(7)コミュニティバスの車両台数
1)車両台数
コミュニティバスの車両台数は、「2台(30.7%)」、「1台(27.3%)」が多く、1〜2台で約半数を占める。
人口規模別にみると、人口規模の大きい自治体ほど車両導入台数は多くなる。
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図2-5 コミュニティバスの車両台数
2)スロープ及びリフト付車両導入率
車いす使用者が乗車できるスロープ付車両導入率は25.6%、同リフト付車両導入率は17.0%となっている。
人口規模の大きい自治体ほどスロープ及びリフト付車両の導入率は高い。
表2-12 スロープ及びリフト付車両導入率
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表2−13 スロープ付及びリフト付車両導入台数
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1台 |
2台 |
3台 |
4台 |
5〜9台 |
10台以上 |
回答自治体数 |
スロープ付車両 |
26.7% |
28.9% |
11.1% |
15.6% |
15.6% |
2.2% |
45 |
リフト付車両 |
30.0% |
33.3% |
20.0% |
3.3% |
10.0% |
3.3% |
30 |
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(8)コミュニティバスの運賃、利用資格
1)運賃
運賃制度は、「均一制」が約半数を占める。
障害者・高齢者に対する割引は、「無料」+「割引」で半数以上を占める。
表2−14 運賃制度
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均一制 |
その他 |
回答自治体数 |
合計 |
0.521 |
0.479 |
167 |
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<その他の内訳> |
・全ての利用者が無料(33件) |
・対キロ制 |
・小学生以下無料 |
・中学生以下無料 |
・1日券 等 |
表2−15 割引状況
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障害者、高齢者無料 |
高齢者、障害者割引 |
その他 |
回答自治体数 |
合計 |
33.3% |
0.216 |
0.451 |
51 |
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<その他の内訳> |
・高齢者のみ割り引き(シルバー定期等) |
・障害者無料、高齢者100円 |
・障害者のみ半額 |
・障害者、小学生(小児)50円 |
・介助者無料 |
・障害者全区間100円(通常、100〜300円) 等 |
2)利用資格
コミュニティバスの利用資格は、「条件なし」が約9割を占めている。
表2−16 コミュニティバスの利用資格(複数回答)
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障害者 |
高齢者 |
児童・生徒 |
地域居住者 |
条件なし |
回答自治体数 |
合計 |
4.5% |
9.5% |
1.1% |
8.9% |
85.5% |
179 |
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(9)コミュニティバスの利用者数
コミュニティバスの月間利用者総数は、千人未満/月で約25%、千〜5千人未満/月で約4割となっている。
サンプル数は少ないが、人口1万人未満の自治体が運行するコミュニティバスの利用者数は、千人未満/月で約6割を占め、1ヵ月の利用者が200人未満の自治体も13.0%ある。
表2-17 コミュニティバスの月間利用者総数
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(10)コミュニティバス運行方法の工夫
運行方法の工夫は、「特になし」と回答した自治体が55.8%と最も多い。
工夫の内容で最も多かったのは「フリー乗降(25.6%)」で、特に人口1万人未満の主に過疎地域のコミュニティバスでは約半数の自治体がフリー乗降を導入している。
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人口 |
10万人以上(40) |
3〜10万人未満(93) |
1万人未満(23) |
15.0% |
24.7% |
47.8% |
2.5% |
6.5% |
8.7% |
20.0% |
10.8% |
8.7% |
62.5% |
58.1% |
34.8% |
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図2-6 コミュニティバスの運行方法の工夫
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