本題中の具体例2: 〜世界を生きる子どもたちの姿を通して〜
世界の各地で様々に生きる同年代の子どもたちの写真から想像をめぐらし、またその様子を自分達の生活や社会と比べる事で、「国際理解」をより身近に感じるためのきっかけ作りを行なう。
(例)
これはアジアのある国の子どもたちの写真です。
Q. 子どもたちは何をしているのかな?
A. ミシン!それから・・裁縫?
Q. ここはどこだろう?子どもたちがたくさん集まってるね。
A. 学校かな。家庭科の授業じゃない?
A. 習い事(「〜教室」のような)かもしれないよ。
さあ、この国は・・・ベトナムです!
そしてこの子どもたちがいる場所は、ダナンという街のストリートチルドレンセンター。帰るべき家も、親もない子どももいます。この写真は、子どもたちがまともな職を得て暮らしていけるように、ミシン・ししゅうなどの職業訓練を行っているところなんだ。
(例)
さあ、これはどこの国の子どもたちだろう?
Q. 子どもたちや学校の様子で、自分たちと似ているところはあるかな?またどんなところが違うかな?
A. 制服を着ているね。
A. 教室の様子なんかは日本と同じみたい。
A. 女の子は大人びている感じ。日本だと小学校高学年くらいかなぁ?
これは・・コスタリカの小学校の写真です!
コスタリカってどこにあるか、みんな知ってる?
・・どんな授業をしているのかな?実は、先生がこんな質問をしているんだ。
Q. 「あなたが家族の中で一番大切にしている価値観は何ですか?」
みんななら何て答える?ちょっと難しいかな?コスタリカの生徒はこう答えたよ。
A. 「リスペクト(=尊敬)です。」・・彼らは普段から授業の中でこんなやりとりをよく行なうそう。彼らについて、そしてコスタリカという国について、少し興味が湧いてきたかな?
(例)
これはアメリカ・ニューヨークの子どもたちが、自分の国「アメリカ」を題にして描いたパネルだよ。
Q. 何が描いてあるんだろう?
Q. みんなも「日本」を題にして描いてみよう!
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