(3)大阪府立水産試験場での講義と施設見学
大阪府立水産試験場では、講師の徳野さんから大阪湾の漁業のお話を聞き、また、ビデオをみせていただきました。
人工的な稚魚の栽培と放流は水産試験場と同じ敷地内にある栽培漁業センターが行っているとのことでした。
その後、施設内を見学させていただき、小さな魚を大きな水槽である程度の大きさまで育て、その後海に放流していることを勉強しました。
なんといっても子供達が一番喜んだのはオコゼやカレイの小さな子供がたくさん泳いでいた水槽です。
施設の見学後、試験場の御好意で研修室にて持参のお弁当で昼ごはんをいただきました。
夏の炎天下での体験学習では、お弁当を食べる場所やトイレの準備も忘れてはならない重要なことです。
写真3.4 漁業のお話を聞く
写真3.5 水産試験場の見学
(4)泉佐野漁港での水質測定、青空市場の見学
関西国際空港の対岸に位置する泉佐野漁港は、ちょうど大阪湾の真ん中あたりになります。
泉佐野漁港ではまずパックテストで水質を調べ、その後海水を採取するための機械(バンドーン採水器)の仕組みを学びました。螺旋階段で機械の使い方を練習し、実際に海水を採取し、海の調査を体験です。また、透明度板という白くて丸い板を使って、海水の透明度を測定しました。
青空市場では「大阪湾でとれる魚」のリーフレットを片手に、実際の魚を見て歩きました。
漁協の好意で「せり」を見学させていただく予定でしたが、あいにく当日は風が強く、漁師の皆さんが海に出なかったため「せり」を見ることができませんでした。残念。
写真3.6 螺旋階段で採水の練習です
写真3.7 漁港
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写真3.8 魚市場の探検
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