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栃木県支部
テレビ取材も入り年々盛リ上がりを見せるキャンペーン
▲募金に協力してくれた小学生
 
総務部企画課 相馬 和子
 
 結核予防会栃木県支部では、結核予防週間の前日の9月23日に「全国一斉複十字シール運動キャンペーン」を実施しました。今回も栃木県結核予防婦人団体連絡協議会の皆さんと一緒に、宇都宮市街地にあるアーケード街「オリオン通り」においてキャンペーンを行いました。
 当日は、お揃いの黄色のシール坊やTシャツを着た支部職員とたすきをかけた婦人会の皆さんが協力し合いながら、街行く人々にグッズを配り募金を呼びかけました。小学生の生徒さんたちはお小遣いの中から募金をしてくれたり、お母さんに連れられて歩いていたお子さんが小さな手にお金を握りしめて募金箱にかけ寄って来てくれたりと、心温まる風景が見られました。募金のお礼に「シール坊や」の携帯ストラップを渡しましたが、子供たちになかなか人気があり、とても好評でした。
 また、昨年に引続きパネルを展示し、結核予防についての正しい知識の普及を図りました。「結核ってまだあるんだ」と興味深そうにパネルに見入る青年。若い頃、友人を結核で亡くされたことを思い出しながら話してくれたおばあさん。このパネル展は、結核制圧への取り組みを世代を越えて知っていただく絶好の機会となりました。
 キャンペーンの最中には、地元とちぎテレビの取材があり、より一層人が集ってくれて大盛況でした。この様子は翌日の朝の情報番組で放映されました。宇都宮市内6カ所の電光掲示板にも「複十字シール運動にご協力を」のメッセージとシール坊やが登場しました。
 今回で3回目となったキャンペーンでしたが、年々盛り上がってきたように思います。昨年の反省をふまえてグッズを倍増して2000セット用意しましたが、またたく間に無くなってしまいました。1人でも多くの方に複十字シール運動の意義を伝えられるよう、来年もさらに工夫を重ねてキャンペーンを行いたいと思います。
 
▲自転車を止めて募金してくれたおじいさん
 
▲パネル展
 
▲電光掲示板に「シール坊や」が登場!
 
▲キャンペーン終了後、婦人会の皆さんと一緒に







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