●報告
幼児の運動能力の発達に関する研究
―年齢および性別との関連について―
Study of the Development of Children's Motor Ability
―Differences According to Age and Sex―
田中 千恵a |
佐久間 春夫b |
Chie TANAKAa |
Haruo SAKUMAb |
a 奈良女子大学大学院人間文化研究科複合領域科学専攻博士課程
b 奈良女子大学文学部人間行動科学科スポーツ科学講座
a Graduate School of Human Culture (Doctoral degree program) , Nara Women's University
b Nara Women's University, Faculty of Letters, Human Behavioral Sciences, Chair of Sciences
Abstract
The purpose of this study was to examine the fundamental developmental changes in children's motor ability in recent years.
For this study, motor ability tests were applied to 4 kinds of events: 25 m dash, throwing a soft ball, standing long jump and timed sustaining. These tests were thought to cover the following elements of fundamental motor ability: speed, explosive strength, total body coordination and muscular staying power. Physical measurements, such as standing height, body weight and the Rohrer scale were recorded. The participants were 123 preschool children (62 boys and 61 girls) from 4 to 6 years old in 2001. Data analysis utilized the Student's t test to determine differences in motor ability according to age and sex.
Motor ability and physique of boys and girls increased almost proportionally with increases in age. Scores for motor ability were higher among boys at almost any age than among girls. This superiority among boys was obvious in the three events: 25 m dash, throwing a soft ball and standing long jump. The score of timed sustaining was higher in 1997 than in 2001 scores. The motor ability difference is perceivable among the testees older than the age of 4, and it became greater with the increase of age.
Key Words: |
Children, Development, Physique, MotorAbility |
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幼児、発達、身体、運動能力 |
●代表者連絡先: |
〒651−1121 兵庫県神戸市北区星和台2−17−9 |
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田中千恵 |
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TEL/FAX 078−591−1280 E−mail aac.tanaka@cc.nara-wu.ac.jp |
1. 緒言
近年、児童・生徒の運動能力は年々低下の傾向にあることが示され、教育過程審議会においても、子どもの体力低下を指摘している。幼稚園や学校の対応策のために全国調査として、現在では標準的な幼児用運動能力テストとされる東京教育大学心理学研究室作成1)の幼児運動能力検査(以下、教育大式テスト)が1966年、1973年、1986年、1997年に実施された。1997年度の結果2)からは、11年前に実施された結果よりも、全種目において性別、年齢を問わず有意に劣っていることが明らかになり、幼児の運動能力は低下の傾向にあることが改めて確かめられた。
幼児を対象とした運動能力や運動技能の発達に関する研究には、運動能力の発達を量的に追求したもの1)、運動能力や技能の構造や影響を与える要因から追及したもの3)、量的発達と質的発達の相互関係について追求したもの4)などが報告されてきた。
