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投入堂(なげいれどう)
(国宝)
 投入堂は三徳山の象徴的存在で堂内には蔵王権現立像がおまつりされています。西暦706年の昔、役の行者が法力で岩屋に投げ入れたといわれるお堂でこの名がついています。標高470メートルのところ、後部を岩屋にすえ前面は断崖に向けての舞台造り。近づく道すらない垂直な崖に、浮ぶとも建つとも表現しがたい優美な姿をかもしています。
 
平成14年度中国ブロック
家族会精神保健福祉推進活動研修会実施要項
メインテーマ『今、何をすべきか』
〜家族・当事者・行政ができること〜
 
1. 趣旨
 精神障害者がいきいきとして生活するためには、福祉対策の充実はもとより、地域住民の理解支援を得ること、とりわけ家族同士が共に支え合い、社会に働きかけ家族自体がいきいきとして暮らすことが肝要と考えます。
 入院、退院、社会復帰へと懸命に生きてきた障害者にとって、生きることの重みを分かち合えるのは家族に他ならないのです。家族も障害者がいきいきとして生きる喜びを共に噛みしめたい。
 本研修会は家族ひとりひとりが医療や福祉、社会の仕組みや障害者への理解を深め、地域で力強く共にいきいきと暮らすために学び合う機会にするものです。
 一日も早く回復を、社会復帰をと願う家族、経済的な安定を確保し将来の安心を得たいと願う障害者、共に知恵を出しあい、社会に対し要求するものは要求し、訴えるものは訴え、自ら果たすべき義務と役割を自覚し、安心安定の確保を目指して活動を活発化させる契機にしたいものです。
 
2. 主催
 財団法人全国精神障害者家族会連合会、鳥取県精神障害者家族会連合会
 
3. 後援
 鳥取県、倉吉市、鳥取県社会福祉協議会、倉吉市社会福祉協議会、鳥取県病院協会、鳥取県精神科病院協議会、日本精神科看護技術協会鳥取県支部、鳥取県精神保健福祉協会、日本財団
 
4. 開催日 平成14年9月4日(水)〜6日(金)
 
5. 場所
 鳥取県立倉吉未来中心 倉吉市駄経寺町212−5 TEL 0858−23−5390
■JR御利用の方は倉吉駅バスターミナルから、倉吉パークスクエア経由「西倉吉」「生田車庫」「広瀬」行き、倉吉パークスクエア下車
 
6. 研修対象者
 中国5県の精神障害者家族会連合会会員、社会復帰施設・作業所関係者、医療・行政関係者、地域支援関係者、精神保健ボランティア等
 
7. 対象の県及び定員
 岡山県・広島県各40名程度、山口県・島根県各30名程度、鳥取県160名程度
 
8. 日程
第1日目(9月4日)
 受付
12:00〜13:00
 
 開会式
13:00〜13:50
 
 休憩
13:50〜14:00
 
 講演
14:00〜14:40
鳥取県立精神保健福祉センター所長
 
 
原田 豊氏
 
 
『精神障害者の自立と支援』
 活動報告
14:40〜15:50
中国ブロック各県連活動報告
  〃
15:50〜16:50
全国精神障害者家族会連合会活動報告
 
16:50〜17:30
移動・チェックイン
 懇親会
18:00〜20:30
 

第2日目(9月5日)
 
 
 受付
9:00〜9:30
 
 講演
9:30〜11:00
全国精神障害者家族会連合会参与
 
 
滝沢武久氏
 
 
『21世紀の精神障害者福祉の展望』
 
 
〜今、家族(家族会)は何をすべきか〜
 
11:00〜12:30
柊の会代表 古川奈都子氏
 
 
PHP総合研究所社会活動本部電話相談カウンセラー
 
 
中越 優氏
 
 
『家族の対応で期待するもの』
 
 
〜こんなふうにしてもらえたら〜
 
12:30〜13:30
アトラクション
 分科会
13:30〜16:30
(1)家族の体験発表
 
 
(2)改めて家族会の在り方を問う
 
 
(3)市町村と家族会
 
 
(4)障害者の安心・安定をどう確保するか
 
 
(5)小規模授産施設の実現にむけて
 
16:30〜17:30
移動・チェックイン
 タ食
18:00〜
 

第3日目(9月6日)
 
 
 受付
9:00〜9:30
 
 講演
9:30〜11:00
鳥取県知事 片山善博氏
 
 
『福祉先進県をめざして』
 当事者の合唱
11:00〜11:30
 
 閉会式
11:30〜12:00
 
 
9. 宿泊について
 宿泊 三朝町 万翠楼 マイクロバスで送迎
 9月4日 18:00〜20:30 懇親会
 
研修会プログラム
 
第1日目 9月4日(水)
 
