7.3 セミナー詳細
(1)実施場所
セミナーの会場となった神戸市立須磨海浜水族園は、神戸市須磨区の須磨海岸の一角に位置し、神戸の代表的な観光スポットとして有名である。図7.1に示すように、建物は本館と8つのテーマ館からなり、一般客は本館入口から入館し、正面の波の大水槽を見た後、各テーマ館へ移動するというレイアウトとなっている。今回のセミナーでは、本館2階のレクチャールームを発表およびフリー討論の場として使用し、途中で本館バックヤードの見学ツアーを行うというプログラムとした。
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図7.1 神戸市立須磨海浜水族園の平面図
写真7.1 本館入口正面にある波の大水槽
(2)第10回セミナーの説明
大阪府立大学の大塚氏より、開会のあいさつの後、瀬戸内海環境体験学習事業の背景と2002年度に行われたセミナーの簡単な経緯が紹介された。第9回までのセミナーでは、大阪湾沿岸の水質や、藻場、干潟など、自然の環境に直接触れる機会を設けてきたが、今回は水族館という人工的な海域環境を創造している現場において、その維持管理施設に接することにより、自然の水質浄化機能の重要性について学ぶということが目的であると説明があった。また、今回の講師およびスタッフの紹介、ならびにプログラムの説明があった。
写真7.2 第10回セミナーの説明をする大塚氏
写真7.3 セミナーの説明を聞く参加者
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