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9月25日(水)
第3分科会
テーマ「共同作業所のこれからを考える」
趣旨:
社会福祉法の改正により、作業所法定化の選択肢のひとつとして小規模授産施設の道が開かれました。小規模授産施設に移行するか共同作業所として存続していくか、そのメリットとデメリットについて検討します。
 この分科会では、作業所の役割を再認識するとともに、作業所のあり方をフロアからの率直な意見をもとに考えていきたいと思います。
小規模作業所授産施設
「小諸市野岸の丘共同作業所」開設までの経過
発言者 小諸市役所 民生部保健課
保健予防係長 小林拓美
1 野岸の丘兵同作業所の発足
 
2 野岸の丘共同作業所の歩み
 
3 精神障害者小規模訓練施設(県単)から精神障害者小規填通所授産施設(国補)への切り替え
 
・経過
・関係機関との連携
・切り替え後の現況
 
4 今後の取り組み
 
5 その他
共同作業所のこれからを考える
富山県 やすらぎ第2共同作業所
杉山 多恵子
◎共同作業所がなぜ必要だったか
 
◎これからの課題
共同作業所設立の趣旨
 近年、医学の進歩発達により、障害者の社会復帰の可能性は、一段と大きくなってきました。しかし長期の療養生活で、社会への適応能力が低下している場合が多く、また地域社会の理解不足のもとで、復帰を急いで失敗したり、あるいは、適当な働き口がみつからず、あるいは戸惑い、あるいは、不安なまま、家庭内にぶらぶらしている人達が多くみられます。私共家族会は、その活動の中で「病院や、家庭から離れた場所で、気軽に訪れ、自由に休息も出来、友達づくりが出来て、しかも生活費の一部でもかせげる場所」をつくることを念願して、昭和五十七年以来共同作業所についての研修会や、いろいろの施設を見学してきましたが、なかなか実現の運にいたらず、むなしい日時を経過しました。
 たまたま空住宅が入手出来、又、富山市の愛と誠銀行よりの資金援助があり、これを契機として、極めて小規模で設備も十分整わないまま、ようやくここに共同作業所を設置する事が出来ました。
 ここでは、回復途上者にとっての社会復帰の足場であり、希望の灯、としての機能を果たし、又家族の交流の場としたい考えでいます。
 私達家族は力を合わせて運営し、更に名実共に充実した施設として、今後発展していくことを念頭に努力していく所存でいます。
 関係各位の暖かい御協力と御支援を切望します。
 
昭和五十九年三月
 
富山県精神障害者家族連合会
 
富山市やすらぎ会
 
 
会長
土屋 紀一
 
やすらぎ会
 
 
副会長 
桑田 きぬ
 
 
米沢 博井
 
 
役員 一同
 
9月25日(水)
第4分科会
「医療とのよりよい関係を考える」
趣旨:
「医師に病名が聞けない。」「忙しそうで話せない。」「地域で安心できる医療体制についてこうあってほしい。」と考えてはいるが、具体的にどうしていけば良いのかわからない。など、医療との関わり方がうまくできないと考えている人は少なくないと思います。そのような日頃思っている医療への思いを出し合いながら、よりよい関係を考えていきます。
 
平成14年度北信越ブロック家族会精神保健福祉推進活動研修会
分科会4 「息子の病気から、医療とのよりよい関係を考える」
発言者 長野県家連常任理事 北沢 和雄
松本市里山辺1795−13
1 息子の育春の日々
 
長男31才
 
15才で発病10回の入退院この2年間は週2回通院
  
 
 
現在は通所授産所にほぼ毎日通っている
 
幼児期
おとなしく、聞き分けの良い子、手のかからない子
 
小学校
人前で話せない、引っ込み思案、親は「はきはきと元気になれ」と指導
 
中学校
“ねぐら”な性格で友人関係うまく行かず、人並みでないと悩む
 
 
 
集中力なくなり勉強手に付かず
 
 
 
高校進学で周囲や親の期待に重圧感じ「どうしたらいいの」を連発
 
 
 
