日本財団 図書館


(4)ファミリーユニット童鼓(ふぁみりーゆにっとどっこ) [岐阜県]
−プロフィール−
 私たちは、障害のある我が子たちとその家族で、和太鼓の演奏活動をしています。
 1994年10月高知県光の村養護学校の黒潮太鼓を見聞きし、今まで経験したことの無い驚きと感動を覚えました。
 その感動は私たちの子供たちにも太鼓を打たせてやりたいという思いとなり、1996年9月、ファミリーユニット童鼓を結成しました。
 練習を始めると子供たちはすぐに和太鼓に夢中になりました。こんなにも大好きな太鼓を長く続けていけるよう、太鼓の知識を学び、子供たちが、一番いい姿を出せるようにと練習を重ねてきました。
 私たちの仲間と一緒に太鼓を叩きたいという思い!そして、それを理解し応援して下さるたくさんの方々に恵まれ今日も太鼓を打つことができます。
 演奏活動を通して、太鼓を叩いてみたい!というたくさんの方に出会い、今年4月には、<童鼓と一緒に太鼓を叩こう!>という、小さなワークショップも開催することが出来ました。
 今後も練習に励み、和太鼓を通して、温かい時が過ごせるような活動を続けていきたいと思っています。
 
出演者
代表者 児島 和夫
宇野ひろみ  宇野 純平
宇野真理恵  奥村 千鶴
奥村 杏里  河田 厚子
河田 浩貴  河田梨佳子
児島 秀美  児島 康寛
児島 加奈  高橋 貴子
高橋 秀徳  内木 裕美
内木さゆり  内木 優志
中島 幸子  渡辺 朋子
渡辺 史浩  渡辺みのり
中島 寛文
 
 
 
 
−実践報告−
 岐阜県から参りましたファミリーユニット童鼓です。
 1994年10月高知県光の村養護学校の黒潮太鼓を見聞きし、今まで経験したことのない驚きと感動を覚えました。
 その感動は私たちの子供達にも太鼓を打たせてやりたいという思いとなり1996年9月、ファミリーユニット童鼓を結成しました。
 練習をはじめると子供たちはすぐに和太鼓に夢中になりました。こんなにも大好きな太鼓を長く続けていけるよう、太鼓の知識を学び、子供たちが一番いい姿を出せるようにと練習を重ねてきました。
 私たちの仲間と一緒に太鼓をたたきたいという思い!そしてそれを理解し応援してくださるたくさんの方々に恵まれ今日も太鼓を打つことができます。
 演奏活動を通して、太鼓をたたいてみたい!というたくさんの方に出会い、また昨年企業からの助成金で太鼓も増え、それを私たちだけでなく、もっとたくさんの子どもたちに還元できないものかという思いもあり、今年4月「童鼓と一緒に太鼓をたたこう!」という、初めての自主運営による小さなワークショップを開催することができました。応援に駆けつけてくださった恩師から、「このような活動で、多くの子どもや大人に太鼓の楽しさや、子どもとともに生きる姿を伝えられた」との、感想をいただき、ほんの少しでも、そんなことができたのならとてもよかったと思いました。
 また、童鼓の子どもたちには、「普段の楽しさの中にも厳しい練習の積み重ねの成果でしょうね。待っているとき、演奏するとき、片付けのとき・・・どんな時も自分で考えて行動できる(自律)姿をみることができた。」と言っていただきました。
 わが子達ながら、誰が言うでもなく、いつか応援する手拍子が始まり、太鼓をたたく小さい子をやさしく見守る姿に、確かな成長と、たくましさを感じました。
 そして、子供たちにとって、太鼓は本当に魅力的なものであると言うことを再確認しました。
 今後も練習に励み、和太鼓を通して、温かい時が過ごせるような活動を続けていきたいと思っています。
 障害者大会では、たくさんの方にお世話になり、このような立派な太鼓も準備していただき本当にありがとうございます。
 今日も一生懸命、たたきます。
 
−プロフィール−
 すみれ太鼓は、長野県塩尻市福祉センターすみれの丘共同作業所の通所者全員によるグループです。平成12年4月から御諏訪太鼓の宗家小口大八先生よりご指導をいただきながら、練習に励んでいます。この間、第3回大会では初めて全国規模の舞台に参加させていただきました。以来、県障害者親睦交流太鼓発表会をはじめ、毎年5月に行われる「すみれの丘まつり」での演奏や、市内の各種イベント、老人福祉センターでの出演など、市民の皆さんの心に感動を与え好評をいただいております。
 この太鼓を通して地域の皆様の理解を得ると同時に、持久力・協調性を高め生きる力、働く力を身につけ積極的な社会参加に向け頑張っていきたいと思います。
 
出演者
代表者 村上 八洲
青柳由美子  岩谷 昌史
大池  司  大和 理恵
小沢 竜也  折橋 芳広
工藤由美子  黒崎 綾子
郷原 幸恵  小松 友之
小松 正和  小松 巧枝
五味八重子  長尾 優男
花村 彰子  保科 武志
増田 美子  松崎 晴美
丸山みどり  宮下 典子
百瀬 光司  柳沢 正隆
吉賀 正栄  鷲見 深雪
熊谷 美穂  川窪 弘美
三宅 マミ
 
 
 
 
−実践報告−
 私達は、長野県塩尻市からまいりました。塩尻市は、北アルプスや上高地の玄関口、松本市の隣に位置し、自然に囲まれた風光明美な所です。特産品としては、ぶどう・梨等果物のほかレタス・キャベツ等高原野菜も沢山取れます。
 すみれ太鼓は、平成12年4月御諏訪太鼓宗家小口大八先生のご支援により誕生しました。以来、月2回の定期練習の他、週2回の自主練習を重ね今日に至っております。
 この間、第3回大会では初めて全国規模の舞台に参加させて頂いたのを始め、毎年開催される県太鼓フォーラムへの参加により技術の向上を図ると共に、市内で行なわれる各種イベントへの出演、特に毎年5月に行なわれる私達のふれあいの集い「すみれの丘まつり」では、イベントのメインとして演奏し、その響きは多くの市民の皆さんの心に感動を与え好評を頂いております。また最近では地域の祭りに招待されたり、市内4箇所にある老人福祉センターからの声が掛りお年寄りの皆さんからも大変喜ばれております。更に先日は隣接する丘中学校で「福祉教育」の一環という事で体育館へ出向いて演奏し、中学生の皆さんとの交流を深めると共に、障害者に対する理解と認識を更に高めることが出来ました。
 以上のように、この太鼓を通して地域の皆様の理解を得ると同時に、持久力・協調性を高め、生きる力、働く力を身に付け積極的な社会参加に向け頑張って行きたいと思います。
 今日演奏する曲は、「飛龍三段返し」「すみればやし」と「勇駒」を一連の流れにアレンジしてみました。一年から三年かけ曲として形にして来ましたが、音の力強さや声を大きく出す事に特に時間をかけて練習してきました。
 それぞれの曲に合わせ、気持ちを切り替えながら精一杯演奏します。







日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION