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船大工考

 事業名 海難救助等社会貢献者の表彰等
 団体名 社会貢献支援財団 注目度注目度5


先櫂作り
 之は北洋漁業の土海船、起船用の櫂作りです。
 先櫂と云うのは一般の漕櫂で上記の漁船の片舷10人程が漕ぐもので長さは約10尺程と記憶します(楢材)。先櫂に対し・櫂が有りますが之は16〜18尺も有ったと存じますが之は舵の補助でうたせ船梁の所で操作するものです。先櫂の握りは桂材で、この造船所では殆んど機械で造り、取付のみが大工仕事となっておりました。櫂本体も製材所(造船所内の)で大体の形に挽かれており、型板に合せて船大工が削るものです。現地で不足となった分丈の補給?の様でした。
 
 握り=うたと云います。
 
 
櫂本体(楢)
 
うた嵌込部の詳細
 
ゴロ削り
ゴロ=船揚げ用の木のローラー
 土海用、三伴用の2種あり、経5.5寸〜6寸〜7寸の二種で、この造船所の製材部には、このローラー用の大型木工旋盤が有り、100本/日の能力であった様です。(材種は楢、椈)大工さんの手作業では10本/日が限度とか。製伐後の大体の八角を、正八角にし、16角にし32角にし、丸く削る・・・というのは見習工用としての鉞の練習なのか、角材から削る事も有りましたから、指金裏目を使っての八角を出す練習であったかも知れません。
 
船揚げ
 
 櫂削りもゴロ削りも或る数丈仕上れば、それで帰ってよいというのりがありました。
 それをワッパクと云っておりました(語源は?です)いわゆる出来終りです。でも私には一度も早く帰れた事は有りません。
 
歩み板削り
 米松の長い材料を2枚合せて、ボルトで締め、両口は図の様に細く削り、運搬用のロープ環孔を開け、針金用の溝を彫る作業です。専ら春の出漁近くが多かった様です。
 







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