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11.3 業務
11.3.1 業務内容
船舶の改造、修理、電気設備及び金具類の製造、加工及び修理、工作船の保有及び貸し出し、市内航運。
11.3.2 設備
表11-4: ドック数及びサイズ
ドック数：2
| 長さ（m） |
幅（m） |
深さ（m） |
DWT |
クレーン |
備考 |
| 246.96 |
38.1 |
8.5 |
5.2 |
25t×1、15t×1 |
「中海普陀山」浮きドック2001年12月購入 |
| 222.50 |
38.00 |
7 |
6.5 |
5t×1 |
「浦東」浮きドック |
| 157.00 |
23.4 |
7 |
1.5 |
5t×1 |
「盧山」浮きドック |
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出典：MIRU調査
表11-5: 艤装岸壁
| 長さ（m） |
クレーン |
| 270 |
16t×2 |
| 180 |
20t×2 |
| 170 |
20t×1 |
|
表11-6: その他設備の種類
| 設備名称 |
能力 |
数量 |
| クレーン |
20t |
3 |
| クレーン |
16t |
2 |
| クレーン |
15t |
1 |
| 湿気取り器 |
|
3台 |
| 旋盤 |
|
1台 |
| ボール盤 |
|
2台 |
| カッティング機 |
5mm〜20mm |
2台 |
| デジタル制御切断機 |
|
1台 |
| 油圧機 |
500t |
1台 |
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出典：MIRU調査
11.3.3 修繕実績
表11-7 主要修繕実績一覧表
| 船名 |
DWT |
船主 |
種類・用途 |
備考 |
| OLVIAL号 |
|
ウクライナ |
大型レジャー船 |
船主より提供された船室の設計図にしたがって、内装工事を行う |
| 台塑4号 FORMOSA-4 |
|
Formosa Plastics Transpacific Corporation（台湾） |
化学品運搬船 |
オイル・タンカー惰性ガスの保護装置の取り付け、オイル輸送パイプの内壁特殊塗装 |
| HANSUNG 55 （韓星-55） |
|
Hansung Shipping Co.（韓国） |
貨物船からバラ積みコンクリート運搬船に改造 |
元貨物船のデッキ機械の取り除き、大船室の改造、ハッチ周りの改造、二階の船室の取り除き、発電機、積卸機械、大船室底部の振動式収集器等、バラ積みコンクリート設備の取り付け |
| 富興1号 |
55,000 |
浙江富興海運公司 |
オイル・タンカー |
オイル船室の鋼板取り替え、外側の特殊塗装及び部分ペンキ修理 |
| 大慶232 |
20,000 |
中国海運（集団）
公司広州泰華油運公司 |
オイル・タンカー |
オイル船室の鋼板取り替え、特殊塗装及び部分ペンキ修理 |
| 華北 |
63,000 |
中国海運（集団）
総公司 |
オイル・タンカー |
船頭、船尾デッキと外側の特殊塗装及び部分ペンキ修理 |
| 明海輪 |
5,000 |
長航集団 |
バラ積み貨物船 |
船室の破損修理 |
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出典：MIRU調査
11.3.4 その他
設計レベル
同社は船舶の修繕業務を主体としており、船舶製造業は営んでいないため、基本設計の能力及び人員並びに研究開発センター及び研究関係者は保有していない。
日系・外国企業との提携
鉄鋼構造物では、当該企業は主に国内の技術を使っているが、自動化では主に外国の技術を取り入れている。修繕した船舶の中では約60%ぐらいが外国の船舶で、日本からの受注もあるが、日本からの業務量は安定していない。
11.4 財務状況
11.4.1 資本金、出資者
表11-8: 主要出資者及び出資率（2002年12月31日現在）
11.4.2 売上げ
図11-3: 最近5ヶ年の売上額の推移
11.5 今後
11.5.1 最近のトピック
1）「世界正義」の修繕を竣工。（2003年1月）
「世界正義」の修繕を竣工し、船主に引き渡した。この船の修繕技術レベルが高く、フランスBV船級協会、イギリスLR船級社、中国CSS船級社から高く評価された。
2）品質を重視し、競争力を高める。（2003年6月）
立新廠は「優化管理、優質工程、優良サービス」という「三優」のスローガンのもとで品質を重視し、競争力を高め、上海の船舶修繕実力のアップに貢献する。
11.5.2 事業計画
業務量の急増がない限り、ここ数年では、生産設備の増設及び基礎施設の拡大計画がない。
船舶の修繕品質を保証するため、人材の確保及びトレーニングを通して従業員能力の向上は立新廠の目標となっている。
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