少子・高齢化・人口減少
・少子・高齢化、人口減少が進んでおり、行政区単位での活動が困難になりつつある。
・高齢者が多いため、村づくりへの第1歩まで踏み出せない。
・少子化対策を「点から面へ」の全庁的な統一年式で実施すべきと思う。この分野の財政的な支援も比較的多い事もある事から取組やすい環境がある。
・若者が少ない。村内の職員が多く、公私混同しがちだ。プライバシーが守られない。
住民の自主的活動の強化・自立
・依存型地域づくりから自立型地域づくりへの更なる誘導が必要。
・住民が、自主的に活動するという考えが希薄。
・良い村づくりをするということに関して、全て行政に頼り切っている。
・住民の自主努力も必要。
・高齢者(老人クラブ)が行政等に頼る傾向が他市町村に比較して特に強い。
・村づくりは住民が率先して行動を起こす。住民ができる部分は住民、行政がやる部分は行政とはっきり区分する事により、行政負担が減る。
・住民一人一人が自分の家庭のみを重要視する。一人ひとりが活動して地域をつくり、それが年月をかけてよりよい村づくりになると思いながらもまず目の前の問題が多すぎるのか。
・今後ますます「住民自治」が求められる事から、本村の「行政区」を「自治会」に改め、「自分たちの事は(財源も含め)自分たちで可能な限りやる」という考え方に改めるべきと思う。
住民の健康管理・病気予防
・健康で生涯を終える事が村民のねがいであり、成人の健康づくり対策では、生活習慣病の予防や介護予防が重要である。高血圧の有所見者は以前から多かったが、大部分は服薬治療によって安定が図られている。近年は、糖尿病や高脂血症などの所見者が増えてきている為、糖尿病や脳卒中の発症を予防するため、生活習慣の改善による一次予防が重点課題となってきている。このため係では、食生活の指導に加え運動指導の事業を成人を対象に増やしてきている。また、要介護状態になることを予防するために高齢者に対する運動の普及も重点課題と考える。高齢者は、膝痛を抱えているので、
・水中運動の普及が必要と考えられる。
・健康づくりをもっと充実した方が良いと思う。
子育て・青少年教育
・母子保健事業では、未婚の妊娠やごく若い時期の結婚が増加し、幼児虐待や育児力不足のケースが出てきている。育児の相談やサポート体制がもっと充実される必要があると思う。衣川村の場合、児童福祉に関する分野や青少年に対する教育分野の施策が今後充実する必要があると思う。
公の施設の活用
・社会福祉、教育施設体育施設等をもっと自由に使用できるようにすること。
交通手段
・交通手段の確保
精神保健福祉分野
・上記を実現していくために、地域での精神保健福祉ボランティアや精神障害者家族会の活動は重要である。両者はこれまでも地域の精神障害者を理解し地域生活を支援してきているが、今後さらにこの活動が期待される。村はこれまで同様にこの活動を側面から育成していく必要がある。
また、家族会には家族同士の支え合いの機能があり重要である。家族が障害を受容でき安定することで、当事者の状態の安定にもつながる。
このことから、家族会未加入者の加入促進を図る必要がある。現在は6分の1程度の加入状況である。
また、当事者の自主活動が育っていない状況にあり、今後当事者会の育成を図っていくことが必要である。このことにより、当事者の自己実現が図られていくと考える。
住環境の整備・定住促進
・少子高齢化が益々進む中で、若者の定住できる環境づくりが必要である。
・次・三男が本村に定住できるような住宅分譲地を日向周辺に造成しては。
・村営住宅不足(毎日と言っていいほど、空室情報の照会あり)
生活環境・ゴミ問題
・少子化対策の推進(幼稚園のスクールバス、学童保育の実施)
・ゴミ問題など、身近な生活に直結する諸問題の早期解決
・村営住宅における居住者のマナーの悪さ。
余暇・住民活動の促進
・年代に応じた余暇・住民活動の拠点がない。
・若年・・・他市町村に余暇活動の拠点求めている。
・中年・・・他市町村に余暇活動の拠点求めている。
・老年・・・温泉・ゲートボール(一部)で満喫
その他
・まず、衣川村の魅力を引き出してもらうには、衣川を知るに限る。バスを利用して何回かのシリーズで村内を観光してまわり、衣川の良さをPR。温泉で昼食をとりながら、語りあい、色々な情報の提供を呼びかける。これは、年寄りのみならず、若者も参加できるような形をとる。何が村には必要か、今後も継続すべきか。とても貴重な意見が聞けるであろう。また、管内の若者同士が積極的に交流できる機会を設け、そこから結婚まで結びつけばなお良い。
・各家庭の基本的な生計を立てるだけの経済は必要である。その上で、経済ばかりみるのではなく、文化面にも目を向けてほしい。
・アメリカスタイルの経済ではなく、熟したヨーロッパスタイルの生き方かな?余暇を楽しめるような生活が有ってもいいのでは。
・自給自足のできる村づくりのため、自主的な活動や地域とのつながりを確保し、PR活動を積極的に行っていく。