そこで本研究では、最近の幼児の基礎的な運動能力の発達傾向をとらえるために、4歳児前半から6歳児前半の幼児を対象に測定を行い、1997年度に実施された近藤らの全国調査のデータと比較することによって、年齢や性別における違いを明らかにすることを目的とした。
2. 方法
(1)対象
2001年7月に、奈良女子大学文学部附属幼稚園の計123名(男児62名、女児61名)の幼児を対象に調査を実施した。年齢は4歳児(年中組)64名(年齢範囲;4歳3ヶ月〜5歳3ヶ月)、5歳児(年長組)59名(年齢範囲;5歳3ヶ月〜6歳3ヶ月)であった。
(2)測定項目および測定方法
a)体格;身長・体重・ローレル指数(体重(kg)/身長(m3)×10)
b)種目について;
幼児の運動能力の構造に関しては1950年代以降、因子分析法などを用いたいくつかの研究が認められる5),6)。そして村瀬・出村7)の先行研究から、4.0〜6.5歳の幼児の運動能力は、パワー、柔軟性、筋力、平衡性及び筋持久力の下位領域から構成されていることが明らかになり、基本動作としては、「立つ」、「走る」、「跳ぶ」、「投げる」に分類できることが明らかになった。そこで、鈴木ら8)や松浦ら9)、松永10)の先行研究を基にして、25m走、立ち幅とび、ソフトボール投げ、体支持持続時間の4種目について調査した。
c)各種目の測定方法;
・25m走(sec):スピード
直線距離の25mを2名1組で走行ラインに沿って左右に分かれ、笛の合図と同時に旗(ゴールより先の目標物)のところまで走らせた。実際は旗の手前のゴールラインまでの時間を、手動ストップウォッチで測定した。
・立ち幅とび(cm):瞬発力
マット上で立ち幅とびを行い、爪先から踵までの跳躍距離を測定した。また2回測定し、記録のよい方を結果として採用した。
・ソフトボール投げ(m):調整力
ソフトボール(教育用1号)を用いて、片手上手投げで、できるだけ遠くへ届くように指示し助走なしで制限ラインから投げた。制限ラインからボールの落下地点までの距離を、メートル単位で測定した。2回投球し、記録のよい方を結果として採用した。
・体支持持続時間(sec):筋持久力
被験児が立って、腕を体に添って下げた時の肘の高さにほぼ相当する高さの、机2個を肩幅に置き、両腕によって体を持ち上げている(足が床から離れている)時間を、秒単位で測定した。
(3)分析方法
各測定項目の性・年齢別の基本統計量を算出し、発達傾向の特徴を示した。また、最近の幼児の基礎的な運動能力をとらえるために、1997年の全国調査とデータを比較し、対応のない2群のt検定を行った。
表1 幼児の運動能力の体格・性差
年齢(歳月) |
性別 |
4:0〜4:5 |
4:6〜4:11 |
5:0〜5:5 |
5:6〜5:11 |
6:0〜6:5 |
N |
男 |
11 |
13 |
15 |
17 |
6 |
女 |
10 |
14 |
16 |
15 |
6 |
身長 (cm) |
男 |
103.8±2.5** |
106.9±4.4 |
108.8±3.9* |
113.1±4.2 |
117.0±3.3 |
女 |
101.4±3.0 |
105.7±4.3 |
106.4±4.1 |
113.3±4.9 |
116.1±4.1 |
体重 (kg) |
男 |
16.6±1.3** |
16.9±1.9 |
18.1±2.3** |
19.6±2.9 |
21.2±3.3 |
女 |
15.1±1.7 |
16.3±2.3 |
16.6±1.6 |
18.8±2.8 |
21.1±1.8 |
ローレル指数 |
男 |
148.1±10.6 |
138.2±11.2 |
140.0±14.0 |
134.7±12.2* |
131.9±13.3 |
女 |
144.3±9.1 |
138.0±11.3 |
138.0±7.0 |
128.8±12.6 |
135.3±12.5 |
25m走 (秒) |
男 |
7.1±0.7** |
7.4±1.3 |
7.0±1.8 |
6.7±0.6 |
5.5±0.4*** |
女 |
8.0±0.9 |
7.2±0.6 |
6.9±0.8 |
6.6±0.7 |
6.6±0.8 |
立ち幅とび (cm) |
男 |
93.9±11.6*** |
91.3±18.4*** |
102.0±16.5 |
108.1±15.8 |
123.3±6.0** |
女 |
74.2±19.1 |
76.1±12.5 |
95.9±16.9 |
107.7±14.6 |
106.1±16.5 |
ソフトボール投げ (m) |
男 |
3.7±1.1** |
3.7±1.4* |
5.3±1.4*** |
5.0±1.2** |
8.9±2.7*** |
女 |
3.0±0.5 |
3.1±1.0 |
3.5±0.9 |
4.1±1.4 |
4.1±1.2 |
体支持持続時間 (秒) |
男 |
12.5±8.7 |
10.7±5.8 |
20.6±10.2 |
31.4±26.8 |
40.7±13.9 |
女 |
14.5±12.4 |
17.1±18.2 |
25.6±20.5 |
52.1±48.9* |
31.9±31.8 |
[注]数値:平均値±SD、サンプル数 |
対応のない2群のt検定: *p<.05** p<.01 ***p<.001 |
|
3. 結果
体格(身長・体重・ローレル指数)と運動能力テスト(4種目)の測定結果について、性・年齢別に平均値と標準偏差を表1に示した。また年齢区分は、4歳0ヶ月〜6歳5ヶ月までを6ヶ月ごとに区切って示した。
