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(5)大阪港での水質測定
 
 最後に大阪港にあるATCの前の海で水質測定をしました。
 水は見るからに汚れて茶色く、透明度は数十センチしかありませんでした。
 パックテストの値も住吉崎で0〜1、泉佐野漁港で3〜4程度であったものが、大阪港では7以上と高い値を示し、汚れがひどいことが分かりました。
 
写真3.9 ATCでの水質測定
 
 水の汚れのほかに、海面にはビニール袋や発泡スチロール製品などたくさんのゴミが漂っていました。
 ATCのビルはきれいで、たくさんの人が遊びにきていました。海が青くきれいであったなら、さらにすばらしい場所になるでしょう。
 
写真3.10 ATCでの散策
 
(6)WTC(ワールドトレードセンターピル)の展望台から大阪港の姿を見学
 
 ATCに隣接した大阪港のWTCにある52階の展望台に上り、大阪湾の姿を見て解散です。
 大阪湾、特に湾奥では多くの埋立てが進み自然の海辺は残されていません。
 
写真3.11 52階の展望台にて
 
図3.4
大阪湾の埋立て(資料:瀬戸内海環境保全協会)
色の着いているところが埋立てられた場所です







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