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8. 江蘇揚子江船廠有限公司(江陰船廠)
(Yangzijiang Shipyard)
所在地:江蘇省江陰市澄江鎮魚港路38号
Address: No.38 Shiyugang Road, Chengjiang Town, Jiangyin City, Jiangsu Prov.
郵便番号:214431
Tel: 0510-685-2284
Fax: 0510-685-6631
E-mail: Yzj2@public1.wx.js.cn
 
資本形態:大型有限責任公司
創立:1956年
業務内容:5万DWT以下の貨物船、2000TEU以下のコンテナ船、油槽船、多機能海上作業船、救難船、クレーン船等の新造船が主要業務。他に船舶の修繕・解体、大型鉄鋼構造物を建造する綜合企業。
会社概要:江蘇省江陰市、長江下流にある江蘇省有数の輸出生産企業。
法人代表:任元林
董事長:任元林
総経理:任元林
従業員数:1,286人
占地面27万m2
 
施設概要
スリップウエイ数:3
スリップウエイサイズ(最大船型、クレーン能力):
220m×42m(5万DWT、300t×1、80t×1)
190m×32m(3万DWT、75t×1、30t×1)
140m×24m(1.5万DWT、30t×2、60t×1)
艤装岸壁(クレーン能力):
370m(20t×2)、222m(20t×2)
396m(20t×2)
 
実績(船舶部門)
  2000年 2001年 2002年
受注(万DWT/隻) 31.9/22(6位) 7.472/4(-) 4.68/3(1〜6月)
竣工(万DWT/隻) 6.2/4(-) 8.9/13(8位) 7.2/3(-)
手持(万DWT/隻) 34/24(10位) 22.1/15(-) 82.2/18(-)
生産額(億元) 3.3(-) 4.6(-) 2.5(1〜6月)
輸出額(億元) 2.05(-) 3.45(10位) 2.68
 
財務(2001年)
登録資本金:0.8億元(約12億円)
売上高:4.3億元(約66億円)
当期純利益:1,154万元(約1.77億円)
固定資産:1.4億元(約21億円)
売上総利益:2,459万元(約3.77億円)
 
8.1 企業概況
8.1.1 沿革
1956年 「江陰船廠」として創立。
1993年 社名を「江蘇揚子江船廠」に改称。
1999年7月 BVからISO9002の認証を取得。
2000年1月 国有企業から株式会社に変更し、社名を「揚子江船廠有限公司」に改称。
2001年9月 江蘇無錫地域で最大の300t門型クレーンを導入。
2001年10月 国家対外経済貿易部の承認により対外労務経営権を取得。
 
8.1.2 経営者及びその経歴
 
表8-1: 董事長の経歴
名前 任元林
役職 董事長
性別
生年月日 1949年
学歴 大卒
職歴 期間 勤務先 役職
  1978年〜1993年 江陰船廠 技術者
  1993年〜1999年 江蘇揚子江船廠 副廠長、廠長
  1999年〜現在 江蘇揚子江船廠有限公司 董事長兼総経理
 
表8-2: その他主要責任者の名前及び職務
名前 役職
王 東 副総経理、調達部の責任者
項建軍 副総経理兼工程部部長
陳永良 市場販売部の責任者
出所:上海科学技術情報研究所市場調査研究部
 
8.1.3従業員構成
 
図8-1: 従業員構成図(2001年12月31日現在)
出所:上海科学技術情報研究所市場調査研究部
 
 従業員総人数は1,286人であり、そのうち大学以上の学歴をもつ従業員は188人。
 技術者は39人で、従業員総人数の3%、管理職は73人で、従業員総人数の6%。
 
8.2 会社組織
8.2.1 会社組織
 
図8-2: 会社組織図
出所:上海科学技術情報研究所市場調査研究部
 
8.2.2 関連企業
 
表8-3: 主要関連企業の名称及び会社概要
関係 関連企業 会社概要
親会社 江蘇省交通庁 江蘇省の産業政策の策定、交通管理、交通発展計画及び公共設備の投資等を行う政府機関。
子会社 江陰蘇美達船舶工程有限公司 江蘇蘇美達集団と共同出資で設立した子会社。主に1,000T以下の客船、曳船の建造、クレーンの製造を行う。
出所:上海科学技術情報研究所市場調査研究部
 
8.2.3 政府との関係
 地元江陰市最大の造船所であり、地方政府との関係もよい。ただし、地方政府の財政がよくないため、補助金、税制優遇等はない。
 資材調達や設備導入でも特に優遇はない。







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