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Excel2000とは?
 エクセルとは、複雑なデータを簡単に処理し、様々な角度で分析を行うための表計算ソフトです。表の中で文字や数字、計算式などを扱うことができ、データを簡単にグラフ化したり、お金の管理も電卓を使うことなく簡単に行うことが出来ます。エクセルでは全ての作業を「ブック」の上で行います。「ブック」は何枚かの「シート」で構成され、更に「シート」はたくさんの「セル」で区切られています。
 
セル・シート・ブック
セル:
データはこの1つ1つのセルの中に入力される。文字や数値、数式などを入力することが出来る。
シート:
表を作るための作業エリアで、ワークシートともいう。セルにデータを入力、シートに表を作成する。
ブック:
何枚かのシートが集まったもの。エクセルでは、作業をブック単位で行う。1つのブックには、標準で3枚のシートが入っている。追加することもできる。
 
※ちなみに1つのシートには256×65536個のセルが入っています。
 
範囲指定の練習
 
 @エクセルではセルを範囲指定する作業が多く出てきます。うまくセルに範囲指定をかけられるように練習しましょう。(My Documentsからファイルを開いて下さい。)
 
Excelの基本操作
●日本語入カシステムがOFFの時
 
 数字とアルファベットが入力できます。変換の必要がないので、未確定状態(文字の下に線が引いてあり、スペースを押すと文字が変更される)にはなりません。[Enter]を1回押すと下のセルにアクティブセルが動きます。
 
●日本語入カシステムがONの時
 
 数字とひらがなが入力でき、ひらがなも数字も変換できます。変換できるので、入力した時は未確定状態になります。確定のために[Enter]を1回。もう1回押すと下のセルにアクティブセルが動きます。
 
●日付の入力
 Excelでは、日付データを入力すると自動的に表示形式をパソコンが選んで表示します。
 
入力データ セル表示
1/1 1月1日
H14/1/1 H14.1.1
14/1/1 2014/1/1
02/1/1 2002/1/1
 
●データの訂正
 
 エクセルでのデータ訂正は(1)上書き(2)追加と両方できます。
(1)上書き
訂正したいデータの入っているセルをアクティブセルにし、そのまま別のデータを入力すれば上書きされます。
 
(2)追加
 
その2:訂正したいデータをアクティブセルにし、マウスカーソルをデータの上に移動してダブルクリック。アクティブセルの中にピコピコ点滅するカーソルが現れるので、矢印キーで追加データを入れたいところにカーソルを移動してデータを入力。
 
●データの削除の仕方
 
 データの入力中の時は[Esc]キーを押せばデータは消えます。確定してしまったデータは、アクティブセルにし、[BackSpace]または[Delete]を押すと消えます。複数のセルのデータを消す時は範囲指定をして[BackSpace]または[Delete]を押すとまとめて消せます。







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