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レクリエーション
B&G FLOOR MOVEMENT
ライフサポート運動プログラム
レクリエーションプログラム
■概要
 参加者相互の交流を主な目的に、楽しく、手具遊びやゲームなどを行います。
 道具を2人で使うことで、自然にコミュニケーションがとれるようにします。さらにゲームでは、複数でチームになり協力しあうことで、自分の役割を認識し、仲間との一体感を持てるようにします。仲間との交流をうまく取ることが、運動を継続するための条件ともいえるでしょう。
 指導者は、参加者が自然に交流できるように、言葉かけを行いゲームにも参加して、和やかな雰囲気をつくっていきます。
 
■準備
・ボール ソフトバレーボール
・新聞ボール 新聞紙を4枚程度丸めたもの(直径15〜20cm程度)
・風船 (直径20cm程度)
 
■プログラム構成
<ボール>
ボールを使って、つく、投げる等の基本運動を行い、ボール運動に慣れていきます。
 
<新聞ボール>
新聞ボールを使って、蹴る動作を行い、2人組でパス等を通じて、コミュニケーションを図ります。
 
<風船>
風船を使ったゲームをみんなで楽しみながら、コミュニケーションを図ります。
 
■注意事項
・参加者同士の間隔を十分にとる
 
レクリエーションプログラム
ボール
ねらい 簡単なボール運動に慣れる
動作 内容 ポイント
1 両手でつく (1)両手でつく 10回
(2)回数を変えながらつく 1回〜3回
(1)手首を使って行う
(2)指導者の言葉かけに合わせて行う
例:「ついてとる、ついてついてとる・・・」
2 両手で投げる (1)両手で投げてとる 10回
(2)両手で投げて手を叩いてとる 10回
(1)胸の前でとるようにする
(2)高く投げあげ、徐々に回数を増やしていく
3 片手でつく (1)片手でつく 左右10回
(2)交互につく 10回
(1)手首を使って行う
(2)同じ場所でボールをつく
例:「右、左、右、左・・・」
4 両手でつく
(歩行)
(1)両手でつきながら前に歩く 15m×2回
(2)両手でつきながら後ろに歩く
(1)前を見ながら歩く
(2)前かがみにならず、足元でボールをつく
5 片手でつく
(歩行)
(1)片手でつきながら前に歩く
15m×左右1回ずつ
(2)片手でつきながら後ろに歩く
15m×左右1回ずつ
(3)片手で交互につきながら前に歩く
15m×1回
(4)片手で交互につきながら後ろに歩く
15m×1回
(1)前を見ながら歩く
(2)前かがみにならず、足元でボールをつく
(3)手足が交互になるように行う
(4)ぶつからないように注意する
・間隔を十分にとる
・早めに声をかける
FR-1
 
<負荷量>
・ボールはソフトバレーボールを使用(直径25cm)







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