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提案要旨
乳児保育における家庭との連携
間庭 幸子(本庄市・小島南保育園園長)
 
 子供を介して家庭と連携するものには、目にみえるものと見えないものとがあります。目に見えるものには園だより、家庭連絡帳、看護師だよりなどがあり簡単に理解され対応できます。目に見えないものとしては、心の部分、この人は今、何を考え、何を訴えたいのか慎重かつ正確に理解をする必要があります。判断を間違えますと真の理解が得られず、家庭との連携は困難になります。そこで心の部分を問題提起と致します。
 小島南保育園は埼玉県本庄市にある定員45名の小規模保育所です。昭和51年に定員30名で開園、昭和59年に0歳児保育を開始、平成11年から保育園(定員45名)と老人デイサービスセンターを併設、複合施設として現在に至っております。複合施設としての活動を通して報告いたします。
 
1. 乳児保育を開始して27年のあゆみ
 
2. 現在の状況
・小さな事でも受け入れる
・手と手の触れ合い
・専門的立場から対応する
・園と家庭が相互理解を深める
・自然から学ぶ
 
3. 今後の課題
・育児情報の日常的普及と啓蒙活動の工夫
・声なき声に気付く保育士を育てる
・トータルケアの必要性
 
 







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