(6)上海海運学院
所在地:上海市浦東大道1550号
郵便番号:200135
Tel: (021)58855200
沿革
1909年 清の郵船部により上海高等実業学堂(南洋公学)船政科が創立。
1959年 交通部により校名を「上海海運学院」に変更。
1998年 国務院学位委員会の承認によりMBA試験大学の一つとなる。
2001年 国務院学位委員会の教育合格評価により正式のMBA受験大学となる。
大学概況
◆中華人民共和国船員教育・トレーニング品質保証証書及びDNV船級協会のISO9001を最初に取得した大学。
◆本科学科は29あり、うち24の学科は博士及び修士学位の授与権を持っている。高等專門学校の学科は11(うちアメリカとの合弁学校は2校)。
◆大学の専任教師は約500人、うち正・副教授は約300人。本科生及び専門学校の学生は約8,000人、大学院生は900人、社会人学生は3,000人。海外留学生を募集中。
◆万DWT級の遠洋実習船「育銀」「育鉾」及び遠洋帆艇「天鷹」「天琴」を所有。
◆大学図書館の海事商法関係の図書・資料の蔵書量は中国国内最大。
◆学内に交通部港湾機械品質検査・測定センター、中国海洋輸送情報ネットワーク、上海船員トレーニング・センターあり。
主要船舶、航海関連学科・学部及び研究所
学院 |
学部 |
学科 |
商船学院 |
航海学部 |
積卸・運送機具運用工程 |
修士課程 |
交通情報工程及び制御 |
海洋船舶操縦 |
本科 |
エンジン工程学部 |
エンジン工程及び冷蔵・冷凍 |
修士課程 |
低温工程 |
エンジン工程 |
本科 |
熱エネルギー及び動力工程 |
電気工程学部 |
本科 |
交通輸送学院 |
管理学部 |
交通輸送企画及び管理 |
修士課程 |
交通輸送工程 |
交通輸送 |
本科 |
船舶及び海洋工程 |
物流管理 |
港湾航路及び海岸工程 |
国際海運学部 |
国際海運管理 |
- |
法律学部 |
国際経済法(海事商法) |
本科 |
上海港湾学校 |
水上運送管理及び外国船検数業務 |
専門学校 |
交通輸送財務会計 |
外国貿易輸送業務 |
国際海運業務 |
高等職業学校 |
コンテナ輸送管理及び外国船検数業務 |
|
注:
◆ |
商船学院の教職員は144人、うち教授は17人、副教授は41人、講師は45人。教師の多くは船員免許所有。専任教師の中に、船長は11人、機関士は5人、高級技術者は7人。
|
◆ |
交通輸送学院の正、副教授は約30人。在学中の本科生は1,500人弱、博士及び修士課程の大学院生は約400人。
|
主要研究所 |
概況 |
上海港湾機械品質監督検査測定センター |
法により授権された製品品質検査測定機関。 |
シミュレーション技術研究所 |
ファジー技術、エキスパートシステム、人工神経、自動制御IC技術を船舶故障診断、予測分析及び安全制御に応用。 |
機械工程設計研究所 |
クレーン機械、鎖用具、輸送機械、汎用機械の研究、開発、港湾機械の性能測定・品質検査、コンサルティング・サービス等。 |
海事商法研究センター |
中国海事商法及び国際条約・国際海事処理案件・事例の研究。 |
航海科学研究所 |
電子航海システムの設計、航海シミュレーション・システムの開発、航海ソフトの設計、航海安全保障の研究等。 |
上海国際海運センター |
上海国際海運センターの建設、その関連研究、コンサルテイング・サービス。 |
水上運送経済科学技術研究所 |
中国水上運送の経済理論研究及び現状調査等 |
|
所在地:上海市華山路1954号
郵便番号:200030
Tel: 021-62933181 Fax: 021-62933160、
E-Mail: naoe@mail.stju.edu.cn
沿革及び大学概況
1943年 船舶建造工程学部を設置。
1951年 エンジン工程学部を船舶建造工程学部に合併。
1952年 同済大学、武漢交通学院の造船工程学部及び武漢交通学院、上海市工業専門学校の造船専修科を上海交通大学の船舶建造工程学部に合併。
1956年 第一機械工業部の指導により船舶建造工程学部を基礎として上海造船学院を設立。
1957年 計画・建設中だった南洋工学院を交通大学に合併。
1961年 所管が交通部から国防科技工委員会に変更。同時に高等教育部及び上海市政府の指導下に。
1982年 教育部所属大学に変更。国務院の承認により中国重点建設大学5校の1校となる。
1997年 学院名を「船舶及び海洋工程学院」に変更。