(1)体格における発育の傾向と性別、年齢について表1に示した。
(1)身長
5歳後半の時期を除けば、男児の方が女児よりも全体的に身長が高い傾向にあった。また、4歳前半(p<.01)と5歳前半(p<.05)の時期においては、男児が有意に高かった。
(2)体重
身長と同様に男児の方が女児よりも全体的に体重が重い傾向にあった。4歳前半(p<.01)と5歳前半(p<.01)の時期においても身長と同時期に、男児が有意に重かった。
(3)ローレル指数
ローレル指数は、身体充実の度合いを示すものであるが、男女児ともに加齢に伴って指数が減少し、身長と体重と同様に男児の方が女児よりも全体的に指数が高い傾向にあった。特に5歳後半(p<.05)の時期においては、男児が有意に高かった。
(2)各種目における発達の傾向と性別、年齢について表1に、また1997年に教育大式テストで実施された全国調査の結果を、本調査の結果と各年齢において男女児別に比較したものを表2と図1〜4に示した。
(1)25m走
1997年の結果では、男女間の差は小さく、ともに緩やかな発達を表している。本研究と先行研究を比較した結果では、男児は4歳(p<.001)・6歳前半(p<.001)で有意差があった。さらに男女児別にみていくと(図1)、女児ではほぼ直線的な発達の傾向を示しているが、男児では5歳後半から急激に速くなる傾向がみられるとともに、4歳後半よりも前半の方が速いスコアを得た。
表2 幼児の運動能力における先行研究との比較
種目 |
年齢 |
本研究(2001年) |
近藤ら(1997年) |
本研究(2001年) |
近藤ら(1997年) |
男児 |
n |
男児 |
n |
女児 |
n |
女児 |
n |
25m走 (秒) |
4歳前半 |
7.1±0.7*** |
11 |
8.0±1.1 |
827 |
8.0±0.9 |
10 |
83±1.1 |
784 |
4歳後半 |
7.4±1.3 |
13 |
7.4±0.8 |
1175 |
72±0.6 |
14 |
7.6±0.9 |
1060 |
5歳前半 |
7.0±1.8 |
15 |
7.0±0.8 |
1298 |
6.9±0.8 |
16 |
7.2±0.8 |
1346 |
5歳後半 |
6.7±0.6 |
17 |
6.6±0.8 |
1292 |
6.6±0.7 |
15 |
6.8±0.7 |
1248 |
6歳前半 |
5.5±0.4*** |
6 |
6.3±0.6 |
1419 |
6.6±0.8 |
6 |
6.5±0.6 |
1361 |
立ち幅とび (cm) |
4歳前半 |
93.9±11.6*** |
11 |
77.8±18.6 |
843 |
74.2±19.1 |
10 |
704±17.2 |
789 |
4歳後半 |
91.3±18.4 |
13 |
89.0±18.6 |
1177 |
76.1±12.5 |
14 |
80.9±16.7* |
1072 |
5歳前半 |
102.0±16.5 |
15 |
96.3±18.4 |
1294 |
95.9±16.9** |
16 |
87.0±17.1 |
1359 |
5歳後半 |
108.1±15.8 |
17 |
1063±18.3 |
1286 |
107.7±14.6*** |
15 |
96.2±17.6 |
1239 |
6歳前半 |
123.3±6.0* |
6 |
113.6±18.2 |
1426 |
106.1±16.5 |
6 |
103.2±17.4 |
1354 |
ソフトボール投げ (m) |
4歳前半 |
3.7±1.1 |
11 |
3.2±1.4 |
775 |
3.0±0.5*** |
10 |
2.3±0.9 |
731 |
4歳後半 |
3.7±1.4 |
13 |
4.0±1.7 |
1112 |
3.1±1.0 |
14 |
2.8±1.1 |
1014 |
5歳前半 |
5.3±1.4 |
15 |
4.9±2.0 |
1214 |
3.5±0.9 |
16 |
3.4±1.2 |
1246 |
5歳後半 |
5.0±1.2 |
17 |
6.0±2.4** |
1200 |
4.1±1.4 |
15 |
4.0±1.3 |
1178 |
6歳前半 |
8.9±2.7* |
6 |
7.1±2.7 |
1333 |
4.1±1.2 |
6 |
4.7±1.6 |
1268 |
体支持持続時間 (秒) |
4歳前半 |
12.5±8.7 |
11 |
18.8±17.8 |
833 |
14.5±12.4 |
10 |
19.6±18.6 |
773 |
4歳後半 |
10.7±5.8 |
13 |
27.4±24.6** |
1153 |
17.1±18.2 |
14 |
28.3±25.1* |
1052 |
5歳前半 |
20.6±10.2 |
15 |
36.5±28.9** |
1271 |
25.6±20.5 |
16 |
37.2±30.8* |
1347 |
5歳後半 |
31.4±26.8 |
17 |
47.0±34.0** |
1275 |
52.1±48.9 |
15 |
48.5±36.0 |
1240 |
6歳前半 |
40.7±13.9 |
6 |
55.3±38.4 |
1407 |
31.9±31.8 |
6 |
56.7±39.0* |
1340 |
[注]数値:平均値±SD、サンプル数 |
対応のない2群のt検定:*p<.05 **p<.01 ***P<.001 |
1997年のデータは、近藤ら2)による先行研究である。 |
