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平成16年度 全国大会・ブロック別研修会開催予定
第50回全国里親大会
平成16年10月10日(日)
東京国際フォーラム
 
☆来年度ブロック別研修会開催地開催予定時期
地区別 開催地 開催時期
北海道ブロック 北見市 9月
東北ブロック 山形市 7月
関東ブロック 箱根町 7月
東海北陸ブロック 名古屋市 5月
近畿ブロック 滋賀県 6月
中国ブロック 広島市 5月
四国ブロック 徳島県 9月
九州ブロック 沖縄県 7月
 
ふるって参加しましょう〜♪
 
全国里子会
さくら通信第2号・第3号を発行しました。
 
 
 第2号には、8月7日〜9日に行った全国里子会初めてのキャンプの報告と感想、第3号には、第49回全国里親大会での里子代表の発言内容、東京都で行われた高校生交流会の感想が掲載されています。
 里親家庭で育った子ども達の生の声が満載です。
 是非お読み下さい。
 
都道府県別 平成十四年度末 里親登録・委託の状況
都道府県別 平成十四・十五年度 専門里親養成教育受講状況
 
  14年度末里親登録・委託の状況 専門里親養成教育受講状況
  登録里親数 委託里親数 委託児童数 平成14年度 平成15年度
北海道 484 184 288 11 10
青森 122 40 45 3 2
岩手 146 18 20 0 0
宮城 66 14 16 0 0
秋田 107 22 22 0 3
山形 98 13 12 1 3
福島 149 32 38 0 0
茨城 178 44 61 0 0
栃木 168 46 53 6 4
群馬 147 34 46 0 0
埼玉 365 132 169 26 12
千葉 191 68 87 3 3
東京 407 219 305 0 14
神奈川 175 67 93 0 7
新潟 213 48 57 0 10
富山 61 10 12 0 4
石川 37 6 5 0 2
福井 51 6 7 1 1
山梨 75 16 19 1 0
長野 156 9 10 0 3
岐阜 168 24 27 1 1
静岡 370 60 67 0 6
愛知 210 53 69 0 10
三重 130 22 25 0 4
滋賀 141 24 34 6 3
京都 76 8 7 2 0
大阪 176 27 41 4 4
兵庫 235 52 36 0 3
奈良 83 6 4 0 0
和歌山 62 12 13 0 3
鳥取 46 12 14 6 2
島根 107 19 24 0 1
岡山 98 23 29 0 10
広島 100 22 21 3 5
山口 106 13 20 0 6
徳島 21 11 11 0 1
香川 31 9 9 2 1
愛媛 53 6 6 0 0
高知 43 7 13 0 0
福岡 114 20 18 0 1
佐賀 36 1 1 0 0
長崎 51 12 12 0 1
熊本 84 25 33 0 3
大分 68 5 5 0 3
宮崎 116 50 64 0 3
鹿児島 72 9 10 2 2
沖縄 236 67 101 0 5
札幌市 122 35 44 2 6
仙台市 36 20 23 0 0
千葉市 35 15 16 3 0
横浜市 69 30 69 6 0
川崎市 96 39 91 2 6
名古屋市 81 27 45 1 1
京都市 64 12 17 0 3
大阪市 78 28 62 0 2
神戸市 34 8 29 0 2
広島市 36 5 9 0 2
北九州市 38 10 10 2 3
福岡市 43 17 23 0 2
合計 7,161 1,873 2,517 94 183
専門里親研修受講者数は、全国里親会里親だより編集調べ(資料提供 日本子ども家庭総合研究所)
専門里親研修受講者数は、再履修者及び未修了者を含む
 
各里親会の動き
福井県里親会
里親信条の見直しに思う
福井県里親会会長 竹内重富
 平成15年度の東海ブロック研究大会は、関係者一同の一致協力体制が見事に功を奏し、今までにない内容の充実した大会であったと思います。ここに改めてお世話になった皆様方に心からお礼申し上げます。
 さて、今大会に於いて、福井県の要望事項として提案致しました里親信条見直しの件は、7年前の福井大会においても提案致しましたが、未だ充分なる審議もできないまま見送られた感がありましたので、今春ブロック会長会議においてあらためて提案致しご意見を賜りました。改正の主旨は充分にご理解いただき、個々の内容については時間をかけて検討しようとのことでしたので、今大会の全体会議に提案致しました。種々ご意見を賜りましたが、おおむね見直しの必要はあろうとのご意見が大半でしたが、里親信条は、里親の憲法のようなものであるからもっともっと時間をかけ、慎重に事を運ぶべきだとのご意見も多数ありました。
 そこで見直しの必要性について述べてみたいと思います。現行の里親信条は昭和32年5月、全国社会福祉大会において採択されたものです。以来40有余年が経過しています。当時の時代背景から考えますと、当時の里親さんは誠に崇高なる精神をもって、私生活を犠牲にしても恵まれない子どもへの養育に心血を注がれたと思います。しかし、強者の論理とも申しましょうか、恵まれない子どもだけに、育ててあげる、面倒を見てあげるといった、上から下に向かって押しつけ的な発想がうかがえます。
 例えば現行に於いては、「わたくしたち里親は家庭に恵まれない児童に対し、これに変わる家庭を与えます」とうたっております。この「与えます」という表現がいささか気になります。私どもはこの項目を「わたしたち里親は家庭を必要とする子どもと協力しあいあたたかい家庭を築きます」と改訂し、又里親として常に心しなくてはいけない「人間性の向上に努める」との項目が入っておりません。「人は徳分をもって治まる」との格言もありますが、徳分は里子の限りなき幸せを願う、子を思うがための真実なる努力の中から備わってくるものと思います。
 平成5年「子どもの権利条約」が批准されました。里親である私たちも委託児童も、対等な人としての権利を尊重し、ともに育ち合う関係であることは言うまでもありません。里子との関わりを通して得た我が子の成長や、また非行に走ろうとする里子への養育が、いつしか人としての痛みを共感する親心が備わってきたとか、子どもがいなかった家庭に、お父さんお母さんと言って、親として慕ってくれる子どもが居る家庭に生まれかわった喜び等、数え上げれば限りなき幸せを里子から与えられています。正に友に育ち磨き合う関係であることを申し上げ、信条改訂に一層のご理解を賜りますれば幸いと存じます。
(福井県里親会「星の子」第22号より)
 
里親信条
1. わたくしたち里親は、家庭に恵まれない児童に対し、これにかわる家庭を与えます。
1. わたくしたち里親は、親としての愛情と誠意をもって、児童の養育にあたります。
1. わたくしたち里親は、児童に対し個性に応じた教育と技能修得の機会を与え、その社会的独立をたすけます。
1. わたくしたち里親は、児童の養育に必要な知識と技術の向上につとめます。
1. わたくしたち里親は、自らの家庭をととのえ、また児童をめぐる社会環境の改善につとめます。
 
里親信条の改訂に関するご意見をお寄せ下さい。
*「里親信条改訂について思うこと」
*「私の里親信条改定案」など
 
宛先 東京都港区赤坂9-1-7-856
(財)全国里親会里親だより編集局宛
FAX 03-3404-2034
E-mail zenkoku-satooya@cnr.ne.jp







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