万シンガポール・ドル、%)
  2000年 2001年
金額 金額 構成比 伸び率
アジア 155,969.1 134,187.5 64.6 △14.0
マレーシア 39,399.4 35,974.6 17.3 △8.7
香港 6,058.8 4,985.6 2.4 △17.7
日本 39,955.0 28,794.1 13.9 △27.9
台湾 10,296.3 8,830.6 4.3 △14.2
タイ 10,008.7 9,242.6 4.5 △7.7
中国 12,278.7 12,900.3 6.2 5.1
韓国 8,308.7 6,842.7 3.3 △17.6
フィリピン 5,793.5 4,572.6 2.2 △21.1
その他アジア 23,870.0 22,044.4 10.6 △7.6
米国 34,717.8 34,137.0 16.4 △1.7
欧州 33,003.2 30,698.2 14.8 △7.0
ドイツ 7,304.1 6,861.5 3.3 △6.1
オランダ 2,294.4 2,047.3 1.0 △10.8
英国 4,721.6 4,372.9 2.1 △7.4
フランス 3,773.5 3,719.3 1.8 △1.4
その他欧州 14,909.6 13,697.2 6.6 △8.1
オーストラリア 3,965.5 4,305.6 2.1 8.6
その他 4,519.5 4,363.8 2.1 △3.4
合計 232,175.1 207,692.1 100.0 △10.5
 出典)JETRO投資貿易白書2002年(シンガポール貿国際企業庁)
 
 特に、地場輸出は62.9%増(再輸出は14.2%増)、うち、非石油製品は69.0%増の極めて高い伸びを記録した。また、4月の輸出を商品別でみると、鉱物性燃料(9.9%増)に加え、化学品が27.2%増と大幅に伸びた。化学品の輸出先をみると、第1位の英国向けが約2倍に増加したほか、中国(62.4%増)、マレーシア(23.9%増)、タイ(41.6%増)などへの輸出が増加した。2001年に20.7%減の589億6,400万Sドルと大幅に減少したエレクトロニクス製品の地場輸出は、2001年末より回復の兆しがみられ、2001年12月の20.1%減から2002年1月には9.1%減ヘマイナス幅が縮小、4月にはディスクドライブ輸出が伸びたことなどから、0.7%減まで改善したが、5月、6月とそれぞれ11.2%減、9.6%減となった。
 シンガポールは、ASEAN自由貿易地域(AFTA)創設のためのCEPT(共通効果特恵関税)スキームにおいて、2001年1月1日、すべての貿易品目(5,859品目)の域内関税を撤廃した。また、2000年後半から複数の国々とFTA締結に向けた動きを活発化させている。ニュージーランド・シンガポール経済緊密化連携協定(ANZSCEP、2001年1月発効)に次ぎ、2002年1月には、日本・シンガポール新時代経済連携協定(JSEPA)に署名(同年中に発効予定)、欧州自由貿易連合(EFTA)とも同年6月に協定を締結した。現在、米国、カナダ、オーストラリア、メキシコなどとの交渉も進展している。このほか、EU、香港などとのFTA構想もある。
 
表1-(3)シンガポールの主要商品別輸出
(単位:100万シンガポール・ドル、%)
  2000年 2001年
金額 金額 構成比 伸び率
鉱物性燃料(石油製品) 23,061.3 22,472.8 10.3 △2.6
非石油製品 214,764.9 195,553.4 89.7 △8.9
食料品 3,029.4 2,773.8 1.3 △8.4
飲料品・たばこ 1,903.7 1,834.8 0.8 △3.6
非食品原料 1,675.5 1,574.2 0.7 △6.0
動植物製油脂 377.0 340.7 0.2 △9.6
化学品 16,488.0 17,631.7 8.1 6.9
原料別製品 9,016.7 8,429.6 3.9 △6.5
機械・輸送機器 160,402.2 140,620.3 64.5 △12.3
その他工業製品 19,381.6 19,040.4 8.7 △1.8
その他 2,490.8 3,308.0 1.5 32.8
合計 237,826.2 218,026.3 100.0 △8.3
出典)JETRO投資貿易白書2002年(シンガポール貿国際企業庁)







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