(3)休憩施設(レストハウス、レストラン)
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休憩施設には、立ち寄り利用者の休憩を主目的とするレストハウスと飲食提供を主目的とするレストランの2つのパーツにより構成する。 |
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同施設には、マリーナ利用者だけでなく、後述する「和船資料館」への来訪者や地域活動などマリーナ利用以外の目的での来訪者にも気軽に利用可能な動線を確保する(駐車場からの直接利用等)。 |
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また、この施設内に屋外の展望デッキや、飲料、特産品の販売等をおこなう売店施設を整備した交流空間もあわせて整備する。 |
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レストランのメニューについては、主婦グループや生活改善グループの活動と連携したメニューづくりをおこない地域活動との連携をはかる。また、地域の生涯学習グループなどと連携することにより、地場の伝統色の復活や名物料理づくりといった「食」の魅力づくりをはかる。 |
(4)海上タクシー
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伊勢湾、三河湾、遠州灘各地に所在するマリーナ・ヨットハーバー等、さらには、整備がすすめられている中部国際空港を海上から結び、海を使った移動手段の構築。 |
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これにより、当該施設への海上交通による入り込みや、当該施設からの海上交通による別のポイントヘの移動などを可能とし、利用者の利便性を高める。 |
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また、クルージング需要への活用もはかる。 |
(4)海を学ぶ機能(研修センター・芝生広場・親水空間)
(1)プレジャーボート等に関する研修・講習・指導施設(海洋レジャー研修センター)
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プレジャーボート等の安全航行や小型船舶免許取得に関する研修・講習などを実施する場として「海洋レジャー研修センター」を整備する。 |
(2)海の学習の場の提供
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上述の「海洋レジャー研修センター」では、プレジャーボート等に関する研修・講習での利用以外に、マリーナ利用者だけでなく、広く市民に海の学習の機会を提供する場としての活用をはかる。 |
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この際のメニューとしては、「青少年に対する海事教育の推進」や「高齢者、身体障害者などへのプレジャーボートの体験・利用機会の拡大」などが考えられる。 |
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さらに、単に「海」に関するものだけでなく、陸域全体もふまえた体験機会の場を提供していく際の拠点としての活用をはかる。 |
「海」を中心としたメニュー |
「陸域」まで含めたメニュー |
総合マリンスポーツイベント/乗船体験/フィッシングイベント/漁体験/クッキング/その他 環境、遊び、食に関するもの など |
軽スポーツ/自然観察・体験/クラフト/その他 音楽、展示会、マーケット など |
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(5)関連地場産業等振興機能
(1)観光漁業施設
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マリーナを拠点として伊勢湾の豊かな水産資源を体験することを可能とするため、観光漁業施設を併設する。 |
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当該施設に関しては、基本的にはマリーナに備え付けられる施設・設備を活用することで運用は可能。 |
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各種メニュー・商品開発をすすめる必要がある。 |
(2)水産物直販施設
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先述した休憩施設内に併設して、地場産品の直販施設を設置する。 |
図 宇治山田港湾周辺のフィッシングポイント
(拡大画面:185KB) |
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(資料) |
「伊勢ゴーリキマリンビレッジ」パンフレットより |
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