シンポジウム
シンポジウムの進行について
<大阪開催> 平成16年1月10日(土)大阪国際交流センター
シンポジウムの時間配分(案)は次のとおりです。
13:40 |
メンバーの顔合わせと打合せ |
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(会場は14:30〜14:40まで講演・の後の休憩時間に入っている) |
14:40 |
コーディネーターによるシンポジストの紹介及び進め方についての説明 |
14:50 |
シンポジスト(1)による提案(各20〜30分) |
15:15 |
シンポジスト(2)による提案 |
15:40 |
シンポジスト(3)による提案 |
16:05 |
休憩 |
16:15 |
コーディネーターと各シンポジストとの話し合い。必要により前半の補足説明及びフロアーとの意見交換 |
16:55 |
コーディネーターによるまとめ |
17:00 |
終了 |
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シンポジウム
子どもの生活リズムと家庭生活
コーディネーター 猪股 祥(湘南福祉センター理事長)
シンポジスト 鈴木 洋(鈴木子どもクリニック院長)
淡川 節子(東大阪大学短期大学部講師・管理栄養士)
大内 清子(藤井寺市立第6保育所看護師)
コーディネーター
子どもの生活リズムと家庭生活
猪股 祥(湘南福祉センター理事長)
プロフィール
昭和34年より社会福祉法人湘南福祉センター勤務、現職理事長・平塚保育園園長。平成12年厚労省児童福祉施設等評価基準検討委員会委員。
提言要旨
子どもの生活リズムと家庭生活
―小児科医から見た子どもの生活リズムの問題点―
鈴木 洋(鈴木こどもクリニック院長)
プロフィール
1949年 愛知県に生まれる。
1975年 信州大学医学部卒業
1975年 東京大学医学部小児科入局
一般小児科学、小児麻酔学、小児神経学を中心に研修、研究する。
1979年 東大医学部小児科助手
1980年 総合母子保健センター愛育病院小児科
新生児学、小児保健学を中心に学ぶ。
1990年 東京都墨田区にて「鈴木こどもクリニック」を開業
1996年から2年間毎日新聞に「ぞうさん先生の子育てトーク」のエッセイを毎週連載。また、育児雑誌、NHKなどテレビにて子どもの病気、子育てについて愛育病院在職中から発信する。2000年からは保育士向けの雑誌にも子どもの様々な事柄を小児科医として執筆する。他に10年前より年に1ヶ月ほど医療事情の悪い海外に行き医療調査並びにその地に長期滞在している日本人の子どもたちの健康相談をしている。今までに20カ国以上訪問している。
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<はじめに>
小児科医として28年生になった。多くの子どもの多くの病気を診てきた。同時に多くの親とも接してきた。この期間の四半世紀は子どもの成長と同じように多くの変化があった。診ていた子どもが大人になり結婚して子どもを連れてくるようにもなった。700gで生まれた超低出生体重児の未熟児が二十歳の記念に携帯メールで挨拶もしてくれた。医療は確実に進歩して死亡する子どもは少なくなってきた。生まれる子どもは社会問題になるほど減少してきた。子どもが少なくなればじっくり子どもを診れるかと思いきや反対に小児科医の減少が小児医療に新たな問題を引き起こしている。小児救急の問題は今小児科医が直面している一番の問題である。重症患者が増えたのではなく親の生活様式の多様化が大きな原因のようだ。リズムとしての人間生活がなくなりその結果、小児救急の問題の一因となっている。小児科医から見た子どもの生活リズムを考えてみたい。
1. 親の受診態度から見た生活リズム
2. 共働き、保育園から見た生活リズム
3. 生活リズムの基本は睡眠覚醒リズム、その発達を考える
4. 子どもは生活習慣をどのように習得していくか
5. 海外訪問から学んだ子どもの生活
提言要旨
子どもの食生活リズムと楽しい食事
淡川 節子(東大阪大学短期大学部講師)
プロフィール
大阪府生まれ
大阪国際大学短期大学家政学科食物栄養学専攻修了
現在 東大阪大学短期大学部講師
管理栄養士
産業栄養指導者
労働衛生コンサルタント
衛生工学衛生管理者
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はじめに
長時間保育・一時保育・病後児保育など保育園の役割が多様化している現在、今まで以上に保育園と家庭との連携の必要性が求められている。
生活リズムの確立と食事の大切さを保育者集団でどう工夫し関わっていくか、皆様と一緒に考えていきたい。
1. 今、子ども達を取り巻く環境!(急変した戦後の約60年)
(1)社会環境は?
(2)食環境は?
2. こうだったよネ!「本来の子ども達!」
3. 今こそ、大切です。みんなの役割
4. やってみよう!子ども達とたのしんで!
5. 未来ある子ども達に!
・今私達にできること
・保護者と共に
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