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(2)立ち幅とび
1997年の結果は、各年齢において男児の方が優れており、緩やかな発達傾向を表している(図2)。次に本研究と先行研究の男児を比較すると、4歳(P<.001)・6歳前半(P<.05)において有意差を得た。女児においても同じく5歳前半(P<.01)・後半(P<.001)において有意差がみられたが、4歳後半(P<.05)においてのみ1997年に有意差がみられた。
(3)ソフトボール投げ
1997年の結果は、各年齢において男児の方が優れており、男女児別にみると緩やかな発達傾向を表している(図3)。続いて本研究と先行研究を比較すると、男児では6歳前半(p<.05)、女児においては4歳前半(p<.001)においてのみ有意差がみられたが、男児では5歳後半(P<.01)においてのみ、1997年に有意差がみられた。
(4)体支持持続時間
1997年の結果は、2001年の結果よりも高い位置にあり、この種目のみ女児がほとんどの年齢において優れている結果がみられた。さらに本研究と先行研究を比較すると、1997年のみ有意な結果が得られ、男児では4歳後半では(p<.01)、5歳前半(p<.01)・後半(p<.01)、女児では4歳後半(p<.05)、5歳(p<.05)・6歳前半(P<.05)において有意差がみられた。
(拡大画像:24KB) |
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図1 25m走(B:男児、G:女児)
(拡大画像:28KB) |
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図2 立ち幅とび(B:男児、G:女児)
(拡大画像:27KB) |
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図3 ソフトボール投げ(B:男児、G:女児)
(拡大画像:29KB) |
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図4 体支持持続時間(B:男児、G:女児)
4. 考察
体格の発育に関しては、男女児ともにほぼ直線的な発育の傾向を示しており、身長と体重、ローレル指数ともに全体的に男児が高い傾向であることが明らかになった。これらの結果は、身長と体重を3歳〜11歳まで縦断的に研究した結果11)とも一致しており、ローレル指数についても同様な結果であることから、一般的な発育傾向と同じであることが示された。
幼児期の運動能力については、1986年と1997年の調査結果と同様に、本研究において25m走、立ち幅とびとソフトボール投げで4歳前半から男女差がみられた。そして、立ち幅とびとソフトボール投げにおいて、筋力を要する種目では男児に有意な傾向を示した12)、13)。また25m走の4歳・6歳前半で有意な傾向を示し、幼児期では瞬発力やスピードに関わる能力は早くから男児が女児よりも優れ、年齢が進むにつれて男女差が大きくみられる報告2)と同様の結果を得た。特にソフトボール投げにおいては、すべての年齢で有意な差がみられたことから、調整力やパワーを要する種目では男児が優れていることが明らかとなった13)。これに対して女児は、特に体支持持続時間では6歳前半を除いてすべての年齢で男児を上回っていることから、筋持久力では幼児期では男女差がみられないという傾向2)とは異なり、筋力とバランス14)を要する種目では女児が優れていることが示唆された。
また年代別に比較してみると、1997年と2001年の結果は、どの種目においても男児の方が女児よりも平均値が高く、加齢とともに増加する傾向を示すが、体支持持続時間についてのみ各年齢において女児の方が加齢とともに増加する傾向を示した。筋力や持久力が必要であるのにも関わらず、女児の方が優れていることが明らかになった。また、1997年の結果の方が男女児別に高い平均値であることから、4年前の子ども達よりも最近の子ども達は、筋力や持久力が低下している可能性が示された。
これに対して他の運動種目では、2001年の結果は1997年の結果と同様の発達傾向を示しており、大きな差はみられないが、2001年の結果の方が全体的にみて優れた発達傾向を示していた。今回、調査対象となった幼稚園においては、普段の遊びの中から自然な形で、立ち幅とびができるように環境が設定されているなどの工夫がみられることから、子どもの運動能力の向上においては、保育環境が関連していることが示唆される。
本研究の結果から最近の幼児の運動能力を一般化することは、特に体支持持続時間の結果からも明らかであるように、今回サンプル数が少なかったために、加齢にも関わらず平均値が低下するという逆転現象がみられたことからも困難であるが、これらの点については今後さらにサンプル数を増やす等、検討していくことが課題となった。
5. まとめ
男女児の運動能力(25m走、立ち幅とび、ソフトボール投げ)は、ともに年齢増加と比例して直線的に発達するということが示された。体支持持続時間を除いて、男児が女児よりも全ての年齢において優れているということが示唆された。そして、その能力差は加齢とともに大きくなる傾向がみられた15)。幼児では活動的遊びと関連を持つ25m走、立ち幅とび、ソフトボール投げ等については、男児が女児よりも日常での体験が多く、そのため成績も良いものと考えられた。
●引用文献
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