相談学級に週1回通う。精神科に治療をすすめられたが通わず。
 
高校
不本意入学、登校拒否、無気力、引きこもり
 
 
 
「ねばならない こだわり」病的。幻聴、幻覚、家庭内暴力、
 
 
 
教育センターでカウンセリング受け精神科に治療をすすめられる。
 
 
 
通院、投薬を受ける。入院(T病院)。復学、山梨の研修農場、再発
 
 
 
入院(山梨K病院)のぞみ学園、教会、再入院、退学、通信制高校
 
授産所
保健所、ひなたぼっこの家、授産所に通所、入退院数回
 
 
 
教習所へ1年免許取得、入退院の繰り返し
 
最近は
授産所に毎日。通院、薬とうまく付き合いかた模索。家庭生活安定、
社会復帰?
 
2 医療とのよりよい関係を考える問題提起
(1)早期発見、早期治療
 どうやって「おかしい」ことを、早くみつけ、本人を傷つけないで安心して診てもらえる医療機関に、どうやったらたどりつけるか
(2)医師だけでは治せない
 通院の3分診療では、患者一人一人の生活支援、そのためのアドバイス、組織化まで手がまわりません。その部分はスタッフ(看護婦、ケースワーカー、作業療法士、臨床心理士)のしっかりしたチーム力の質にかかっています。
 入院の場合、患者同志の励まし合いや自治活動で患者が患者を治す力は大きい。
(3)家族との治療同盟(信頼関係)をどうつくるか
 混乱かひどく、当人には不本意な入院の場合でも、本人の代わりに家族に十分な説明とそれにもとづく合意(インフォームド・コンセント)が必要です。家族からみると「家族の苦労をねぎらってくれる医師」「家族に面接を求める医師」「求めればすぐ会ってくれる医師」が名医の条件となります。
(4)病院やその付属施設だけでは社会復帰はできない
 治療・リハビリ・社会参加を完成させるには、地域のネットワークの細かさ、質の高さが求められます。
 
『医療とのよりよい関係を考える』
新潟県精神障害者通所作業所「たけのこ会」古川良夫
1. 病気との出会い
 
2. 病院の思い出
 
3. 今の活動とこれから(医療への願い)
 
平成14年度北信越ブロック家族会精神保健福祉推進活動研修会
分科会4『医療とのよりよい関係を考える』 ―話題提供―
石川県 松原愛育会松原病院 看護師長 川田和人
1 家族との連携における現状(提言)
「入院中の心配や悩み事の相談できる人」全家連調査データから
家族⇒看護(28.1%)医師(69.3%) 当事者⇒看護(49.4%)医師(58.5%)
 
#1 臨床現場から
 
1)治療、療養内容の理解が得られているか?
 (十分な説明がなされているか?)
 
2)家族は困ったときに相談できているか?
 (相談を受ける十分なシステムか?)
 
3)必要以上に問題意識にとらわれていないか?
 (課題達成的な関わりができているか?)
 
2 医療側が抱える家族連携における課題
 
大前提 ⇒ 家族力動的観点から治療参加し、(当事者)患者を支える
(心の安寧 病気の理解 対処技能向上)
 
#1 共同体としての家族を巻き込んだ治療の展開
 患者、家族、医療者の困りごとの調整と統合(共通目標の設定)
 
【場面構成】面会、外出・外泊、訪問
【内容構成】治療、対人関係、日常生活行動、服薬行動、金銭管理などの課題
【人的構成】主治医、看護師(受け持ち制)、PSW
 
分科会4
福井県 財団法人松原病院
精神保健福祉士
吉田 弘美
はじめに
精神障害者、家族が医療に対してどのようなニードを持っているのか。
入院中心の精神医療から地域におけるケアヘと言う方向を進めていくには、医療機関は、精神保健福祉士は何が出来るのか。
精神障害者福祉の充実による生活の保証と共に、精神障害者がいつでも安心して受診できる医療の体制とはどのようなものか考えてみたい。
 
1、医療に関する生活上の困難について
 
2、病状悪化時に苦労したこと
 
3、医療のサポート面について







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