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I 地区の現況
 
地域の現状・課題と方針(里やま・里うみネットワーク)
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地域住民の生活様式の変化
■三島川にそそぐ用水路と排水
・三島川は、生活排水、雨水排水の役割になっている(三面護岸)ので水量が少なく、淀みが無くなっている。生き物が見当たらない。
 「以前は、河川の土手にハンノキなどがありカブトムシ・クワガタムシ・カナブン・カミキリムシ・川には、小鮒・ウナギ(稚魚をイソッピと呼んでいた)・ナマズ・ブンカ(ヨシノボリのこと)モズクカニ(もっカニと呼んでいた)など生き物が多く、河口では蛇行した川の淵に流れの淀んだ部分があり、竹ざおで小鮒づりをしたり、川遊びを楽しんでいた。」
 
生態系の衰退
 
 
■谷津田・雑木林・海辺の環境の変化
・谷津田周辺については、農地の生産効率を図るため基盤整備(コンクリート水路)が施されているが後継者不足のため活用されていない遊休地が多くなってきている。雑木林(小高い)と田圃のエッジにある緩やかに曲がった農道に沿って水路が設けてあり絞り水を集めて河川につながっていた形跡が残っている。裾沿いに緩やかに曲がった農道から見える風景は、地区の神社(鎮守の森)・寺・碑・を印象づけている。このような農道は車社会のため、ほとんど利用されていない。
 
景観の衰退・機能性の衰退
 
(周辺の営みとしての環境によって位置づけられていると思うのだが、「もの」としての位置づけとなっている)
 
・海辺地区(三島)については、農地(水田)の基盤整備が施され生産効率が良くなっている。水源は、パイプライン、用水路はコンクリートのU字溝、河川は三面護岸になっている。しかし遊休地が目立ってきている。(活用されていない)以前、農との営みとして活用していた風車のレプリカがいたるところに設置されているが、機能していない。(農の観光化?)緩やかに曲がった農道・いたるところに井戸が掘ってあり、夏の季節風(海風)を利用して風車で水を汲み上げ、水田の水は水路(コンクリートのU字溝ではない)から三島川に注いでいた。この地区は、地形に応じて、泉・川原・川向・吉田など、名がついていてどこで野良仕事をしているのかわかった。また、屋敷裏には、真竹林があり架干し(おだ架け)や物干し、加工して野菜などを運ぶ背負い篭(しょい篭と呼んでいた)を作っていたが、担い手がいなくなった。真竹も少なくなってきている。
生活機能・地域性の衰退







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