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7 山東航運集団有限公司
（会社整理中）
所在地：山東航運集団有限公司
郵便番号：250020
Tel: 0531-569-3999
Fax: 0531-294-6700
創立：1998年
資本形態：国有集団公司
業務内容：
法人代表、董事長：李発耀
総経理：李発耀
従業員数：集団公司80人、傘下企業9,710人
陸上 7,135人
海員 2,655人
注：データはグループ会社の解散前の2000年度のもの。
財務（2000年）
登録資本金：0.8億元（約12.3億円）
売上高：9.2億元（約141億円）
売上総利益：2.6億元（約39.9億円）
固定資産：8.2億元（約125.7億円）
営業利益：-2,582万元（約-3.96億円）
当期純利益：-1,863万元（約-2.9億円）
会社概要：
1998年に、山東省交通庁が山東省にある港湾、海運、船舶の建造・修繕、航路浚渫、船舶代理等の企業を統合して設立したが、傘下各企業が独立経営にて業務を行ったため収益が悪化。
2001年に解散、工商局の会社登記も2003年5月までに正式に抹消予定。
グループ組織図
7.1 企業概況
7.1.1 沿革
1998年 山東省にある港湾、海運、船舶の建造・修繕、航路浚渫、船舶代理等の企業を統
合して山東航運集団有限公司として創立。
1999年 3,438万USドルを輸出。
2001年 実質上の破綻。
2002年 子会社の山東省威海船廠の船舶修繕品質管理部門が「中国優秀品質管理小組」
を受賞し、造船分廠品質管理グループ、塗装・船台・ドック分廠品質管理グループ
が「2002度優秀品質管理小組」を受賞。
2002年10月 子会社山東省威海船廠が香港晋祥船務有限公司向け2,600DWTばら積船の建造
開始。
2003年5月 工商局の会社登記を抹消予定。
7.1.2 経営者及びその経歴
表7-1 総経理の経歴
| 名前 |
李発耀 |
| 役職 |
法人代表、総経理 |
| 性別 |
男 |
| 生年月日 |
1959年 |
| 学歴 |
大卒 |
| 職歴 |
期間 |
勤務先 |
役職 |
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2000年以前 |
山東省交通庁 |
弁公室主任 |
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2000年〜2001年 |
山東航運集団有限公司 |
法人 総経理 |
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表7-2 その他主要責任者の名前及び役職
7.2 会社組織
7.2.1 会社組織
図7-1 会社組織図
7.2.2 関連企業
表7-3 主要関連企業の名称及び概要
| 関係 |
企業名称 |
企業概要 |
| 親会社 |
山東省交通庁 |
山東省の交通計画及び交通政策の策定、公共投資等を行う政府機関。 |
| 子会社 |
烟大汽車輪渡股 有限公司 |
山東省の大型自動車フェリー会社。海難事故多発で業績悪化。 |
| 山東省青島海運総公司 |
大型海運企業集団。全額独資の子会社16社、港湾係留69ヶ所（万DWT級の係留8ヶ所）、各種船舶を88隻、35.4万DWT保有。 |
| 山東省烟台海運総公司 |
傘下に7社の直轄企業、8社の出資子会社（うち4社は資本50%以上）各種船舶も20隻、11.2万DWT保有。 |
| 山東国際船舶代理公司 |
登録資本金は500万元。主に山東航運集団船の代理、貨物営業、通関等 |
| 山東遠東国際船舶代理有限公司 |
船舶代理業務、出入港手続、係留、積卸、保管等業務。 |
| 龍口、日照、青島等7の港務管理局 |
港湾管理。 |
| 威海船廠 |
山東省最大級の造船所、主に新造船、船舶の修繕を行う。 |
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7.3 経営状況
7.3.1 業務近況
1998年にグループを設立したが、傘下各企業が独立経営を続けたこともあり経営が年々悪化し、2001年に解散決定。
現在は会社整理中で、2003年5月までには、正式に工商局の会社登記を抹消予定。今後、グループ組織がどのようになるかは不明。
7.3.2 売上高
図7-2 近年の売上額の推移
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単位:万元
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出所：国家工商行政管理局
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注：2001年の売上額は集団の管理機能が果たせないこともあり急落。
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7.4 財務状況
7.4.1 出資者、出資率
表7-4 主要出資者及び出資率（2000年12月31日現在）
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