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ニ. カヌー体験
 体験参加者のみをカヌーに参加させ、団員は昼食のバーベキューの準備に当てた。
 前日の雨は上がり、気温も15度と暖かくなり、全員元気一杯に体験していた。
 全員が検見川浜でカヌーを体験し、順番待ちの班は潮干狩りをして楽しんでいた。30分と20分の体験を各自1回づつ、1人50分の体験を実施した。
 
 
手旗は面白いよ
 
 
結索は難しいなー
 
 
結果・評価 子供会のキャンプは、ロッジや民宿を利用する事が多く、テントの幕営を経験している子供は5人であった。
 資材の搬入、テントの設営から撤収まで、全てを自分達の手で行うキャンプの経験者は皆無であった。
 夕方より雨がぱらつき、夕食の後は本格的に降り出した。防寒対策として防寒着を重ね着しシュラフに入るよう指示した、しかし結果的に寒さが勝り、寒さで寝付かれなかった参加者の方が多かったようだ。
 春先のまだ寒い時期、しかも雨の厳しいキャンプを強いられた参加者が、「海洋少年団のキャンプは大変だけど、すごく楽しい」と言う感想を聞き、厳しい状況下に在ったにも関わらず、主催者として非常に嬉しく、又もっと多くの子供達にも体験させてあげたいと感じました。
 カヌー体験では、移動のバスの中で居眠りをしていた参加者が3〜4名見うけられた、寝不足で注意力散漫となり、沈するのではないかと心配したが、1人の沈も出ずに終了出来、大人も子供も楽しい事に熱中している時は、眠気さえも忘れてしまうものだと改めて感じました。
 幾度と無く経験したキャンプでの雨、連盟より貸与された良質のテントは、かなりの雨にも十分耐え、撤収時の手入れが簡単に済み、時間の節約になりました。







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