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V 介護(助)者の評価
【介護(助)者の評価】
 
図37 介護者の評価(高齢協)
 
図38 介助者の評価(CIL)
 
[高齢協]介護者の評価は概して高い。介護者に望むのは、割合の高い順に「効率的に作業を行う」86%、「臨機応変な対応」82.8%、「あなたの指示に従う」81.1%。一方最も要望が低いのは、「介護の資格を持つ」9.1%。
 現在の主な介護者に対する評価では、概ね高い評価がみられるが、「一般的でなく個別な介護の知識を持つ」点が若干低い。
 
[CIL]介助者の評価は概して高い。介助者に望むのは、「指示に従う」「臨機応変な対応」「効率よく作業する」「一般的ではなく本人の介助に関して十分な知識を持つ」。要望が低いのは、「介助の資格を有する」「頼まなくても動く」。利用者からの要望は低いが、介助者はそれでも有資格者が多い。
 現在の主な介助者に対する評価では、概ね高い評価がみられるが、「一般的ではなく本人の介助に関して十分な知識を持つ」点が若干低く、また多くの介助者が当事者の希望に関わりなく、ホームヘルパー等の資格を有していることが明らかになった。
VI 充実を希望するサービス
図39 充実を希望するサービス(高齢協)
 
図40 充実を希望するサービス(CIL)
 
[高齢協]最も充実を望まれているのは、順に「訪問家事サービス」13.2%、「情報提供」11.8%、「デイサービス」10.6%、「訪問介護サービス」10.6%。逆に希望が少ないのは、低い順に「訪問看護」0.7%、「訪問入浴介護」2.6%、「グループホーム」2.6%。現状で十分と思う人は、55.6%。
 
[CIL]最も充実を望まれているのは、順に「情報提供」(54.6%)、「住宅改善支援」(51.9%)、「福祉用品の供貸与」(38.2%)。逆に希望が少ないのは、「ショートステイ」(8.8%)「デイサービス」(10%)「グループホーム」(10.9%)。現状で十分と思う人は、14%。
 
【充実を希望するサービス(関連項目)】
 
表5 充実を希望するサービス(関連項目)
年齢 低い 「住宅改善支援」
日常生活動作 介護が必要な程度が重い 「訪問リハビリテーション」「ショートステイ」
居住形態 親族と同居 「ショートステイ」
 
表6 充実を希望するサービス(関連項目)
年齢 高い 「訪問リハビリテーション」
低い 「情報提供」
居住形態 一人暮らし 「訪問看護」「訪問リハビリテーション」
親族が介助者で同居 「ショートステイ」
一人暮らしの年数 長い 「訪問家事」
短い 「福祉用品の供貸与」
日常生活動作 介助が必要な程度が重い 「訪問看護」「訪問入浴介助」
介助サービス合計
利用時間
平均利用時間が多い 「訪問リハビリテーション」
「住宅改善支援」
 
[高齢協]「年齢」、「居住形態」、「日常生活動作」、と充実を望むサービスの間には、統計的に有意な関連がある。
 「年齢」が低い人ほど、「住宅改善支援」を希望し、「日常生活動作」で介護が必要な程度が重い人ほど、「訪問リハビリテーション」、「ショートステイ」を希望している。居住形態では、「ショートステイ」を希望しているのは、親族と同居している人に多い。
 
[CIL]「年齢」、「居住形態」、「一人暮らしの年数」、「日常生活動作」、「介助サービス合計利用時間」と充実を望むサービスの間には、有意な関連がある。「年齢」が高い人は、「訪問リハビリテーション」を、低い人は「情報提供」を、「居住形態」では、一人暮らしの人が「訪問看護」、「訪問リハビリテーション」を、親族が介助者で同居している人は、高齢者と同様「ショートステイ」を、「1人暮らし」の年数が長い人は、「訪問家事」を、短い人は「福祉用品の供貸与」を、「日常生活動作」で介助が必要な程度が重い人ほど、「訪問看護」「訪問入浴」を、「介助サービス合計利用時間」が多い人ほど、「訪問リハビリテーション」と「住宅改善支援」を望む傾向にある。







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