(1)PSC調査員が2名1組(場合によっては審査員も加わり3名)のチームで、企業・NPOをそれぞれ個別訪問し、当該協働事業に関して掌握しているそれぞれの担当者をヒアリング対象者として聞き取り調査を行います。
(2)担当者に自己評価シートを渡し、その場で自己評価を行ってもらいます。自己評価シートでは、各項目ごとに主観的な基準で、「1、2、3、4」点(1=×、2=△、3=○、4=◎)で採点する方式となっています。組織合意レベルについても1〜4または×、△、○、◎で記入してもらいます。特にコメントや備考があるときは、「記入者コメント」欄への記入を促します。
(3)調査員は担当者に対して、その自己採点の根拠、裏付け、背景を調査員用シートに基づきながら聞き込み、特筆すべき点などをコメント欄にメモします。ここで用いられる調査員用シートでは、各項目についてさらに3つほどの細目があります。
(4)2名の調査員は別々にヒアリング結果を踏まえて、これら細目について×、△、○、◎の評価をし、各項目ごとに組織合意レベルも参考にしながら、1〜4の評価点を付けていきます。NPOまたは企業が複数参加している場合は、それぞれのNPO・企業の評点の平均を取ります。
(5)調査員2名がそれぞれの評価結果を踏まえ、話し合いの上で調査チームとしての評価点にまとめます。この時、各項目の評価点には根拠となるコメントを付記し、最終審査の判断材料となるようにします。最後に20項目すべての点数を合計します(80点満点、NPOと企業の両者を合わせて160点満点)。
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