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平成14年度事業報告書

 事業名 基盤整備(観光資源の保護支援)
 団体名 日本ナショナルトラスト  


II 保護事業
1 文化財取得保護計画
(1)動態保存車両(トラストトレイン)の運行と定期点検等〔静岡県大井川鉄道〕
 4月〜11月に毎月1回の土曜日に営業運転を行い、今年は15周年の記念ヘッドマークを作成し、装着して運行を行った。車両の法定検査、ボイラー、重要部等の検査及び古河電池(株)よりバッテリーの寄贈を受け、交換を実施した。また、鉄道サークルによる車両の修理・清掃などのボランティア活動や8月には親子SL教室を開催した。
乗車人数1,326人
 
(2)名勝旧大乗院庭園保存整備と管理運営〔奈良県奈良市〕
 発掘調査を進め、遺構の確認と保存整備を大々的に実施。また、樹木剪定などの管理事業を実施した。今年度は西日本旅客鉄道株式会社の保養所「大乗苑」の建物部分を含め、敷地を奈良市が取得し公有化することが決定し、これに伴い前段として、この部分を名勝として追加申請した。
*文化庁等補助事業
 
(3)東京都名勝旧安田楠雄邸庭園の修復と管理運営〔東京都文京区〕
 昨年度より継続している庭園・建物の調査を進めながら実施設計を行なうとともに、樹木剪定などの管理事業を実施した。また、3月1日には安田家より寄贈をされた永徳斉作といわれる雛人形を展示し、「ひな祭り」を開催した。
*東京都・文京区補助事業
 
(4)白川郷合掌造民家〔岐阜県白川村〕
 旧寺口家の建物を白川村に貸与し、白川村在住の高齢者による「じば工房」として作品の展示活用を行い、公開した。また、消火器を交換するなど防火対策を強化し、水周りなどの修理も行った。
 
(5)旧駒井家住宅の修復・管理事業(京都府京都市)
 保護管理委員会を発足し、建物・庭園・資料などの調査研究をはじめ、将来の保護管理、活用計画策定のための調査を実施した。
 
2 その他の保護事業
(1)天心遺跡記念公園・天心墓地の保護管理〔茨城県北茨城市〕
 公園内や墓地の清掃など管理事業を実施し、さらに竹垣の修復、墓地周辺の危険木の伐採を行った。
 また、講演会「岡倉天心の詩精神」、天心を偲ぶ茶会及び展覧会「天をほどく川又南岳書展」などを開催し、積極的に活用を行った。
*茨城県北茨城市補助事業
 
(2)巻機山の景観保全〔新潟県塩沢町〕
 特定非営利活動法人日本国際ワークキャンプセンターと共催で「国際ワークキャンプ塩沢」の実施と巻機山ボランティアーズが実施する植生復元事業への支援を行なった。
 
3 ヘリテイジセンターの建設及び管理運営
(1)葛城の道歴史文化館〔奈良県御所市〕
 地域の方のボランティアによって管理運営されている。「葛城古道を歩く会」等イベントを共催した。
入館者数 8,539人
 
(2)飛騨の匠文化館〔岐阜県古川町〕
 古川の町づくりの拠点として、当財団の調査をもとに平成元年に飛騨の匠の技を結集して完成した飛騨の匠文化館は、建築関係者をはじめ、専門家を中心に一度は訪れたい所として、定着しつつある。来館者もすでに37万人を超え、リピーターも増えている。今年は、全国鳴き砂ネットワークの活動紹介展を開催した。
入館者数 70,590人
 
(3)白川郷合掌文化館(旧松井家)〔岐阜県白川村〕
 当財団の会員からなる白川BOXによる建物の修理、清掃を行なうとともに夏季に開館し、各種イベントを開催した。
入館者数 1,500人
 
(4)名勝大乗院庭園文化館〔奈良県奈良市〕
 名勝旧大乗院庭園に隣接する名勝大乗院庭園文化館は、館からの眺望がすばらしく、奈良を訪れる観光客の人気スポットとなっている。今年もならまち振興財団からの受託事業として庭園に関する資料の展示及び財団法人日本ナショナルトラスト展として毎年実施。今年は「名勝旧大乗院庭園の歴史を掘る」をテーマに開催した。
入館者数 45,263人
 
(5)長浜鉄道文化館〔滋賀県長浜市〕
 琵琶湖の舟運と鉄道の要衝として栄えた地域の歴史、文化や関連の資料を展示している長浜鉄道文化館は、一昨年の開館以来、来館者がすでに13万人を超えた。今年は琵琶湖舟運と鉄道の歴史資料等の展示と企画展として「高橋弘写真展」を開催し、北陸本線を走る往時の蒸気機関車の写真を展示した。また、8月5日〜10月7日まで特別展示「海外の保存鉄道・白川淳」を開催し、それぞれ好評を博した。
入館者数 41,966人
 
(6)琴引浜鳴き砂文化館の管理運営〔京都府網野町〕
 平成14年10月に当財団の6番目のヘリテイジセンターとして開館した。鳴き砂(鳴り砂)の浜として有名な琴引浜を望む高台に、吉田桂二氏の設計により、丸太を多用した木造の建物である当文化館は、観光客にも好評を博しており、全国や世界の鳴き砂保存の拠点としての活用を行った。
入館者数 約6,000人
 
(7)北陸線電化記念文化館の建設(滋賀県長浜市)
 日本最古の駅舎として知られる旧長浜駅舎、当財団のヘリテイジセンター長浜鉄道文化館に隣接して鉄道保存車両の展示場を建設することによって、かつて鉄道の町として繁栄した長浜の歴史を活かしたまちづくりの拠点として一帯の整備を進め、平成15年7月に開館する予定。
*(財)日本宝くじ協会助成事業
 
(8)北陸線電化記念文化館の建設に伴う周辺整備事業(滋賀県長浜市)
 静態保存するD51形蒸気機関車の修復及び西日本旅客鉄道株式会社から当財団に寄贈されることが決定したED70交流用電気機関車の展示用軌道の設置と架線を設けた。
*滋賀県長浜市よりの負担金事業
 
4 ボランティア活動の推進
 
(1)トラストトレイン
 今年も4月から12月までの年8回の運転日に運転前の清掃や車内での案内のボランティア活動をおこなった。なお、今年から蒸気機関車の運転前の準備作業などのお手伝いを行った。また、8月24日の運転日には、第5回SL保存ボランティア、親子SL教室などを開催し、好評を博した。
<運転日>4月20日、5月25日、6月22日、7月13日、8月24日、9月28日、10月19日、11月30日(いずれも土曜日)
 
(2)白川郷合掌造り民家
 4月20日に白川BOXの会員を中心に白川郷合掌文化館の屋根補修の差茅などの活動を行った。
 
(3)巻機山景観保全ボランティア
 8月23日〜26日の夏季活動と9月16日〜18日の秋季活動の2回のボランティアを募集し、種子の採取や植生の復元等の活動を行った。
 
(4)旧安田楠雄邸清掃ボランティア
 4月5日に民家・町並みサークルが、11月15日に文京たてもの応援団が中心となって実施した。また、文京たてもの応援団がイベントの開催にあわせて12月、2月、3月に清掃を行なった。
 
(5)駒井家住宅ボランティア
 毎週金曜日の午前中を中心にボランティアを募集し、邸内及び庭園の整備を行なった。







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