37 オーソバ
ORSOVA(イギリス)
1954年建造・28,790総トン
オリエント・ラインのイギリス〜オーストラリア間定期客船として建造され、P&Oラインのオーストラリア航路船アーカディア Arcadiaと同じ日に進水した。この種の大型船でマストを撤廃した最初のもの。1974年に解体された。
(1987年6月15日作画)
38 オリアナ
ORIANA(イギリス)
1960年建造・41,915総トン
従来のオリエント・ライナーの速力を5ノットも上回る高速をもって、イギリス〜オーストラリア間の所要日数を大幅に短縮することを目的に造られた客船。イギリス客船として初めて球状船首をもち、サイド・スラスターを装備するなどの新機軸を備えていた。特異な上部構造は、完成当時に大きな話題を呼んだ。
(1972年11月6日作画)
39 クイーン・エリザベス2世
QUEEN ELIZABETH II(イギリス)
1969年建造・65,863総トン
全長294メートルの巨大客船はスコットランドの造船所で建造されたが、海運国イギリスが誇る世界最大の豪華客船で、クルーズと大西洋横断航路の両方に使えるように設計されている。船内はレストラン、社交場、劇場、プールなどが配置され「浮かぶホテル」といわれるように設備が整っている。
(1978年4月作画)
40 スピリット・オブ・ロンドン
SPIRIT OF LONDON(イギリス)
1972年建造・17,370総トン
もとの設計では傾斜型であったマストと煙突が、直立式に直され、全体的に流線感を少なくするように修正された。北米西岸を起点として、メキシコやアラスカ方面のクルーズに従事している。
(1977年10月6日作画)
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