(5)大阪南港野鳥園で野鳥の観察
昼食後、バスで南港野鳥園に移動し、浅場の重要性について学びました。まず、日本野鳥の会大阪支部の高田博先生から、大阪南港野鳥園についての説明と、野鳥園に生息する生物について説明していただきました。望遠鏡を通して野鳥園内で休息している野鳥の姿を観察しながら話を聞く参加者もいれば、野鳥園に生息しているカニに触れながら話を聞いている参加者もいました。
最後に大阪市立大学の矢持進先生から、干潟をはじめとする浅場が生物の生息に果たしている役割や浄化機能について説明していただきました。船から見た大阪湾はすべてコンクリートで覆われていたこと、水面付近と水底付近では水温が異なること、水の色が黒かったこと、これらと浅場との関係を説明していただき、大阪湾、特に、奥部の水環境について説明していただきました。
写真5.9 大阪南港野鳥園に入場する参加者
写真5.10 野鳥園とそこに集まってくる野鳥
写真5.11 野鳥園について説明する高田氏
写真5.12 野鳥を観察する参加者
写真5.13 講義を聞く参加者
|