船舶及び海洋工程学院概況
◆博士前期課程2、修士課程4、国家重点実験室1、博士後期課程1。
◆研究範囲は民用及び軍用艦船、海洋石油開発、海岸・港湾工事、海洋環境保護等。
◆上海外高橋造船有限公司、江南造船廠、 東造船廠、中海集団公司等で実習。
◆教職員は112人、うち教師は71人、中国科学院院士1人、長江計画の特別招聘教授2人、教授は25人。博士課程指導教官は20人。博士号を持つ教師は学院教師全体の38%以上。
◆本科生は418人、修士課程58人、博士前期課程27人、博士後期課程は8人。
学科 |
学制 |
専攻 |
船舶及び海洋工程学科 |
本科
4年 |
各種船舶及び海洋工程構造物の研究、先進技術開発 |
港湾、航路及び海岸工程 |
港湾、航路及び海岸工事の企画、設計、研究及び工程管理 |
交通輸送(国際海運)学科 |
交通輸送(国際海運)の企画・管理 |
船舶及び海洋構造物設計・建造 |
修士課程
博士課程
2.5-3年 |
新船型の設計・開発、海洋開発技術の研究、艦船設計、リスク評価、強度分析、船舶抵抗力の研究 |
工程力学学科 |
構造力学、安全性評価等の研究 |
交通輸送企画・管理 |
交通輸送システムの技術・経済分析、管理、総合輸送の企画等 |
港湾、海岸及び近海工程 |
河川・海岸の水力学、土砂・河床の移動、港湾、航路、海岸、近海構造物の設計・工事、総合治水 |
|
主要研究所 |
主要研究領域 |
船舶及び海洋工程設計研究所 |
◆海洋プラットフォーム
◆船舶の設計及び新船型開発
◆船舶の先進建造技術
◆水上輸送システムの経済技術分析等 |
水中研究所 |
◆有人・無人のリモート潜水器の研究
◆水中作業システム及び水中キャリヤーの研究
◆船舶システムの信頼性及びヒューマンファクターの研究等 |
構造力学研究所 |
◆構造力学、構造信頼性分析、構造試験技術等 |
港湾及び水利工程研究所 |
◆海岸、河口の水力学、土砂・河床の移動
◆海岸、河口・近海の汚染制御
◆港湾、埠頭等海岸建築物の設計、建造
◆航路整備、砂浜干拓
◆現場測量技術 |
国家重点実験室 |
概況 |
海洋工程国家重点実験室 |
◆海洋水槽、船舶牽引水槽、構造実験システム
◆風浪下の船舶及び海洋構造物の挙動、流体力学、構造問題の研究 |
|
所在地:湖北省武漢市洪山区路瑜路1037号東二階
郵便番号:430074
Tel: 027-87542102 Fax: 027-87545438
E-Mail: ping15@ping15.com
沿革及び大学概況
2000年 5月26日、上海同済医科大学、武漢城市建設学院、華中理工大学が合同で、科学技術部傘下の管理学院(武漢科学技術職員大学)を華中理工大学に合併、「華中科学技術大学」を創立。
交通科学及び工程学院概況
◆学院には船舶及び海洋工程、エンジン工程(エンジン工程及び自動制御)、交通工程、交通輸送学科を設置。
◆船舶構造力学実験室、風洞及び船舶模型操縦実験室、エンジン工程実験室及び船舶・海洋工程水槽実験室を有する。
◆学院は教授、副教授35人、うち博士課程の指導教官は9人。
◆船舶及び海洋構造物、エンジン分野で博士前期課程、修士課程を設置、船舶及び海洋構造物分野では博士後期課程研究科を、交通輸送企画及び管理、道路及び鉄道工事分野に修士課程を設置。
主要船舶、航海関連学部及び研究所
学科 |
専攻 |
船舶及び海洋工程 |
船舶、海洋工程構造物、水上運送システムの研究 |
エンジン工程学科
(エンジン工程及び自動化) |
エンジン工程及び自動化の研究 |
交通輸送学科 |
交通輸送組織、輸送企業管理の研究 |
主要実験室 |
概況 |
船舶構造力学実験室 |
◆敷地面積は約1,400平方メートル。
◆強度(引張、圧力、曲げ、捩り、振動、疲労、断裂、衝撃等)試験機。 |
風洞及び船舶模型操縦実験室 |
◆敷地面積は約450平方メートル。
◆風洞の試験能力は2.1m×0.88m×0.6m、最高風速60m/秒。 |
エンジン工程実験室 |
◆「運動シミュレーション実験室」「水中作業システム実験室」等。
◆国防課題の研究の他、国産水中潜水艇、水中ロボットのマジックハンドシステムを試験。 |
船舶及び海洋工程プール実験室 |
◆敷地面積は約3,600平方メートル。
◆国際船舶模型試験プール会議(ITTC)のメンバー。
◆船舶シミュレーション試験水槽は中国の大学で最長。
◆船舶の抵抗、耐候試験及び海洋工程試験。 |
|
|