毎日新聞は今月初め、憲法に関する世論調査(面接)を実施し、憲法と国民意識の変化を探った。憲法を「改める方がよい」と答えた人は、前回調査(01年9月)より4ポイント増えて47%に上り、同じ方式による過去7回の調査では最高を記録した。「改めない方がよい」との回答は、前回と同じ14%、「分からない」は前回比3ポイント減の37%だった。(2面に関連記事)
「改める方がよい」と答えた人に、具体的な改正ポイント(複数回答)を聞いたところ、「首相を国民の直接投票で選べるようにする」が46%でトップ、次いで「分かりやすい日本語にする」(40%)。「集団的自衛権を行使できるようにする」は前回と同じ13%にとどまった。
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