 受付
12:00〜13:00
 開会式
13:00〜13:50
 休憩
13:50〜14:00
 開講
14:00〜
 
時間 演題 講師 会場
14:00 講演    小ホール
 「精神障害者の自立と支援」    
 講師 鳥取県立精神保健福祉センター所長 原田 豊  
14:40 報告      
 「中国ブロック各県家連活動報告」    
   岡山県精神障害者家族会連合会長 山下利政  
   (社)広島県精神障害者家族会連合会長 門脇博三  
   (社)山口県精神障害者福祉会連合会長 小田秀夫  
   (社)島根県精神保健福祉会連合会長 辻  豊  
   鳥取県精神障害者家族会連合会長 引田玉男  
 「全家連活動報告」      
   (財)全国精神障害者家族会連合会総務部長 田所裕二  
16:50 ホテルヘ移動 チェックイン    
18:00  懇親会   三朝町万翠楼
大判・小判の間
  アトラクション 三朝町郷土芸能保存会    
20:30 宿泊
 
第2日目 9月5日(木)
 
受付 9:00〜9:30
 
時間   講師 会場
9:30 講演    大ホール
 「21世紀の精神障害者福祉の展望〜今、家族(家族会)は何をすべきか〜」    
 講師 (財)全国精神障害者家族会連合会参与 滝沢武久  
対談    
 「家族の対応で期待するもの 〜こんなふうにしてもらえたら〜 」    
 講師 柊の会代表 古川奈都子  
 PHP総合研究所社会活動本部電話相談カウンセラー 中越 優  
12:30 昼食   大ホール
アトラクション 三朝民謡グループ    
13:30 分科会    
 第1分科会 体験発表「障害者とどう向き合うか」   小ホール
  司会者 鳥取県立精神保健福祉センター所長 原田 豊  
  助言者 柊の会代表 古川奈都子  
  PHP総合研究所社会活動本部電話相談カウンセラー 中越 優  
  発表者 岡山県 めばえ会 大賀博子  
  広島県 呉市つばき会会長 垣内晴昭  
  鳥取県 船岡作業所長 岡田幸子  
 第2分科会 「改めて家族会のあり方を問う」    セミナールーム1
  司会者 鳥取県精神障害者家族会連合会長 引田玉男  
  助言者 (財)全国精神障害者家族会連合会参与 滝沢武久  
  発表者 岡山県 もみじ会 鵜川克巳  
  広島県 さつき会会長 福本花子  
  山口県 野の花工房指導員 先本みす江  
 第3分科会 「市町村と家族会」    セミナールーム3B
  司会者 倉吉保健所長 長井 大  
  助言者 (財)全国精神障害者家族会連合会 相談室長 良田かおり  
  発表者 岡山県 慈圭病院家族会 楢村良男  
  広島県 三原病院患者家族会会長 松本良人  
  島根県 松江市生活福祉課 岩本美智子  
 第4分科会 「障害者の安心・安定をどう確保するか」    セミナールーム3A
  司会者 特別医療法人明和会医療福祉センター 主任精神保健福祉士 檜山常雄  
  助言者 鳥取障害者職業センター 主任障害者職業カウンセラー 古谷 護  
  発表者 山口県 長門地区精神保健家族会・共同作業所
      グループホーム指導員・世話人
山近成司  
  島根県 光雲会副会長 安部美佐子  
  鳥取県 サンライズ作業所指導員 佐藤正樹  
 第5分科会 「小規模授産施設の実現にむけて」    セミナールーム7
  司会者 しらゆり作業所長 竹森民枝  
  助言者 NPO法人全国精神障害者地域生活支援 協議会代表 大友 勝  
  発表者 広島県 さくら作業所施設長 今田 聡  
  島根県 はあもにぃはうす所長 山本明子  
16:30 ホテルヘ移動 チェックイン
18:00 夕食・宿泊
19:30 各県家連会長、役員会議
 
第3日目 9月6日(金)
 
受付 9:00〜9:30
 
時間 演題 講師 会場
9:30 講演   小ホール
 「福祉先進県をめざして」 片山善博  
 講師 鳥取県知事    
11:00 当事者合唱    小ホール
11:30 閉会式    小ホール
 鳥取県精神障害者家族連合会会長 謝辞 引田玉男  
 次期開催県 挨拶 山下利政  
12:00 解散







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