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見やすいセルにしてみよう!
 エクセルは、計算などをさせられるほか、表として使う機能も充実しています。
 セルに入っている情報を、いかにわかりやすく伝えられるかということが、表作りではとても大切ですが、目で見て違いがわかるような表現の機能がたくさんあります。
 メニューバーには、ドキュメントを操作することとは別に、特殊な仕事をさせるための命令が入っています。
 
 エクセルでは、セル単位で見せ方を変えることができ、セルの書式を変えるための命令は、メニューバーの「書式」の中にあります。書式のメニューをクリックすると、「セル」という項目がありますね。ここから、セルの書式を変えることができるのです。
 操作したい範囲をあらかじめ決めて、この命令を出すと、反映されます。
 
※ドキュメント・・・
エクセルの場合は、データを入力したりする部分をさし、保存するとファイルになるものをいいます。
 
 セルの書式を変える命令をクリックすると、下の図のようなものが現れます。これはダイアログ・ボックスといい、皆さんがどんな書式設定にしたいのかをさらにパソコンのほうで聞いてきているのです。
 赤丸の部分は、タブといい、ふせんのような役割をしています。いくつもの紙が重なっている様子を思い浮かべてください。
 クリックすることで、それぞれ対応した項目が青丸の部分に現れるしくみになっています。
 青丸の部分の項目を決めることで、さまざまな書式の設定ができます。
 
どんなことができるのか
表示形式
 セルの中の情報に、自動的に単位をつけられるように決めたりできます。
例  
数字を入れたら、¥マークやコンマを自動的に挿入することができます。
 
配 置
 セルの中の情報をどのように配置するか決めることができます。
 青丸の部分は、セルの中でどのあたりに情報を置くかを決められます。
 赤丸の部分は、どんな角度で情報をおくか決められます。
 緑丸の部分は、セルをくっつけたり、離したり、情報を上手に置く設定ができます。
 
フォント
 ここでは、セルに入る情報の字体や、大きさ、色などを変えることができます。また、赤丸の部分では、取り消すような線をつけたり、とりけし下線を引くことなどもできます。 
下に線を引く







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